狙撃手泣かせのサイドエフェクト
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エネドラと向き合う
迅さんに背中を押されそう決めた
大丈夫、足取りは軽い
エネドラのいる場所は迅さんに教えて貰った
地下の薄暗い場所に彼は投獄されている
トリガーを持たなくても気性が荒いので何をしでかすかわからないと忍田本部長が言っていた
暗い廊下の奥の奥
黒いタートルネックにジーンズといったシンプルな格好で寝台に転がっていた
「ひさしぶりだね、エネドラ」
「あ?俺に殺されかけた玄界の猿じゃねぇか」
「相変わらず口悪いね」
「何しに来たんだよ」
「あんたに会いにきたんだ」
「俺に?あぁ、そういえばお前に聞きたいことがある」
「なんで助けたか…って?」
「なんだ、猿のわりに分かってるんじゃねぇか」
私がエネドラを助けた理由
それは…
「ただ身体が動いた。それだけ」
「……は?」
今までのニヤニヤした顔が崩れた
「理由も無しに敵を助けた…っておまえバカだろ」
「うるさいんだけど」
私を心底バカにしてるその表情腹立つな
「次は私があんたに聞く番
あんたはあの時死にたかった?」
私の質問に目を丸くした後真剣な表情で答えてくれた
「死にたい人間なんて居やしねぇ
おまえみたいなチビガキに助けたられたのは不服だが、これでも少しは感謝してるんだぜ
おまえが俺を助けたおかげで俺はハイレインの野郎に復讐するという目標ができた」
感謝している、その言葉を聞いてその場に崩れ落ち力なく笑った
「何笑ってやがる、気持ちわりぃな」
「いや、嬉しくて
エネドラ、あんたを助けて良かったよ
生きててくれてありがとう」
そう言って笑いかけるとまた目を丸くして少し顔を赤らめた
「…俺にそんなこと言う奴はいなかった」
「んじゃ私が始めてだね
なんか私たち友達になれそう」
「ダチか…悪くねぇな」
こうして私とエネドラは唯一無二の友達になったのであった
「んじゃ友達記念としてエネドラの復讐手伝ってあげるよ」
「手伝うったってどうすんだよ
俺ぁここから出られねぇしよ」
「出してもらうように上層部に掛け合ってくるわ
んでエネドラと部隊組んで遠征部隊に選ばれるようにする」
「おまえはとんでもねぇことしか言わねぇな
どう考えたって無理だろ」
「師匠に協力してもらえればなんとか…」
「他人任せかよ」
今私は修の部隊に居るけど、修の部隊で戦わせてもらえないよりエネドラと柴田隊を作って敵をバカスカ倒した方が面白いじゃん
それにもし修たちが遠征に行けなくなったとしても私たちが行けばレプリカや麟児さんを探し出せる
良いこと尽くしだと思うんだけど、エネドラは本部を襲撃して、死亡者は出なかったものの通信室の人間に怪我を負わせたという危険人物でもある
さてどうやって説得するかね…
迅さんに背中を押されそう決めた
大丈夫、足取りは軽い
エネドラのいる場所は迅さんに教えて貰った
地下の薄暗い場所に彼は投獄されている
トリガーを持たなくても気性が荒いので何をしでかすかわからないと忍田本部長が言っていた
暗い廊下の奥の奥
黒いタートルネックにジーンズといったシンプルな格好で寝台に転がっていた
「ひさしぶりだね、エネドラ」
「あ?俺に殺されかけた玄界の猿じゃねぇか」
「相変わらず口悪いね」
「何しに来たんだよ」
「あんたに会いにきたんだ」
「俺に?あぁ、そういえばお前に聞きたいことがある」
「なんで助けたか…って?」
「なんだ、猿のわりに分かってるんじゃねぇか」
私がエネドラを助けた理由
それは…
「ただ身体が動いた。それだけ」
「……は?」
今までのニヤニヤした顔が崩れた
「理由も無しに敵を助けた…っておまえバカだろ」
「うるさいんだけど」
私を心底バカにしてるその表情腹立つな
「次は私があんたに聞く番
あんたはあの時死にたかった?」
私の質問に目を丸くした後真剣な表情で答えてくれた
「死にたい人間なんて居やしねぇ
おまえみたいなチビガキに助けたられたのは不服だが、これでも少しは感謝してるんだぜ
おまえが俺を助けたおかげで俺はハイレインの野郎に復讐するという目標ができた」
感謝している、その言葉を聞いてその場に崩れ落ち力なく笑った
「何笑ってやがる、気持ちわりぃな」
「いや、嬉しくて
エネドラ、あんたを助けて良かったよ
生きててくれてありがとう」
そう言って笑いかけるとまた目を丸くして少し顔を赤らめた
「…俺にそんなこと言う奴はいなかった」
「んじゃ私が始めてだね
なんか私たち友達になれそう」
「ダチか…悪くねぇな」
こうして私とエネドラは唯一無二の友達になったのであった
「んじゃ友達記念としてエネドラの復讐手伝ってあげるよ」
「手伝うったってどうすんだよ
俺ぁここから出られねぇしよ」
「出してもらうように上層部に掛け合ってくるわ
んでエネドラと部隊組んで遠征部隊に選ばれるようにする」
「おまえはとんでもねぇことしか言わねぇな
どう考えたって無理だろ」
「師匠に協力してもらえればなんとか…」
「他人任せかよ」
今私は修の部隊に居るけど、修の部隊で戦わせてもらえないよりエネドラと柴田隊を作って敵をバカスカ倒した方が面白いじゃん
それにもし修たちが遠征に行けなくなったとしても私たちが行けばレプリカや麟児さんを探し出せる
良いこと尽くしだと思うんだけど、エネドラは本部を襲撃して、死亡者は出なかったものの通信室の人間に怪我を負わせたという危険人物でもある
さてどうやって説得するかね…