狙撃手泣かせのサイドエフェクト
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「オサムと椿はこのあとボーダー基地に行くのか?」
「そうだ。本部に出頭して処分を受ける」
「嵐山さんと約束したしね
私も修も酷いことにはならないと思うよ
嵐山さんが良い感じにしてくれるでしょ」
「良い感じっておまえな…
…ん?なんだ?」
校門の前にたくさんの生徒が集まっている
「写真撮っても良いですか?」
「あー悪いけどそういうのはやめてくれる?
写真なんて正直迷惑なの
芸能人じゃあるまいし…」
生徒達はどうやら木虎に集まっていたようだ
迷惑だといいながらもなんだかんだ決め顔をしていた
「なにやってんだあいつ」
「見なかったことにした方がいいのかな…?」
「…はっ!
…待ってたわ。たしか三雲くんと柴田さんだっわね
私はボーダー本部所属嵐山隊の木虎藍
本部基地まで同行するわ」
A級隊員が同行するという事態に生徒達は沸き上がり私たちを尊敬の眼差しで見つめるのであった
「勘違いしないで欲しいんだけど、私はあなたたちをエスコートしに来たわけじゃないわ
あなたたちが逃げないように見張りに来たのよ」
「見張られなくたって逃げたりしないよ」
「逃げた所で私たちにメリットなんかないよ」
「簡単にルールを破る人間の言葉が信じられる?
もう少し自分の立場を自覚した方がいいわね」
ジロリと私たち(主に修)を睨む木虎
なんでこんなに絡んでくるんだろう
「三雲くんあなた派手に活躍してヒーロー扱いされたからって調子に乗らないことね」
「いや…別に乗ってないよ全然」
あーなるほど、木虎は多分修が誉められたのが気にくわないのかも
それにしてもさっきから遊真と木虎の口論が止まらないなぁ
この二人の相性は最悪だな
そういえば今日はなんで学校に門が発生したんだろう?
木虎なら知っているかもしれない
「ねぇ木虎。今日の学校の近界民はなんで警戒区域の外に現れたの?」
「そういやそんなこといってたな
本当なら基地のまわりにしか出ないはずなんだろ?」
「…部外者がいるから話せないわね」
「おれは部外者じゃない被害者だ」
「遊真に聞かれて困ること?」
「…いや、そうねC級には知り得ない情報だもの
私が教えてあげるわ」
随分と上から目線でイラッとしたが我慢だ
木虎が言うには基地の誘導装置が効かないイレギュラーな門が開き始めていて、私たちの学校以外に昨日から6件もそんな事例が報告されているらしい
今までは非番の隊員が近くにいたから犠牲者は出なかったけど、今日みたいに非戦闘員しかいなかったらって考えると気が気でならない
修と遊真がいてくれて命拾いしたな
"緊急警報 緊急警報
門が市街地に発生します
市民の皆様は直ちに避難してください
繰り返します
市民の皆様は直ちに避難してください"
「今日は忙しい一日だねぇ」
「なにこの近界民…!こんなの見たことないわ!」
近界民のことは遊真が詳しいので聞いてみた
「こいつはイルガー
爆撃用のトリオン兵だ」
「ば、爆撃!?」
街に容赦なく爆弾を落とすイルガー
「街が…!!
ほかの部隊を待ってられないわね…
私が行くわ」
「ぼくも行く!」
「あなたまた…」
「修やめときな」
木虎の言葉を遮り修を止める
木虎と修は目を丸くして私を見る
「修があの近界民を相手に出来るわけない
修の力でどうやって撃墜すんの」
モールモッドにも敵わないのにイルガーと戦えるわけないよ
それについさっき木虎にトリガー使うなって怒られたばかりなのに呆れた
「そんなのやってみないと分からないだろ!」
「「トリガー起動!」」
私の制止も無視しトリガーを起動したが武器が出なかった
どうやらトリオン切れのようだ
「やっぱりC級ね
そこで大人しくしてなさい」
「木虎一人で大丈夫なの?
