春秋
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ー入学式当日ー
私は目覚まし時計をセットして寝たはずだ
しかし、起きたのは完全遅刻の時間帯
今から急いだら間に合うけど急がば回れという諺がある
よし、しっかり朝ごはん食べて歩いて向かおう!
怒られるだろうけどそんときはそんときだ!
ムダにポジティブな自分は特してると思う
学校に着いたら何故か教室には誰も居なかった
ふとグランドを見てみたら測定をしているので鞄を放置して眺めていたら、髪が長くて目付きの悪い先生がこちらを睨み付けていた
え、私なんかした?いや遅刻したのか
その人は私に手を招きこちらに来るようにジェスチャーをした
グランドにつくと早々にさっきの男の人の前に正座させられた
「初日から遅刻とは良いご身分だな」
「いやー、目覚まし時計セットしたのになんでか鳴らなくて遅刻しちゃいましたー」
「言い訳をするな」
「うぃっす、すんません」
どうやら今は個性を使って測定しているみたいで皆はもうほとんど終わっているので私は一人で測定することに
50M走、立ち幅跳び、握力測定
個性を使うのがめんどくさかったのでそこそこの成績になるように自力で頑張った
まぁ、もちろん力を抜いてるのは先生にバレるわけで
「お前舐めてんのか、個性使って全力でやれ」
「やっぱバレてた
わかりましたよー、やりますよー」
次はボール投げ。どれにしようかなー
ここは水と火でやりますか
ボールを握り力を込め、水蒸気爆発の容量でタイミングを合わせ飛ばした
「なんメートルですか?」
「800メートルだ」
「そんなもんかぁ」
「早く二投目なげろ」
「はいはーい」
二投目は1000メートルを越えた
うん、特訓した甲斐あったね
周りが凄く驚いてたけど皆これ以下の記録だったのかな?
残りの測定が全て終わり除籍は嘘だなんだと先生が言っていたがなんの話だろう
先生に教室に帰ってカリキュラムの紙を読めと言われたので皆に続いて帰ろうとしたら誰かに呼び止められた
「椿!」
「ん?あ、電気くんだ。同じクラスなの?」
「そう、同じクラス!椿も受かってたんだな。俺も受かったんだぜ!」
「そりゃ電気くんは受かるでしょ」
「え、なんで?」
「私あの場でどうでもいいやつなんて助けないよ
電気くんだからこそ助けたんだよ」
「俺だから?」
「電気くんは女の子助けてたでしょ?人助けを出来る人は上にあがるべきだと思ったからね」
「…見てたのか」
正確には土から情報得られるから感じてた、に近いけどね
電気くんと教室に戻り自分の机を探す
すると髪の毛をビシッと決めた男の子が私の目の前に来た
「君!初日から遅刻するとは弛んでいるぞ!」
「その事ならもう先生から怒られたんだけど」
「あぁ!見ていたから知っている!しかし俺も言わなければ気がすまない!」
「いや、あんたの気なんて知らないけど…」
「俺の名前はあんたではない飯田天哉だ!」
「あ、どうも五行椿です」
「五行くん!君は雄英生としてなってないぞ!大体きみは…」
あ、これ長くなるやつだ
天哉くんの話を右から左に聞き流していると一緒にここまで来た電気くんを見た
「(ねぇ、これどうにかしてよ)」
「(いや、無理だろ。椿が悪いんだから大人しく説教されてな)」
「(ドケチ)」
目線で電気くんと会話していると頭が爆発してつり目の男の子に話かけられた
「おい、お前の個性なんだ」
「私の個性はねこれ」
水の玉を手のひらに出し見せる
「さっきボール投げたんは水蒸気爆発かなんかか」
「お、よくわかったね!君の名前はなんて言うの?」
「なんで没個性に教えなきゃいけねーんだよ!」
えぇ、なんでこの人怒ってんのーこわー
その日はカリキュラムの説明をされて下校となった
「椿、お前家どこ?一緒に帰んない?」
「電気くんはお友達はいいの?」
私は遅刻して来たし、天哉くんに説教くらうしでまともにクラスの人たちと話せていないので友達できる隙がなかった
だが、電気くんは明るいのですぐ友達ができたんだろうと思ったのでそう言った
「あー、ダチはさ明日一緒に帰るよ
今日は椿と帰ろうかな、って」
頬をかきながら話す電気くん
「うん、わかった
じゃあ帰ろう」
「おう!」
帰り道いろんな話をした
家族がどうの、好きな食べ物を取られて兄弟喧嘩しただの
話をしていると気づく私と彼は話のテンポも合うようだ
私は目覚まし時計をセットして寝たはずだ
しかし、起きたのは完全遅刻の時間帯
今から急いだら間に合うけど急がば回れという諺がある
よし、しっかり朝ごはん食べて歩いて向かおう!
