空色の瞳
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今朝、親友である早希から電話があった
どうやら朝ポストを覗いたら真っ黒な封筒が届いていて中には黒いカードとフライヤーが一枚
フライヤーには店の名前が記されていた
ーーーーStarlessと
早希「黒い封筒に黒いカード…
いったいなんだろう」
『送り間違えとかかな…?』
早希「でも私の名前が書いてあるよ」
ケイ「そう、その黒い封筒は君への招待状だ
ようやく会えたな、早希」
私たちの会話に混ざってきたのは身長が高くて鋭い碧い瞳の男性だった
早希「え、あ、は、はい…?
いったい、どなたですか…?」
ケイ「俺のことは、どうかケイと呼んでくれ
君を迎えに来た」
『迎えに来たって…早希の知り合い?』
早希「知らないよっ。わたしたち、初対面ですよね?」
ケイ「君が俺を警戒するのもむべなるかな
今は無理強いもできまい
いつでも俺の元に来るがいい
いつでも君を迎えよう
では、また後で」
言うことだけ言ってすぐ去ってしまった
早希「いったいなんなの、あの人…」
『早希のこと知ってる風だったけど、本当に知り合いじゃないの?』
早希「本当に知らないってば…」
先程の男性について話していると後ろから女の人が早希にぶつかってきた
早希「うわっ、いたたた…」
『早希っ大丈夫!?』
女1「あっごめんなさーい、ぶつかっちゃった!
痛かったですよね、病院行きましょう!」
早希「え?あ、だ、大丈夫です、そこまでじゃないんで…」
やんわりと断った早希だったが女の人は強引に早希を連れていこうとする
女1「遠慮なんてしないで、ほら、早く」
早希「大丈夫ですったら!うわっ腕、離してください!」
『ちょっと、アンタ強引すぎるよ!離して!
早希、こっち!逃げるよ!!』
早希の腕をつかんでいた腕を捻りあげ、早希の手を繋ぎ走り出す
女1「いったぁ!あ、逃げるな!待て!」
女2「ちょっと何やってんのバカ!
絶対に逃がさないで!」
なんで早希が追いかけられているのか
本人も身に覚えがないようだけど…
とにかくあいつらに捕まったらただでは済まない予感がする
今は逃げることが先決だろう
早希「椿、こっちで大丈夫なのっ!?」
『わかんないけど、とりあえず今は走って!』
なんとか路地を抜け女達が少し遠くに見える
早希「はぁ、はぁ、もう走れない…」
『大丈夫?息を整えて
あ、あそこの階段の影!』
階段の影に居たのは先程の男性だった
ケイ「だから言っただろう、君は俺の元に来ると」
早希「あなたは…!」
ケイ「かくまおうか。それとも直接対決がお好みか?」
いかにも怪しい男だが早希に危害を加える様子はない
ここは早希の判断に任せよう
早希「えっあ、あの…かくまってください!」
ケイ「君がそう望むなら
早希の友人もこちらへ」
ケイという人にしばらくかくまってもらい、早希を追っていた女達は諦めたようだった
ケイ「凶悪そうな連中であったな
逃げてきたのは慧眼といえる」
早希「は、はぁ…あの、こちらこそかくまってくださってありがとうございました」
『私も一緒にかくまってくださってありがとうございます』
ケイ「走り回って疲れただろう
二人とも、休息を取っていけ
さぁ入るがいい」
早希「ここはいったい
何かのお店…?」
ケイ「ようこそ、ショーレストラン“スターレス”へ
君を迎えることができて大変嬉しく思っている
ここは君のための店だ
君を守る為にある」
スターレス…
早希が電話で言っていたフライヤーに記されていた名前
『早希を守るため…?』
早希「え、えっと…何を言ってるんですか?」
ケイ「こちらへ」
ケイに案内された場所はステージだった
早希「わぁ…!ステージ…?」
『早希、上見て!大きな骨がある!』
早希「本当だ!なんの骨だろう?」
ケイ「その席に座るがいい
友人はその隣に」
早希「あっ、はい」
『私の名前友人じゃなくて椿っていうんだけど?』
ケイ「椿……そうか、では椿もそこへ座るといい
ふむ。やはり君が座るのが一番しっくりくるな
この店の全ては、君のためにあつらえた
気に入ってもらえればよいのだが」
早希「どういうことですか?
わたしはあなたのこと知らないのに…」
早希の疑問に私も気になってケイを見上げる
するとケイとは別の男性の声がした
黒曜「ふーん、戻ってきたのか
逃げたかと思ってたぜ、ケイ」
ミズキ「あンだよ、そいつらアンタの女?
