狙撃手泣かせのサイドエフェクト
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
注)このお話から原作をとんでもなく曲げます。原作に沿えない部分が出てきますのでご理解下さい
ーしね、
おまえなんか
いなければよかったのにー
ーおまえのせいだ
あのこをかえせー
ーおまえがそこにいたから
あのこがしんだー
ーおまえなんか
おまえなんか
おまえなんかー
ー死ねー
「……さ、ん」
だれ、だれかよんでる?
「しば、…ん…!」
この匂いは…
「柴田さん!大丈夫!?」
「つ、つみさん…なんで…」
「今止血してるから話さないで!!本部長がここに柴田さんがいるから行ってくれって言われたんだ」
「敵は…?」
「今諏訪さんと日佐人が訓練室の仮想戦闘モードで戦ってるよ」
そうか、訓練室で敵のトリガーを解析しながら戦うってことか…
「さ、止血終わったから避難するよ!」
「はい、でもやっぱり私アイツに一泡ふかせたいので…」
「何を言ってるんだ!?君は大怪我してるんだぞ!
その怪我で戦えるわけ…」
「堤さん、私のトリガー取りに行ってくれませんか?」
堤さんは渋々ながら了承してくれた
「ここから一歩も動かないで!」と念を押されたが
しばらくすると堤さんが私のトリガーを片手に戻ってきてくれた
「ありがとうございます」
「いいかい、無茶したら駄目だよ?」
「もう既に無茶してますよ
でも私は無理なことはしない主義なので、安心してください
トリガー起動!」
トリガーを起動しトリオン体になると堤さんと一緒に急いで訓練室に向かう
「諏訪さんたちまだ持ちこたえてるね…」
訓練室についてモニターを確認すると諏訪さんが近界民に攻撃してガキンと音がする所を当てていた
「硬質化したトリオン反応!
カバーされた部位を見つけました!
反応をマークします!」
「よし、これで敵の弱点がわかりましたね」
「そうだね、後はそこを集中的に狙っていけば…」
弱点をついた諏訪さんの攻撃は近界民の硬い部分に当たっていた
ただしその硬質化した部分は先ほどとは違う場所にも存在した
「どういうこと…!?」
「硬質化の反応が増えた…!偽装…!?」
更には敵が攻撃していないのに諏訪さんの体から黒いものが飛び出ていた
まさか体内からも攻撃が出来るのか?
諏訪さんの奮闘も虚しく仮想戦闘モードが解かれた
「堤さん、私諏訪さんに加勢してきます!」
諏訪隊だけだと流石に分が悪いだろう
そう思って急いで向かおうとすると訓練室の天井から激しい音がして忍田本部長が弧月を手にやってきた
堤さんからイヤフォンマイクをもらい状況を教えてもらった
「敵のトリガーは液体、気体と刃状の固体にトリオンを変化させ攻撃は主に刃状の硬質化によって行われます」
「了解、弱点はどうなってます?」
「弱点は伝達脳と供給機関も硬質化で防御。弱点以外は斬っても撃ってもダメージなし
さらに的を絞らせないための偽物を多数使ってくるわ」
「なるほど…その硬質化した部分を全て叩けば当たるってことです?」
「そうですが…お体の方は大丈夫ですか?」
「トリオン体の間は大丈夫ですよ。三上さん」
「今忍田本部長が応戦している。お前も加勢しろ」
「風間さん、了解です」
「無茶するなよ」
「無茶はするけど無理はしませんよ」
私が訓練室に着くと忍田本部長が近界民に攻撃している所だった
「本部長、お待たせしました
柴田椿、本部長の援護致します」
「柴田くん!体の方は大丈夫なのか?」
「今はトリオン体ですので」
「どんな援軍かと思いきや俺がぶっ殺したはずの玄界の猿じゃねぇか
まだ死んでなかったのか」
「減らず口を…」
私も本部長の邪魔にならないように視覚支援でつけてもらった目印を壊していく
「貴様のトリガーは火力よりもその特殊性が武器だ
ネタが割れれば強みを失う
貴様の敗因は我々の前ではしゃぎすぎたことだ」
「が……!」
本部長の一発で近界民は倒されたかに思えたが近界民もただではやれなかったようで、土壇場で弱点をカバーから外していた
「さすがよく避けたなぁ
…けど気をつけろよ今はこっちが風上だぜ」
その言葉と同時に本部長と私の体内から攻撃された
「あ?即死しねぇな。小癪にも体の中に盾張ったか?