怒られるだろうけどそんときはそんときだ!
ムダにポジティブな自分は特してると思う
学校に着いたら何故か教室には誰も居なかった
ふとグランドを見てみたら測定をしているので鞄を放置して眺めていたら、髪が長くて目付きの悪い先生がこちらを睨み付けていた
え、私なんかした?いや遅刻したのか
その人は私に手を招きこちらに来るようにジェスチャーをした
グランドにつくと早々にさっきの男の人の前に正座させられた
「初日から遅刻とは良いご身分だな」
「いやー、目覚まし時計セットしたのになんでか鳴らなくて遅刻しちゃいましたー」
「言い訳をするな」
「うぃっす、すんません」
どうやら今は個性を使って測定しているみたいで皆はもうほとんど終わっているので私は一人で測定することに
50M走、立ち幅跳び、握力測定
個性を使うのがめんどくさかったのでそこそこの成績になるように自力で頑張った
まぁ、もちろん力を抜いてるのは先生にバレるわけで
「お前舐めてんのか、個性使って全力でやれ」
「やっぱバレてた
わかりましたよー、やりますよー」
次はボール投げ。どれにしようかなー
ここは水と火でやりますか
ボールを握り力を込め、水蒸気爆発の容量でタイミングを合わせ飛ばした
「なんメートルですか?」
「800メートルだ」
「そんなもんかぁ」
「早く二投目なげろ」
「はいはーい」
二投目は1000メートルを越えた
うん、特訓した甲斐あったね
周りが凄く驚いてたけど皆これ以下の記録だったのかな?
残りの測定が全て終わり除籍は嘘だなんだと先生が言っていたがなんの話だろう
先生に教室に帰ってカリキュラムの紙を読めと言われたので皆に続いて帰ろうとしたら誰かに呼び止められた
「椿!」
「ん?あ、電気くんだ。同じクラスなの?」
「そう、同じクラス!椿も受かってたんだな。俺も受かったんだぜ!」
「そりゃ電気くんは受かるでしょ」
「え、なんで?」
「私あの場でどうでもいいやつなんて助けないよ
電気くんだからこそ助けたんだよ」
「俺だから?」
「電気くんは女の子助けてたでしょ?人助けを出来る人は上にあがるべきだと思ったからね」
「…見てたのか」
正確には土から情報得られるから感じてた、に近いけどね
電気くんと教室に戻り自分の机を探す
すると髪の毛をビシッと決めた男の子が私の目の前に来た
「君!初日から遅刻するとは弛んでいるぞ!」
「その事ならもう先生から怒られたんだけど」
「あぁ!見ていたから知っている!しかし俺も言わなければ気がすまない!」
「いや、あんたの気なんて知らないけど…」
「俺の名前はあんたではない飯田天哉だ!」
「あ、どうも五行椿です」
「五行くん!君は雄英生としてなってないぞ!大体きみは…」
あ、これ長くなるやつだ
天哉くんの話を右から左に聞き流していると一緒にここまで来た電気くんを見た
「(ねぇ、これどうにかしてよ)」
「(いや、無理だろ。椿が悪いんだから大人しく説教されてな)」
「(ドケチ)」
目線で電気くんと会話していると頭が爆発してつり目の男の子に話かけられた
「おい、お前の個性なんだ」
「私の個性はねこれ」
水の玉を手のひらに出し見せる
「さっきボール投げたんは水蒸気爆発かなんかか」
「お、よくわかったね!君の名前はなんて言うの?」
「なんで没個性に教えなきゃいけねーんだよ!」
えぇ、なんでこの人怒ってんのーこわー
その日はカリキュラムの説明をされて下校となった
「椿、お前家どこ?一緒に帰んない?」
「電気くんはお友達はいいの?」
私は遅刻して来たし、天哉くんに説教くらうしでまともにクラスの人たちと話せていないので友達できる隙がなかった
だが、電気くんは明るいのですぐ友達ができたんだろうと思ったのでそう言った
「あー、ダチはさ明日一緒に帰るよ
今日は椿と帰ろうかな、って」
頬をかきながら話す電気くん
「うん、わかった
じゃあ帰ろう」
「おう!」
帰り道いろんな話をした
家族がどうの、好きな食べ物を取られて兄弟喧嘩しただの
話をしていると気づく私と彼は話のテンポも合うようだ