いいトコ見せてぇの?ハッ、だせぇ」
リンドウ「2人とも、つっかかるのはやめてください」
モクレン「…まだやらないの?」
ケイ「いや、始めよう
君には見ていてもらいたい
俺がここで何をしようとしているのか
今日この時より、俺が踊るステージはすべて君のものだ
君にすべてを捧げよう
そして椿、君もよくステージを見ておくことだ
君にはやってもらいたいことがある」
どうやら朝ポストを覗いたら真っ黒な封筒が届いていて中には黒いカードとフライヤーが一枚
フライヤーには店の名前が記されていた
ーーーーStarlessと
早希「黒い封筒に黒いカード…
いったいなんだろう」
『送り間違えとかかな…?』
早希「でも私の名前が書いてあるよ」
ケイ「そう、その黒い封筒は君への招待状だ
ようやく会えたな、早希」
私たちの会話に混ざってきたのは身長が高くて鋭い碧い瞳の男性だった
早希「え、あ、は、はい…?
いったい、どなたですか…?」
ケイ「俺のことは、どうかケイと呼んでくれ
君を迎えに来た」
『迎えに来たって…早希の知り合い?』
早希「知らないよっ。わたしたち、初対面ですよね?」
ケイ「君が俺を警戒するのもむべなるかな
今は無理強いもできまい
いつでも俺の元に来るがいい
いつでも君を迎えよう
では、また後で」
言うことだけ言ってすぐ去ってしまった
早希「いったいなんなの、あの人…」
『早希のこと知ってる風だったけど、本当に知り合いじゃないの?』
早希「本当に知らないってば…」
先程の男性について話していると後ろから女の人が早希にぶつかってきた
早希「うわっ、いたたた…」
『早希っ大丈夫!?』
女1「あっごめんなさーい、ぶつかっちゃった!
痛かったですよね、病院行きましょう!」
早希「え?あ、だ、大丈夫です、そこまでじゃないんで…」
やんわりと断った早希だったが女の人は強引に早希を連れていこうとする
女1「遠慮なんてしないで、ほら、早く」
早希「大丈夫ですったら!うわっ腕、離してください!」
『ちょっと、アンタ強引すぎるよ!離して!
早希、こっち!逃げるよ!!』
早希の腕をつかんでいた腕を捻りあげ、早希の手を繋ぎ走り出す
女1「いったぁ!あ、逃げるな!待て!」
女2「ちょっと何やってんのバカ!
絶対に逃がさないで!」
なんで早希が追いかけられているのか
本人も身に覚えがないようだけど…
とにかくあいつらに捕まったらただでは済まない予感がする
今は逃げることが先決だろう
早希「椿、こっちで大丈夫なのっ!?」
『わかんないけど、とりあえず今は走って!』
なんとか路地を抜け女達が少し遠くに見える
早希「はぁ、はぁ、もう走れない…」
『大丈夫?息を整えて
あ、あそこの階段の影!』
階段の影に居たのは先程の男性だった
ケイ「だから言っただろう、君は俺の元に来ると」
早希「あなたは…!」
ケイ「かくまおうか。それとも直接対決がお好みか?」
いかにも怪しい男だが早希に危害を加える様子はない
ここは早希の判断に任せよう
早希「えっあ、あの…かくまってください!」
ケイ「君がそう望むなら
早希の友人もこちらへ」
ケイという人にしばらくかくまってもらい、早希を追っていた女達は諦めたようだった
ケイ「凶悪そうな連中であったな
逃げてきたのは慧眼といえる」
早希「は、はぁ…あの、こちらこそかくまってくださってありがとうございました」
『私も一緒にかくまってくださってありがとうございます』
ケイ「走り回って疲れただろう
二人とも、休息を取っていけ
さぁ入るがいい」
早希「ここはいったい
何かのお店…?」
ケイ「ようこそ、ショーレストラン“スターレス”へ
君を迎えることができて大変嬉しく思っている
ここは君のための店だ
君を守る為にある」
スターレス…
早希が電話で言っていたフライヤーに記されていた名前
『早希を守るため…?』
早希「え、えっと…何を言ってるんですか?」
ケイ「こちらへ」
ケイに案内された場所はステージだった
早希「わぁ…!ステージ…?」
『早希、上見て!大きな骨がある!』
早希「本当だ!なんの骨だろう?」
ケイ「その席に座るがいい
友人はその隣に」
早希「あっ、はい」
『私の名前友人じゃなくて椿っていうんだけど?』
ケイ「椿……そうか、では椿もそこへ座るといい
ふむ。やはり君が座るのが一番しっくりくるな
この店の全ては、君のためにあつらえた
気に入ってもらえればよいのだが」
早希「どういうことですか?
わたしはあなたのこと知らないのに…」
早希の疑問に私も気になってケイを見上げる
するとケイとは別の男性の声がした
黒曜「ふーん、戻ってきたのか
逃げたかと思ってたぜ、ケイ」
ミズキ「あンだよ、そいつらアンタの女?
いいトコ見せてぇの?ハッ、だせぇ」
リンドウ「2人とも、つっかかるのはやめてください」
モクレン「…まだやらないの?」
ケイ「いや、始めよう
君には見ていてもらいたい
俺がここで何をしようとしているのか
今日この時より、俺が踊るステージはすべて君のものだ
君にすべてを捧げよう
そして椿、君もよくステージを見ておくことだ
君にはやってもらいたいことがある」
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