空色の瞳
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ケイ「この店のことを少し話しておこう
店の名は“スターレス”、ショーレストランだ
ステージでのショーを観ながら食事が出来る
君たちを最初に案内したのは、店のホールフロア
俺たちはステージに乗るキャストであり、同時にホールスタッフでもある
休業していたところを、この場所に移転して再開したのだが…」
廊下の先から言い争う声がした
運営「だ、ダメですってば、社長はマズいですって~」
ミズ「なに止めてんだよ運営!
あのおっさんより前にぶん殴ってほしいのかよ?」
運営「えっいやですよ~
モクレンさん、とめてくださいよ~!」
モク「やらせたらいいだろ」
運営「そ、そんなぁ~」
ケイ「先に奴らの名前だけ教えておこう
噛みついている狂犬がミズキ
傍観しているのがモクレン
扱いはそう難しくない
君ならすぐ慣れるだろう
では少し時間を貰う
あやつらに首輪をつけてくる」
私たちに一言言って三人の元へ歩いていった
ケイ「いい加減にするがいい」
ミズ「あっケイ!てめぇもハセヤマもぶちのめす!」
ケイ「やめておけ、貴様では無理だ
羽瀬山を殴ることも益はない
貴様はその手でこの店を潰したいのか?」
ミズ「ハァ?何言ってんだよ
“スターレス”は潰れねぇし」
モク「やるだろうね
思い入れなんてないだろうし」
ケイ「ならばなぜミズキをけしかけた」
モク「とめるのは面倒だし、オーナーが気にくわない」
ケイ「貴様が踊るためにはこの店が必要だぞ」
モク「…それもそうか
ミズキ、オーナーに手を出すのはやめておけ」
ミズ「なんだよ、おまえさっきまでいいって言ってたじゃん!」
モク「おまえはどうなってもいいが、店がなくなっては困る」
ミズ「だからなくならねーって」
モク「なくなる
私たちはこの半年十分にその恐怖を味わった」
ミズ「……うるせぇよ
うるせー、うるせー、うるせー!
なくならない!この店はなくならねーんだよ!」
ケイ「なくさないために俺が来た
この店を守るために貴様らにとってこの店が必要なら彼女を女神とあがめるがいい」
モク「彼女って?」
ケイに追い付いた私は話の流れを察し早希の背中を押しミズキをモクレンの目の前に差し出した
ミズ「ひょっとしてこの女?」
早希「ちょ、ちょっと椿…!
冗談ですよね?」
ケイ「君以外に誰がいる、早希
俺は君のためにこの“スターレス”を守りにきた」
モク「店をリニューアルオープンさせたのもその“女神”のためか?」
ケイ「そうだ」
モク「ふーん。それならよろしく早希
バクステにいつでも顔だして」
ミズ「なんでだよ!ぜんぜん関係ねー女じゃん」
『狂犬は黙って言うこと聞いてれば?犬みたいにさ』
ミズ「あンだと、この女ぶちのめす!」
『やってみなよ、わんちゃん』
ケイ「ミズキやめろ、彼女は椿スターレスのピアニストとして雇うことになった
椿も誰にでも喧嘩を売るな」
『だって早希に女、女って失礼なんだもーん』
ミズ「ピアニストだぁ?ンなもんスターレスには必要ねぇ!」
『あんたがどう言おうともう雇われたから』
モク「ピアニストね
ねぇ君ダンスナンバーも弾ける?」
『当たり前でしょ』
モク「ふーん。今度弾いてよ
君のピアノに合わせて踊ってみたい」
『いいよ、私もあんたのダンス観てみたいし』
モク「是非期待していてくれ
あと君、ケイに言ってくれないか
シャワールームが調子悪いって」
モクレンはケイに言うように早希に指示した
早希「あ、あの、ケイさん
シャワールームが調子悪いって」
ケイ「…仕方ない
羽瀬山に善処させよう」
モク「ミズキ、こういうことだ」
『上手いこと考えるねモクレン
…そのやり方は気にくわないけど』
ミズ「どういうことだよ?」
モク「お前はバカか
この人を通せばケイが操れる」
ミズ「あっそっか!すげー!」
『ちょっと狂犬、早希に変なこと言ったら許さないから』
ミズ「お前には関係ねーだろ」
モク「バクステが貧弱すぎてステージに支障が出るなんて耐えられない
この願いのために私はどんな代償でも支払おう」
早希「えええええ!無理ですよ、そんな!」
ミズ「わがまま言わずに来ればいいんだよ
来ねーってんなら迎えに行ってやる
引きずってでも連れてくからな!」
早希「それなんか違います!」
『丁重に扱いなよ、わんちゃん
あぁ、わんちゃんだから人語理解できないのか』
ミズ「やっぱお前ぶっ潰す!!」
早希「椿!煽らないで!!
ケイさん止めてください!」
ケイ「ミズキやめろ
しかし、貴様の提案には賛成だ
毎日でも通ってきてくれ
運営、彼女にバックステージパスを
いつでも彼女の要望に応えるように
彼女が俺たちを応援しやすい環境を整え、そのために奉仕しろ」
運営「えっ!僕がですか!」
ケイ「貴様以外に誰がいる
この“スターレス”には彼女の存在が不可欠だ
貴様らが思っている以上に
ーそして、君が考えている以上にな」
こうして二人はこの“スターレス”に足を運ぶことになる
それが自分たちの運命を変えることになるとは知らずに
店の名は“スターレス”、ショーレストランだ
ステージでのショーを観ながら食事が出来る
君たちを最初に案内したのは、店のホールフロア
俺たちはステージに乗るキャストであり、同時にホールスタッフでもある
休業していたところを、この場所に移転して再開したのだが…」
廊下の先から言い争う声がした
運営「だ、ダメですってば、社長はマズいですって~」
ミズ「なに止めてんだよ運営!