はじめて見る敵でしょ?」
「愚問ね。私はA級隊員よ
あの近界民は私が始末するわ」
その言葉を自信ありげに話す木虎はとても格好良かった
「そうだ。本部に出頭して処分を受ける」
「嵐山さんと約束したしね
私も修も酷いことにはならないと思うよ
嵐山さんが良い感じにしてくれるでしょ」
「良い感じっておまえな…
…ん?なんだ?」
校門の前にたくさんの生徒が集まっている
「写真撮っても良いですか?」
「あー悪いけどそういうのはやめてくれる?
写真なんて正直迷惑なの
芸能人じゃあるまいし…」
生徒達はどうやら木虎に集まっていたようだ
迷惑だといいながらもなんだかんだ決め顔をしていた
「なにやってんだあいつ」
「見なかったことにした方がいいのかな…?」
「…はっ!
…待ってたわ。たしか三雲くんと柴田さんだっわね
私はボーダー本部所属嵐山隊の木虎藍
本部基地まで同行するわ」
A級隊員が同行するという事態に生徒達は沸き上がり私たちを尊敬の眼差しで見つめるのであった
「勘違いしないで欲しいんだけど、私はあなたたちをエスコートしに来たわけじゃないわ
あなたたちが逃げないように見張りに来たのよ」
「見張られなくたって逃げたりしないよ」
「逃げた所で私たちにメリットなんかないよ」
「簡単にルールを破る人間の言葉が信じられる?
もう少し自分の立場を自覚した方がいいわね」
ジロリと私たち(主に修)を睨む木虎
なんでこんなに絡んでくるんだろう
「三雲くんあなた派手に活躍してヒーロー扱いされたからって調子に乗らないことね」
「いや…別に乗ってないよ全然」
あーなるほど、木虎は多分修が誉められたのが気にくわないのかも
それにしてもさっきから遊真と木虎の口論が止まらないなぁ
この二人の相性は最悪だな
そういえば今日はなんで学校に門が発生したんだろう?
木虎なら知っているかもしれない
「ねぇ木虎。今日の学校の近界民はなんで警戒区域の外に現れたの?」
「そういやそんなこといってたな
本当なら基地のまわりにしか出ないはずなんだろ?」
「…部外者がいるから話せないわね」
「おれは部外者じゃない被害者だ」
「遊真に聞かれて困ること?」
「…いや、そうねC級には知り得ない情報だもの
私が教えてあげるわ」
随分と上から目線でイラッとしたが我慢だ
木虎が言うには基地の誘導装置が効かないイレギュラーな門が開き始めていて、私たちの学校以外に昨日から6件もそんな事例が報告されているらしい
今までは非番の隊員が近くにいたから犠牲者は出なかったけど、今日みたいに非戦闘員しかいなかったらって考えると気が気でならない
修と遊真がいてくれて命拾いしたな
"緊急警報 緊急警報
門が市街地に発生します
市民の皆様は直ちに避難してください
繰り返します
市民の皆様は直ちに避難してください"
「今日は忙しい一日だねぇ」
「なにこの近界民…!こんなの見たことないわ!」
近界民のことは遊真が詳しいので聞いてみた
「こいつはイルガー
爆撃用のトリオン兵だ」
「ば、爆撃!?」
街に容赦なく爆弾を落とすイルガー
「街が…!!
ほかの部隊を待ってられないわね…
私が行くわ」
「ぼくも行く!」
「あなたまた…」
「修やめときな」
木虎の言葉を遮り修を止める
木虎と修は目を丸くして私を見る
「修があの近界民を相手に出来るわけない
修の力でどうやって撃墜すんの」
モールモッドにも敵わないのにイルガーと戦えるわけないよ
それについさっき木虎にトリガー使うなって怒られたばかりなのに呆れた
「そんなのやってみないと分からないだろ!」
「「トリガー起動!」」
私の制止も無視しトリガーを起動したが武器が出なかった
どうやらトリオン切れのようだ
「やっぱりC級ね
そこで大人しくしてなさい」
「木虎一人で大丈夫なの?
はじめて見る敵でしょ?」
「愚問ね。私はA級隊員よ
あの近界民は私が始末するわ」
その言葉を自信ありげに話す木虎はとても格好良かった