嘘と真
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ー大食堂ー
「1日中掃除してもうクタクタなんだゾー…
それなのに、これから窓拭き100枚だなんて…」
「これに懲りたら大人しくしなよ」
「それにしてもあのエースってヤツ、遅いんだゾ
オレ様を待たせるとはいい度胸だ!イライラ!」
「椿も遅いね」
『おれはここだぞ』
「「うわっ!」」
「急に現れるんじゃねーんだゾ!」
「び、びっくりしたぁー」
『んで、エースいねぇのか?
おれが声かけてやったら先行くって言ってたが』
「まだ来てないよ」
『はぁ?』
「と、とりあえずもう少し待ってみよう!」
それから数分経ってもエースは姿を現さなかった
「………いくらなんでも遅すぎるんだゾ!?」
『アイツ逃げたんか』
「探しに行ってみよう!」
「罰をオレ様たちだけに任せて逃げるなんて許さないんだゾ!」
『探すのもめんどくせーが、確かに一人だけ掃除免れるっつーのも腹が立つしな』
「行くぞユウ、椿!
エースを取っ捕まえて窓掃除させてやるんだゾ!」
ー教室ー
「オラァ!エースはどこだ!隠し立てするとただじゃおかねーんだゾ!
……ってもう誰もいないー!?」
「いいや、私がいるよ」
「ふぎゃー!絵がしゃべった!?」
『グリム、しゃべる絵はこの学校じゃ珍しくないぞ』
「肖像画には口があるんだから、おしゃべりもするってものさ
普通のことだろう?」
「普通、絵はしゃべらないと思うけどな…」
「君の“普通”と私の“普通”は違う
個性は尊重しあってこそだ、そうだろう?
それで?君たち誰かを探しているのかい?」
「エースってヤツを探してるんだゾ
顔にハートが描いてある、もさもさ頭のヤツ!」
「ああ、知っているとも。今日から入ってきた新入生だね
彼なら君が教室を出た後に教室に戻ってきて、少し前に寮へ戻っていったようだけど…」
『あの野郎、おれに嘘ついたのか!ふざけんじゃねぇ!くっそ、こうなるならあんとき魔法使っとけば…』
「やっぱり逃げやがったんだゾ!どっちに行ったかわかるか!?」
「寮への扉は東校舎の奥さ」
「ユウ、椿、追いかけるんだゾ!」
「うん、早く行こう
…って椿足早っ!」
「もう見えねーんだゾ…」
「1日中掃除してもうクタクタなんだゾー…
それなのに、これから窓拭き100枚だなんて…」
「これに懲りたら大人しくしなよ」
「それにしてもあのエースってヤツ、遅いんだゾ
オレ様を待たせるとはいい度胸だ!イライラ!」
「椿も遅いね」
『おれはここだぞ』
「「うわっ!」」
「急に現れるんじゃねーんだゾ!」
「び、びっくりしたぁー」
『んで、エースいねぇのか?
おれが声かけてやったら先行くって言ってたが』
「まだ来てないよ」
『はぁ?』
「と、とりあえずもう少し待ってみよう!」
それから数分経ってもエースは姿を現さなかった
「………いくらなんでも遅すぎるんだゾ!?」
『アイツ逃げたんか』
「探しに行ってみよう!」
「罰をオレ様たちだけに任せて逃げるなんて許さないんだゾ!」
『探すのもめんどくせーが、確かに一人だけ掃除免れるっつーのも腹が立つしな』
「行くぞユウ、椿!
エースを取っ捕まえて窓掃除させてやるんだゾ!」
ー教室ー
「オラァ!エースはどこだ!隠し立てするとただじゃおかねーんだゾ!
……ってもう誰もいないー!?」
「いいや、私がいるよ」
「ふぎゃー!絵がしゃべった!?」
『グリム、しゃべる絵はこの学校じゃ珍しくないぞ』
「肖像画には口があるんだから、おしゃべりもするってものさ
普通のことだろう?」
「普通、絵はしゃべらないと思うけどな…」
「君の“普通”と私の“普通”は違う
個性は尊重しあってこそだ、そうだろう?
それで?君たち誰かを探しているのかい?」
「エースってヤツを探してるんだゾ
顔にハートが描いてある、もさもさ頭のヤツ!」
「ああ、知っているとも。今日から入ってきた新入生だね
彼なら君が教室を出た後に教室に戻ってきて、少し前に寮へ戻っていったようだけど…」
『あの野郎、おれに嘘ついたのか!ふざけんじゃねぇ!くっそ、こうなるならあんとき魔法使っとけば…』
「やっぱり逃げやがったんだゾ!どっちに行ったかわかるか!?」
「寮への扉は東校舎の奥さ」
「ユウ、椿、追いかけるんだゾ!」
「うん、早く行こう
…って椿足早っ!」
「もう見えねーんだゾ…」