けど手応えはあったぜ、伝達系はズタズタのはずだ
もうまともに動けねーだろ?あ?
敗因がどうのとか言ってたなぁ、ボス猿さんよ
教えてくれよオレの敗因ってやつを」
「…いいだろう、すぐにわかる
私たちの仕事はもう終わった」
諏訪隊が一斉に攻撃を開始する
日佐人がスタアメーカーでつけられた印を頼りにカメレオンで近づき攻撃しようとするが、近界民は風間隊と交戦している時にカメレオンのことを知っていたので日佐人は緊急脱出するはめになったがそれもこちらの作戦のうち
煙幕で弾を集中させ近界民の意識を諏訪隊に集めさせる
諏訪隊に攻撃しようとする敵を隠れていた風間隊の菊池原と歌川が討った
「伝達脳と供給機関を破壊、任務完了」
「猿ども…が…!!」
「ダミーが一度ゼロになった時点で隠密 組が決める形は整っていた」
「体内の攻撃も私のサイドエフェクトでわかっていたからその攻撃を利用させてもらったよ」
「我々の勝ちだ」
換装が解けて床に這いつくばっていた近界民
「どうします?こいつ」
「…捕縛しろ、捕虜として扱う
相手は生身だ、無茶はするな
だが気は抜くなよ」
「捕縛する前に私刺された部分殴り返してもいいですか?、てかいいですよね」
「……五発までだぞ」
やったー、忍田さん太っ腹!
「やぁ近界民、さっきはどうも
よくも腹に穴あけてくれましたね」
「話しかけるな、玄界の猿!」
「おぉ怖い怖い、んじゃ忍田さんに五発許可もらったしーまずは一発…」
殴ろうと拳を構えたがワープゲートが現れたので近界民から少し距離をとった
「人型近界民!」
「回収に来たわエネドラ
派手にやられたようね」
「チッ…!おせえんだよ!」
「空間操作のトリガー…!?」
「この野郎逃げやがんぞ!」
「あらごめんなさいね
回収を命令されたのは黒トリガーだけなの」
「な…!」
エネドラを回収するかと思いきや、ワープゲートを出した近界民はエネドラの腕を貫いた
「…っぐああああ!!
てめぇ…どういう…ミラ…!!」
「はっきり言ってあなたはもう私たちの手には余るの
…気づいてる?あなたのその目の色
トリガー角が脳まで根を張ってる証拠よ
あなたの命はもう、そう長くない
脳への影響が人格にまで現れてる
暴言、独断、命令違反
それになにより…泥の王 を使って通常トリガーに敗北するなんて致命的ね
泥の王はもっと相応しい使い手が引き継ぐわ
あなたの角から得たデータで適合者はすぐ見つかる」
「ふざけんな…!!泥の王はオレの…」
ワープゲートの匂いがしたそれもエネドラの上から
エネドラが殺される、瞬時にそう思った私は思考より先に体が動いていた
「ぐっ…!」
「柴田くん…!」
「は……」
「なぜあなたがエネドラを庇ったの?
エネドラに殺されかけたのに…」
「こいつに、まだ殴り返してなかったからね…」
「それだけの理由で…
まぁいいわ目的は達成したし、それはもういらないわ
さようならエネドラ」
ワープゲートの近界民が去ってトリオン体がもう限界だった私も玉狛支部に緊急脱出した
ボフッ
「うっ…!」
緊急脱出したらベッドにおとされるの、今は勘弁して欲しかったな…
あーほら今の衝撃で傷口開いたじゃん…
「柴田!大丈夫か!!」
「椿ちゃん、今お医者さん呼ぶからね!!」
木崎さん、宇佐美さん、
「椿!しぬなよ!」
「陽太郎!こっちこい!椿、絶対死ぬんじゃねぇぞ!!」
陽太郎に林藤支部長…
皆の必死な呼び掛けを聞きながら深い意識の淵に落ちた
ーしね、
おまえなんか
いなければよかったのにー
ーおまえのせいだ
あのこをかえせー
ーおまえがそこにいたから
あのこがしんだー
ーおまえなんか
おまえなんか
おまえなんかー
ー死ねー
「……さ、ん」
だれ、だれかよんでる?
