狙撃手泣かせのサイドエフェクト
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私が目覚めてから大規模侵攻の話を聞いた
攻めてきた国はアフトクラトルという軍事国家で、エネドラは生きて捕虜になっているということ
アフトクラトルとの抗争で修が怪我をして入院しているとのこと
一般人もボーダー関係者も幸い死者はおらず、重軽傷者だけで済んだとのこと
大規模侵攻前に私がトリガーを壊さなければ誰も怪我することなかったのかな
それにレプリカだって…
宇佐美さんが私は通信室の被害を抑え、人型近界民の捕獲に貢献したので二級戦功だって言ってたけど貰う資格なんか無いんじゃないか
そのとき病室がガラリと開いた
「おー、柴犬元気かぁ?」
「なんだ起きてんのか」
「米屋に当真?珍しい二人っすね」
「丁度受付の所で会ったんだ」
「お前近界民相手に生身で戦ったんだって?
キチガイだな」
「冷やかしなら出てって」
「冗談だってー、ほらバナナやるから元気だせ」
「どうせならリンゴが良かったんすけど」
「骨じゃないだけ有り難く思え」
「だから犬扱いしないで」
ほんと当真は減らず口ばっか…
怪我人に少しは気を使って欲しいんだけど
「そういえば米屋、出水と緑川は一緒じゃねぇのか?」
「出水?緑川?」
「あぁ、お前面識なかったか?出水は太刀川隊の射手で緑川は草壁隊の攻撃手」
「へぇ二人ともA級なんだ。出水さんは初めて聞いたけど緑川さんはどこかで聞いたような…」
「おまえなんで出水と緑川には敬称で呼んでてオレらは呼び捨てなの」
「いや、知らない人を呼び捨てとか失礼じゃん
米屋と当真は雰囲気が呼び捨てでいいよーって言ってる」
「言ってねーし、失礼だし」
なんだ、しつこく敬語使えとか言わないからそこら辺フランクな人たちかと思ってた
「そういえば当真さん、緑川こいつのこと嫌いらしいですよ」
「え、まじ?なんで?」
「迅さんの弟子だからだそうです」
「え、お前迅さんの弟子だったの?」
「そうだよ、実力派エリートの弟子」
「まじか、あの迅さんが弟子とったのか」
「弟子って言っても指導はあんまりされてないけどね」
「弟子を放置、勝手に育てってか?
迅さんらしいっちゃらしいのか?」
それよりもなんで私が迅さんの弟子になったところで他人に嫌われないといけないのだ
緑川ってやつは意味わからん
しばらく二人と話しているとまた病室の扉がひらいた
「おー!久しぶりだなぁ」
「ほんとね、生きてたとは意外!」
胸くそ悪い声に扉の方を振り向くとそこにいたのはやはり両親だった
「なんの用?」
「お見舞いだってー!あ、友達?」
「きゃー!イケメンじゃなーい!」
「あ、どうも。柴田さんの先輩の当真です」
「同じく米屋です」
「先輩までお見舞いに来てくれてるなんて、お前人付き合い上手くなったんだなぁ!」
人付き合いは下手じゃないし、今まで友達居なかったのはお前たちが寄越したヤクザとの喧嘩の噂があったからだろ
「お見舞いなんていいから。もう帰ってくんない」
「お見舞いは大切だぞー?それよりさお前たくさんお金もらったんだって?」
目の色を変えて私に聞いてきた
あぁやっぱり金か
「…はぁ、もらったよ。どうせ私の口座には入らないんだしここに来なくてもいいじゃん」
「いやぁ、ボーダー様々だなぁ!ありがとよ!」
「早く怪我治してもっと働いてねぇ!」
「働くのはあんた達の為じゃないから。そのお金勇太に使ってよ」
「わかってるよ、勇太にいいもん食わせてやるから」
「話はそれだけよ。じゃあね」
扉が閉まり、今まで呆然と見ていた当真と米屋に質問された
「今のって…」
「クソ両親。二級戦功のお金のお礼だけ言いにきたみたいだね」
「子供が大怪我してるってのに金かよ…」
「そういう人たちなんだ。それにあの人たちは義理の両親だし。気にしないで」
「勇太っていうのは?」
「弟だよ、まだ四歳」
「陽太郎と同じくらいじゃん」
「そう、陽太郎見てると弟のように接しちゃうんだよね」
それからも米屋と当真と色々話し、当真は防衛任務があるから、米屋は帰ってプリントしないと、と言って帰っていった
最後まで騒がしい二人だったな
攻めてきた国はアフトクラトルという軍事国家で、エネドラは生きて捕虜になっているということ
アフトクラトルとの抗争で修が怪我をして入院しているとのこと
一般人もボーダー関係者も幸い死者はおらず、重軽傷者だけで済んだとのこと
大規模侵攻前に私がトリガーを壊さなければ誰も怪我することなかったのかな
それにレプリカだって…
宇佐美さんが私は通信室の被害を抑え、人型近界民の捕獲に貢献したので二級戦功だって言ってたけど貰う資格なんか無いんじゃないか
そのとき病室がガラリと開いた
「おー、柴犬元気かぁ?」
「なんだ起きてんのか」
「米屋に当真?珍しい二人っすね」
「丁度受付の所で会ったんだ」
「お前近界民相手に生身で戦ったんだって?
