狙撃手泣かせのサイドエフェクト
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作戦室を出たところに男三人が居た
「うぃーす」
「おつかれー」
「おーミドリカワ」
「米屋先輩」
「三輪隊の狙撃手の人も」
緑川が遊真にグラスホッパーの使い方を褒めていた
遊真にグラスホッパー教えたのおまえか
「柴田椿、あんたさ今日何もしてなかったよね」
緑川が私に喧嘩を吹っ掛けてきた
「確かにおまえならすぐ狙撃手の所行ってぶっとばしたりしそうなのに」
「そういう作戦なんだよ」
「作戦だかなんだか知んないけどさ、あんた玉狛第二のお荷物なんじゃないの?」
「緑川そんな言い方…!」
どうやら本当に私のことが嫌いらしい
悪意には慣れてるからどうとも思わないけどね
「どうとでも言えば?緑川、あんたの所と戦う機会があったら真っ先に落としてやるから」
「そんな機会あるかなぁ?」
バチバチの私たちは米屋と修に押さえつけられ止められた
その後緑川は遊真と一緒に個人ランク戦に向かった
作戦室から出てきた宇佐美さんと千佳も一緒に話していると風間隊の二人がやってきた
「うわ玉狛だ」
「宇佐美先輩」
「おっ!うってぃー&きくっちー!
ひさしぶりー!」
「今作戦室で見てましたよ」
「玉狛に寝返ったうらぎりものがいるぞー」
ぶうぶう文句を垂らす菊地原を宇佐美が締め上げていた
「宇佐美さんと風間隊の二人って知り合いなんだ」
「栞は本部にいたとき風間隊のオペレーターだったからな」
「えっ!そうなんですか!?」
宇佐美さんが優秀なのは分かってたけどまさか風間隊だったとは…
なんで玉狛に異動したんだろう
「今日の試合風間さんも一緒に見てたの?」
「見てたよ
なかなかいい諏訪の使い方だ
って言ってた」
「ぶふっ、諏訪さん…」
「でも次はこうはいかない
とも言ってたよ」
「さすがにきびしいね」
「単品でまともに戦える駒がクガしかいないんじゃ結局B級止まりでしょ
クガがやられたらおわりなんだから
まぁそこの犬が戦うなら話は違ってくるけどね」
こちらをちらりと見て言う菊地原さんに歌川さんが焦ったようにフォローしていた
「犬と言われたのはムカつきますけど、菊地原さんの言う通りだと思うので謝らなくてもいいですよ」
修を横目で見ると何やら考えこんでいた
「あ、レイジさんが迎えに来てくれたみたい
修くんたちはどうする?」
「ぼくは空閑と一緒に戻ります」
「私は迅さんを絞めに…ゴホンッ、探しに行きます」
「(こりゃ迅さん死んだな…)OK わかった
んじゃまた後でね!」
皆と別れた後迅さんの匂いを辿った
サイドエフェクトで視えていたのかわりとすぐ近くに居た
「迅さん」
「おー、椿。ぼんち揚いる?」
「いらんわ。私が何を言いたいかわかりますよね」
「チーム戦のことだろ」
「なんで私が戦っちゃいけないんですか」
「椿がメガネくんのチームで戦力になるのは分かってるよ
だけど、おまえの戦い方はメガネくんの戦略には合わない
メガネくんの隊の駒にはなれないよ」
玉狛第二の駒になれない?
「それとエネドラのこと、おまえの中で何か引っ掛かってるんだろ
悩みがある奴は本領を発揮できないよ」
「!?」
大規模侵攻のときエネドラを助けたのは良かったが、私はエネドラに今までずっと会いに行けずにいた
忍田本部長からも会って欲しいと言われていたが、どうしても自分の助けた命と向き合う覚悟が出来なかった
戦士であったエネドラは敵である私に助けられたかったのか
あの場で戦士として死に絶えたかったのか
直接会って、おまえのせいで生きることになった、と言われてしまったら私はもう一般市民を守ることも戸惑ってしまう
「難しく考えすぎだよ椿は」
「だって…」
「おまえはいつからそんな臆病になったんだ?
おれにはいつも強気じゃないか」
「はじめて、人を助けたんです…
私は助けた命には責任を持つべきだ
そう思うんです」
「だから敵を助けて良かったのか、エネドラは自分に助けられたかったのか
とか考えてたんでしょ?」
「なんでわかるんですか…」
「おれ、おまえの師匠だよ?