「しば、…ん…!」
この匂いは…
「柴田さん!大丈夫!?」
「つ、つみさん…なんで…」
「今止血してるから話さないで!!本部長がここに柴田さんがいるから行ってくれって言われたんだ」
「敵は…?」
「今諏訪さんと日佐人が訓練室の仮想戦闘モードで戦ってるよ」
そうか、訓練室で敵のトリガーを解析しながら戦うってことか…
「さ、止血終わったから避難するよ!」
「はい、でもやっぱり私アイツに一泡ふかせたいので…」
「何を言ってるんだ!?君は大怪我してるんだぞ!
その怪我で戦えるわけ…」
「堤さん、私のトリガー取りに行ってくれませんか?」
堤さんは渋々ながら了承してくれた
「ここから一歩も動かないで!」と念を押されたが
しばらくすると堤さんが私のトリガーを片手に戻ってきてくれた
「ありがとうございます」
「いいかい、無茶したら駄目だよ?」
「もう既に無茶してますよ
でも私は無理なことはしない主義なので、安心してください
トリガー起動!」
トリガーを起動しトリオン体になると堤さんと一緒に急いで訓練室に向かう
「諏訪さんたちまだ持ちこたえてるね…」
訓練室についてモニターを確認すると諏訪さんが近界民に攻撃してガキンと音がする所を当てていた
「硬質化したトリオン反応!
カバーされた部位を見つけました!
反応をマークします!」
「よし、これで敵の弱点がわかりましたね」
「そうだね、後はそこを集中的に狙っていけば…」
弱点をついた諏訪さんの攻撃は近界民の硬い部分に当たっていた
ただしその硬質化した部分は先ほどとは違う場所にも存在した
「どういうこと…!?」
「硬質化の反応が増えた…!偽装…!?」
更には敵が攻撃していないのに諏訪さんの体から黒いものが飛び出ていた
まさか体内からも攻撃が出来るのか?
諏訪さんの奮闘も虚しく仮想戦闘モードが解かれた
「堤さん、私諏訪さんに加勢してきます!」
諏訪隊だけだと流石に分が悪いだろう
そう思って急いで向かおうとすると訓練室の天井から激しい音がして忍田本部長が弧月を手にやってきた
堤さんからイヤフォンマイクをもらい状況を教えてもらった
「敵のトリガーは液体、気体と刃状の固体にトリオンを変化させ攻撃は主に刃状の硬質化によって行われます」
「了解、弱点はどうなってます?」
「弱点は伝達脳と供給機関も硬質化で防御。弱点以外は斬っても撃ってもダメージなし
さらに的を絞らせないための偽物を多数使ってくるわ」
「なるほど…その硬質化した部分を全て叩けば当たるってことです?」
「そうですが…お体の方は大丈夫ですか?」
「トリオン体の間は大丈夫ですよ。三上さん」
「今忍田本部長が応戦している。お前も加勢しろ」
「風間さん、了解です」
「無茶するなよ」
「無茶はするけど無理はしませんよ」
私が訓練室に着くと忍田本部長が近界民に攻撃している所だった
「本部長、お待たせしました
柴田椿、本部長の援護致します」
「柴田くん!体の方は大丈夫なのか?」
「今はトリオン体ですので」
「どんな援軍かと思いきや俺がぶっ殺したはずの玄界の猿じゃねぇか
まだ死んでなかったのか」
「減らず口を…」
私も本部長の邪魔にならないように視覚支援でつけてもらった目印を壊していく
「貴様のトリガーは火力よりもその特殊性が武器だ
ネタが割れれば強みを失う
貴様の敗因は我々の前ではしゃぎすぎたことだ」
「が……!」
本部長の一発で近界民は倒されたかに思えたが近界民もただではやれなかったようで、土壇場で弱点をカバーから外していた
「さすがよく避けたなぁ
…けど気をつけろよ今はこっちが風上だぜ」
その言葉と同時に本部長と私の体内から攻撃された
「あ?即死しねぇな。小癪にも体の中に盾張ったか?
