「椿ちゃん、ここどこの教室か分かってる？」

「え？3-Aでしょ？かおるんボケてんの？」

「俺先輩、君後輩。敬語は？」

「そんなもの有って無いようなもんだろ」

「いや、人として大切なものだから」

「ごちゃごちゃ言うな。女にモテてーんだろ」

「それとこれとは違うじゃん！それに俺モテてるからね！」

「やだよー、自分モテてるアピール痛いよー
誰かァ！絆創膏盛ってきてー！人ひとり包めるくらいのォ！」

「やめてよ！痛いヤツにしないで！大声出さないで！！
ホラ見て！隣のクラスの零くんまで暖かい目で見てるんだけど！！」

「なぜいる朔間零」

「知らないよ！」

不毛なやりとり(私は楽しいけどかおるんは疲れきっている)を終えたので教室に戻った

「…椿ちゃん一体何しに来たの？」

その問に答えてくれるものは誰一人居なかった






羽風薫(かおるん⇔椿ちゃん)
・椿のいじり相手
・秀逸なツッコミでお馴染みの羽風くん
・二人が揃ったらコントが始まる
・椿が敬語を使わない相手その1
・羽風が女の子といる所を見かけたらニヤニヤしながら連写する悪癖がある
・そして次の日に校内の掲示板に大量に張り付けられ泣く泣く剥がす羽風
・ちなみにそのあと椿と羽風は蓮巳にめちゃくちゃ怒られた