空色の瞳ー番外編ー
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スターレスの閉店作業の後、私は少し残って作曲をしていた
Kの曲をケイから依頼されたのは一週間前、だけど未だに一節も書けなかった
白紙の楽譜を見てため息を溢した
あぁ、スランプだ…
銀星「椿?まだやってるのか?」
『あ、銀星
ごめんもうお店閉めないとだよね
今準備するよ』
銀星「いや、大丈夫
俺ももう少しだけ練習していくから
終わったらまた声かける」
『銀星まだやるの?昨日も遅くまでやってたって聞いたよ
大丈夫?体壊さないでよ?』
銀星「大丈夫だよ、それにまだステップがあやふやな所があって今日中にモノにしたいからさ」
『ふーん、私から見たら完璧なんだけど
銀星はまだあやふやなんだね』
銀星「うん、気を付けないとステップ踏み間違えそうになる」
『そっか、銀星も頑張ってね』
銀星「あぁ、椿も頑張って」
銀星はそう言うと私の頭を撫でて手に持っていた未開封の水を渡してくれた
『……銀星ってイケメンだよね』
銀星「え、急に何?
俺、イケメンとか言われるの好きじゃないんだけど…」
『あぁ、うん知ってるよ
私が言いたかったのは外見の話だけじゃなくて銀星の心の話』
銀星「俺の心?」
『うん、銀星って凄くストイックだと思うの
自分に厳しいけど、私や早希のことは甘やかしてくれる
そういう優しさも持ち合わせてる
心は見た目に現れるものなんだよ、銀星』
銀星「えっと、つまり…?」
『心がイケメンだから見た目もイケメンなのです
私は銀星の見た目も好きだけど、何よりも銀星の心が好きだよ!』
銀星「…っ!?」
笑って言うと銀星は口元を隠して少し俯いてしまった
『銀星?…やっぱりイケメンって言われるの嫌だったよね、ごめん』
銀星「いや、あの、違くて…
えっと、そのー椿にイケメンって言われるの、ちょっと…嬉しいかな」
『え、ほんと?じゃあこれからもっと言おうかなー
よっ銀星のイケメン!』
銀星「…それは違う」
『え、まじか』
ー銀星sideー
俺の心が好き
そう言われた瞬間心臓がドクンと高鳴った
今までの女の子は俺の外見だけで全てを決めつける子が多かった
けど、俺の心を知ろうとしてくれたのは椿、アンタが初めてかもしれない
俺の心臓がこんなに、高鳴ったのも初めてだ
椿の笑顔が眩しくてまた心臓が高鳴った
あぁ、これはきっと恋、なのだろう
言葉一つで落ちてしまったのか俺は
いやきっかけはきっと他にもあったんだろう
俺を見付けて嬉しそうに近寄る姿とか、美味しそうにオムライスを頬張る姿とか、子供っぽい屈託のない笑みとか
あげるとキリがない
思い出せば彼女との出会いは良いものとは言い難い
スケコマシと言われたのも今ではいい思い出だと思う
最初っから嘘の無い彼女だからこそこんなに惹かれるのだろうか
考えてもわからない
誰かが言ってた
恋愛は考えるもんじゃない、感じろって
今は彼女に恋をした理由よりも椿を彼女にする方法を探さないとな
Kの曲をケイから依頼されたのは一週間前、だけど未だに一節も書けなかった
白紙の楽譜を見てため息を溢した
あぁ、スランプだ…
銀星「椿?まだやってるのか?」
『あ、銀星
ごめんもうお店閉めないとだよね
今準備するよ』
銀星「いや、大丈夫
俺ももう少しだけ練習していくから
終わったらまた声かける」
『銀星まだやるの?昨日も遅くまでやってたって聞いたよ
大丈夫?体壊さないでよ?』
銀星「大丈夫だよ、それにまだステップがあやふやな所があって今日中にモノにしたいからさ」
『ふーん、私から見たら完璧なんだけど
銀星はまだあやふやなんだね』
銀星「うん、気を付けないとステップ踏み間違えそうになる」
『そっか、銀星も頑張ってね』
銀星「あぁ、椿も頑張って」
銀星はそう言うと私の頭を撫でて手に持っていた未開封の水を渡してくれた
『……銀星ってイケメンだよね』
銀星「え、急に何?
俺、イケメンとか言われるの好きじゃないんだけど…」
『あぁ、うん知ってるよ
私が言いたかったのは外見の話だけじゃなくて銀星の心の話』
銀星「俺の心?」
『うん、銀星って凄くストイックだと思うの
自分に厳しいけど、私や早希のことは甘やかしてくれる
そういう優しさも持ち合わせてる
心は見た目に現れるものなんだよ、銀星』
銀星「えっと、つまり…?」
『心がイケメンだから見た目もイケメンなのです
私は銀星の見た目も好きだけど、何よりも銀星の心が好きだよ!』
銀星「…っ!?」
笑って言うと銀星は口元を隠して少し俯いてしまった
『銀星?…やっぱりイケメンって言われるの嫌だったよね、ごめん』
銀星「いや、あの、違くて…
えっと、そのー椿にイケメンって言われるの、ちょっと…嬉しいかな」
『え、ほんと?じゃあこれからもっと言おうかなー
よっ銀星のイケメン!』
銀星「…それは違う」
『え、まじか』
ー銀星sideー
俺の心が好き
そう言われた瞬間心臓がドクンと高鳴った
今までの女の子は俺の外見だけで全てを決めつける子が多かった
けど、俺の心を知ろうとしてくれたのは椿、アンタが初めてかもしれない
俺の心臓がこんなに、高鳴ったのも初めてだ
椿の笑顔が眩しくてまた心臓が高鳴った
あぁ、これはきっと恋、なのだろう
言葉一つで落ちてしまったのか俺は
いやきっかけはきっと他にもあったんだろう
俺を見付けて嬉しそうに近寄る姿とか、美味しそうにオムライスを頬張る姿とか、子供っぽい屈託のない笑みとか
あげるとキリがない
思い出せば彼女との出会いは良いものとは言い難い
スケコマシと言われたのも今ではいい思い出だと思う
最初っから嘘の無い彼女だからこそこんなに惹かれるのだろうか
考えてもわからない
誰かが言ってた
恋愛は考えるもんじゃない、感じろって
今は彼女に恋をした理由よりも椿を彼女にする方法を探さないとな