キチガイだな」
「冷やかしなら出てって」
「冗談だってー、ほらバナナやるから元気だせ」
「どうせならリンゴが良かったんすけど」
「骨じゃないだけ有り難く思え」
「だから犬扱いしないで」
ほんと当真は減らず口ばっか…
怪我人に少しは気を使って欲しいんだけど
「そういえば米屋、出水と緑川は一緒じゃねぇのか?」
「出水?緑川?」
「あぁ、お前面識なかったか?出水は太刀川隊の射手で緑川は草壁隊の攻撃手」
「へぇ二人ともA級なんだ。出水さんは初めて聞いたけど緑川さんはどこかで聞いたような…」
「おまえなんで出水と緑川には敬称で呼んでてオレらは呼び捨てなの」
「いや、知らない人を呼び捨てとか失礼じゃん
米屋と当真は雰囲気が呼び捨てでいいよーって言ってる」
「言ってねーし、失礼だし」
なんだ、しつこく敬語使えとか言わないからそこら辺フランクな人たちかと思ってた
「そういえば当真さん、緑川こいつのこと嫌いらしいですよ」
「え、まじ?なんで?」
「迅さんの弟子だからだそうです」
「え、お前迅さんの弟子だったの?」
「そうだよ、実力派エリートの弟子」
「まじか、あの迅さんが弟子とったのか」
「弟子って言っても指導はあんまりされてないけどね」
「弟子を放置、勝手に育てってか?
迅さんらしいっちゃらしいのか?」
それよりもなんで私が迅さんの弟子になったところで他人に嫌われないといけないのだ
緑川ってやつは意味わからん
しばらく二人と話しているとまた病室の扉がひらいた
「おー!久しぶりだなぁ」
「ほんとね、生きてたとは意外!」
胸くそ悪い声に扉の方を振り向くとそこにいたのはやはり両親だった
「なんの用?」
「お見舞いだってー!あ、友達?」
「きゃー!イケメンじゃなーい!」
「あ、どうも。柴田さんの先輩の当真です」
「同じく米屋です」
「先輩までお見舞いに来てくれてるなんて、お前人付き合い上手くなったんだなぁ!」
人付き合いは下手じゃないし、今まで友達居なかったのはお前たちが寄越したヤクザとの喧嘩の噂があったからだろ
「お見舞いなんていいから。もう帰ってくんない」
「お見舞いは大切だぞー?それよりさお前たくさんお金もらったんだって?」
目の色を変えて私に聞いてきた
あぁやっぱり金か
「…はぁ、もらったよ。どうせ私の口座には入らないんだしここに来なくてもいいじゃん」
「いやぁ、ボーダー様々だなぁ!ありがとよ!」
「早く怪我治してもっと働いてねぇ!」
「働くのはあんた達の為じゃないから。そのお金勇太に使ってよ」
「わかってるよ、勇太にいいもん食わせてやるから」
「話はそれだけよ。じゃあね」
扉が閉まり、今まで呆然と見ていた当真と米屋に質問された
「今のって…」
「クソ両親。二級戦功のお金のお礼だけ言いにきたみたいだね」
「子供が大怪我してるってのに金かよ…」
「そういう人たちなんだ。それにあの人たちは義理の両親だし。気にしないで」
「勇太っていうのは?」
「弟だよ、まだ四歳」
「陽太郎と同じくらいじゃん」
「そう、陽太郎見てると弟のように接しちゃうんだよね」
それからも米屋と当真と色々話し、当真は防衛任務があるから、米屋は帰ってプリントしないと、と言って帰っていった
最後まで騒がしい二人だったな