誰よりも椿のこと分かってるさ
だから、おまえが落ちこんだり悩んだりしてるときはおれが力になれる
おまえはおれに頼ってくれって言ってたのに自分はおれを頼らないのか?」
「……迅さん」
声が震えた、目の奥から熱いものが込み上げてくる
「わたし、どうしたらいいですか…?」
きっと私は迷子のような目をしていたと思う
そんな私の顔を優しく見つめながら迅さんは私の髪をサラッと撫でた
「エネドラに会いに行きな
椿なら大丈夫だよ
おれの…」
「サイドエフェクトがそう言ってる
…ですよね」
「生意気」
ニヤリと笑いながら頭をぐしゃぐしゃっとかき回された
「ちょっと、うざい!」
「おれはやることがあるから一緒に行けないよ」
「まーた暗躍ですか
大丈夫です、あんたに勇気貰ったんで一人で行けますよ」
「おまえっておれに対してツンデレだよね」
「迅さんうざい」
「さっきはデレたのに今はツンだ」
くだらない話をしている迅さんを放置してエネドラのもとに向かった
「うぃーす」
「おつかれー」
「おーミドリカワ」
「米屋先輩」
「三輪隊の狙撃手の人も」
緑川が遊真にグラスホッパーの使い方を褒めていた
遊真にグラスホッパー教えたのおまえか
「柴田椿、あんたさ今日何もしてなかったよね」
緑川が私に喧嘩を吹っ掛けてきた
「確かにおまえならすぐ狙撃手の所行ってぶっとばしたりしそうなのに」
「そういう作戦なんだよ」
「作戦だかなんだか知んないけどさ、あんた玉狛第二のお荷物なんじゃないの?」
「緑川そんな言い方…!」
どうやら本当に私のことが嫌いらしい
悪意には慣れてるからどうとも思わないけどね
「どうとでも言えば?緑川、あんたの所と戦う機会があったら真っ先に落としてやるから」
「そんな機会あるかなぁ?」
バチバチの私たちは米屋と修に押さえつけられ止められた
その後緑川は遊真と一緒に個人ランク戦に向かった
作戦室から出てきた宇佐美さんと千佳も一緒に話していると風間隊の二人がやってきた
「うわ玉狛だ」
「宇佐美先輩」
「おっ!うってぃー&きくっちー!
ひさしぶりー!」
「今作戦室で見てましたよ」
「玉狛に寝返ったうらぎりものがいるぞー」
ぶうぶう文句を垂らす菊地原を宇佐美が締め上げていた
「宇佐美さんと風間隊の二人って知り合いなんだ」
「栞は本部にいたとき風間隊のオペレーターだったからな」
「えっ!そうなんですか!?」
宇佐美さんが優秀なのは分かってたけどまさか風間隊だったとは…
なんで玉狛に異動したんだろう
「今日の試合風間さんも一緒に見てたの?」
「見てたよ
なかなかいい諏訪の使い方だ
って言ってた」
「ぶふっ、諏訪さん…」
「でも次はこうはいかない
とも言ってたよ」
「さすがにきびしいね」
「単品でまともに戦える駒がクガしかいないんじゃ結局B級止まりでしょ
クガがやられたらおわりなんだから
まぁそこの犬が戦うなら話は違ってくるけどね」
こちらをちらりと見て言う菊地原さんに歌川さんが焦ったようにフォローしていた
「犬と言われたのはムカつきますけど、菊地原さんの言う通りだと思うので謝らなくてもいいですよ」
修を横目で見ると何やら考えこんでいた
「あ、レイジさんが迎えに来てくれたみたい
修くんたちはどうする?」
「ぼくは空閑と一緒に戻ります」
「私は迅さんを絞めに…ゴホンッ、探しに行きます」
「(こりゃ迅さん死んだな…)OK わかった
んじゃまた後でね!」
皆と別れた後迅さんの匂いを辿った
サイドエフェクトで視えていたのかわりとすぐ近くに居た
「迅さん」
「おー、椿。ぼんち揚いる?」
「いらんわ。私が何を言いたいかわかりますよね」
「チーム戦のことだろ」
「なんで私が戦っちゃいけないんですか」
「椿がメガネくんのチームで戦力になるのは分かってるよ
だけど、おまえの戦い方はメガネくんの戦略には合わない
メガネくんの隊の駒にはなれないよ」
玉狛第二の駒になれない?
「それとエネドラのこと、おまえの中で何か引っ掛かってるんだろ
悩みがある奴は本領を発揮できないよ」
「!?」
大規模侵攻のときエネドラを助けたのは良かったが、私はエネドラに今までずっと会いに行けずにいた
忍田本部長からも会って欲しいと言われていたが、どうしても自分の助けた命と向き合う覚悟が出来なかった
戦士であったエネドラは敵である私に助けられたかったのか
あの場で戦士として死に絶えたかったのか
直接会って、おまえのせいで生きることになった、と言われてしまったら私はもう一般市民を守ることも戸惑ってしまう
「難しく考えすぎだよ椿は」
「だって…」
「おまえはいつからそんな臆病になったんだ?
おれにはいつも強気じゃないか」
「はじめて、人を助けたんです…
私は助けた命には責任を持つべきだ
そう思うんです」
「だから敵を助けて良かったのか、エネドラは自分に助けられたかったのか
とか考えてたんでしょ?」
「なんでわかるんですか…」
「おれ、おまえの師匠だよ?
誰よりも椿のこと分かってるさ
だから、おまえが落ちこんだり悩んだりしてるときはおれが力になれる
おまえはおれに頼ってくれって言ってたのに自分はおれを頼らないのか?」
「……迅さん」
声が震えた、目の奥から熱いものが込み上げてくる
「わたし、どうしたらいいですか…?」
きっと私は迷子のような目をしていたと思う
そんな私の顔を優しく見つめながら迅さんは私の髪をサラッと撫でた
「エネドラに会いに行きな
椿なら大丈夫だよ
おれの…」
「サイドエフェクトがそう言ってる
…ですよね」
「生意気」
ニヤリと笑いながら頭をぐしゃぐしゃっとかき回された
「ちょっと、うざい!」
「おれはやることがあるから一緒に行けないよ」
「まーた暗躍ですか
大丈夫です、あんたに勇気貰ったんで一人で行けますよ」
「おまえっておれに対してツンデレだよね」
「迅さんうざい」
「さっきはデレたのに今はツンだ」
くだらない話をしている迅さんを放置してエネドラのもとに向かった