けど手応えはあったぜ、伝達系はズタズタのはずだ
もうまともに動けねーだろ?あ?
敗因がどうのとか言ってたなぁ、ボス猿さんよ
教えてくれよオレの敗因ってやつを」
「…いいだろう、すぐにわかる
私たちの仕事はもう終わった」
諏訪隊が一斉に攻撃を開始する
日佐人がスタアメーカーでつけられた印を頼りにカメレオンで近づき攻撃しようとするが、近界民は風間隊と交戦している時にカメレオンのことを知っていたので日佐人は緊急脱出するはめになったがそれもこちらの作戦のうち
煙幕で弾を集中させ近界民の意識を諏訪隊に集めさせる
諏訪隊に攻撃しようとする敵を隠れていた風間隊の菊池原と歌川が討った
「伝達脳と供給機関を破壊、任務完了」
「猿ども…が…!!」
「ダミーが一度ゼロになった時点で
「体内の攻撃も私のサイドエフェクトでわかっていたからその攻撃を利用させてもらったよ」
「我々の勝ちだ」
換装が解けて床に這いつくばっていた近界民
「どうします?こいつ」
「…捕縛しろ、捕虜として扱う
相手は生身だ、無茶はするな
だが気は抜くなよ」
「捕縛する前に私刺された部分殴り返してもいいですか?、てかいいですよね」
「……五発までだぞ」
やったー、忍田さん太っ腹!
「やぁ近界民、さっきはどうも
よくも腹に穴あけてくれましたね」
「話しかけるな、玄界の猿!」
「おぉ怖い怖い、んじゃ忍田さんに五発許可もらったしーまずは一発…」
殴ろうと拳を構えたがワープゲートが現れたので近界民から少し距離をとった
「人型近界民!」
「回収に来たわエネドラ
派手にやられたようね」
「チッ…!おせえんだよ!」
「空間操作のトリガー…!?」
「この野郎逃げやがんぞ!」
「あらごめんなさいね
回収を命令されたのは黒トリガーだけなの」
「な…!」
エネドラを回収するかと思いきや、ワープゲートを出した近界民はエネドラの腕を貫いた
「…っぐああああ!!
てめぇ…どういう…ミラ…!!」
「はっきり言ってあなたはもう私たちの手には余るの
…気づいてる?あなたのその目の色
トリガー角が脳まで根を張ってる証拠よ
あなたの命はもう、そう長くない
脳への影響が人格にまで現れてる
暴言、独断、命令違反
それになにより…
泥の王はもっと相応しい使い手が引き継ぐわ
あなたの角から得たデータで適合者はすぐ見つかる」
「ふざけんな…!!泥の王はオレの…」
ワープゲートの匂いがしたそれもエネドラの上から
エネドラが殺される、瞬時にそう思った私は思考より先に体が動いていた
「ぐっ…!」
「柴田くん…!」
「は……」
「なぜあなたがエネドラを庇ったの?
エネドラに殺されかけたのに…」
「こいつに、まだ殴り返してなかったからね…」
「それだけの理由で…
まぁいいわ目的は達成したし、それはもういらないわ
さようならエネドラ」
ワープゲートの近界民が去ってトリオン体がもう限界だった私も玉狛支部に緊急脱出した
ボフッ
「うっ…!」
緊急脱出したらベッドにおとされるの、今は勘弁して欲しかったな…
あーほら今の衝撃で傷口開いたじゃん…
「柴田!大丈夫か!!」
「椿ちゃん、今お医者さん呼ぶからね!!」
木崎さん、宇佐美さん、
「椿!しぬなよ!」
「陽太郎!こっちこい!椿、絶対死ぬんじゃねぇぞ!!」
陽太郎に林藤支部長…
皆の必死な呼び掛けを聞きながら深い意識の淵に落ちた