あのおっさんより前にぶん殴ってほしいのかよ?」
運営「えっいやですよ~
モクレンさん、とめてくださいよ~!」
モク「やらせたらいいだろ」
運営「そ、そんなぁ~」
ケイ「先に奴らの名前だけ教えておこう
噛みついている狂犬がミズキ
傍観しているのがモクレン
扱いはそう難しくない
君ならすぐ慣れるだろう
では少し時間を貰う
あやつらに首輪をつけてくる」
私たちに一言言って三人の元へ歩いていった
ケイ「いい加減にするがいい」
ミズ「あっケイ!てめぇもハセヤマもぶちのめす!」
ケイ「やめておけ、貴様では無理だ
羽瀬山を殴ることも益はない
貴様はその手でこの店を潰したいのか?」
ミズ「ハァ?何言ってんだよ
“スターレス”は潰れねぇし」
モク「やるだろうね
思い入れなんてないだろうし」
ケイ「ならばなぜミズキをけしかけた」
モク「とめるのは面倒だし、オーナーが気にくわない」
ケイ「貴様が踊るためにはこの店が必要だぞ」
モク「…それもそうか
ミズキ、オーナーに手を出すのはやめておけ」
ミズ「なんだよ、おまえさっきまでいいって言ってたじゃん!」
モク「おまえはどうなってもいいが、店がなくなっては困る」
ミズ「だからなくならねーって」
モク「なくなる
私たちはこの半年十分にその恐怖を味わった」
ミズ「……うるせぇよ
うるせー、うるせー、うるせー!
なくならない!この店はなくならねーんだよ!」
ケイ「なくさないために俺が来た
この店を守るために貴様らにとってこの店が必要なら彼女を女神とあがめるがいい」
モク「彼女って?」
ケイに追い付いた私は話の流れを察し早希の背中を押しミズキをモクレンの目の前に差し出した
ミズ「ひょっとしてこの女?」
早希「ちょ、ちょっと椿…!
冗談ですよね?」
ケイ「君以外に誰がいる、早希
俺は君のためにこの“スターレス”を守りにきた」
モク「店をリニューアルオープンさせたのもその“女神”のためか?」
ケイ「そうだ」
モク「ふーん。それならよろしく早希
バクステにいつでも顔だして」
ミズ「なんでだよ!ぜんぜん関係ねー女じゃん」
『狂犬は黙って言うこと聞いてれば?犬みたいにさ』
ミズ「あンだと、この女ぶちのめす!」
『やってみなよ、わんちゃん』
ケイ「ミズキやめろ、彼女は椿スターレスのピアニストとして雇うことになった
椿も誰にでも喧嘩を売るな」
『だって早希に女、女って失礼なんだもーん』
ミズ「ピアニストだぁ?ンなもんスターレスには必要ねぇ!」
『あんたがどう言おうともう雇われたから』
モク「ピアニストね
ねぇ君ダンスナンバーも弾ける?」
『当たり前でしょ』
モク「ふーん。今度弾いてよ
君のピアノに合わせて踊ってみたい」
『いいよ、私もあんたのダンス観てみたいし』
モク「是非期待していてくれ
あと君、ケイに言ってくれないか
シャワールームが調子悪いって」
モクレンはケイに言うように早希に指示した
早希「あ、あの、ケイさん
シャワールームが調子悪いって」
ケイ「…仕方ない
羽瀬山に善処させよう」
モク「ミズキ、こういうことだ」
『上手いこと考えるねモクレン
…そのやり方は気にくわないけど』
ミズ「どういうことだよ?」
モク「お前はバカか
この人を通せばケイが操れる」
ミズ「あっそっか!すげー!」
『ちょっと狂犬、早希に変なこと言ったら許さないから』
ミズ「お前には関係ねーだろ」
モク「バクステが貧弱すぎてステージに支障が出るなんて耐えられない
この願いのために私はどんな代償でも支払おう」
早希「えええええ!無理ですよ、そんな!」
ミズ「わがまま言わずに来ればいいんだよ
来ねーってんなら迎えに行ってやる
引きずってでも連れてくからな!」
早希「それなんか違います!」
『丁重に扱いなよ、わんちゃん
あぁ、わんちゃんだから人語理解できないのか』
ミズ「やっぱお前ぶっ潰す!!」
早希「椿!煽らないで!!
ケイさん止めてください!」
ケイ「ミズキやめろ
しかし、貴様の提案には賛成だ
毎日でも通ってきてくれ
運営、彼女にバックステージパスを
いつでも彼女の要望に応えるように
彼女が俺たちを応援しやすい環境を整え、そのために奉仕しろ」
運営「えっ!僕がですか!」
ケイ「貴様以外に誰がいる
この“スターレス”には彼女の存在が不可欠だ
貴様らが思っている以上に
ーそして、君が考えている以上にな」
こうして二人はこの“スターレス”に足を運ぶことになる
それが自分たちの運命を変えることになるとは知らずに