狙撃手泣かせのサイドエフェクト
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「…まったくお前は意味不明だな
何あっさり風刃渡してんだよ
勝ち逃げする気か?
今すぐ取り返せ!それでもっかい勝負しろ!」
「ムチャ言うね太刀川さん」
「黒トリガー奪取の指令は解除された…
風刃を手放す気があったなら最初からそうすればよかっただろう
わざわざ俺たちと戦う必要もなかった」
「いやあどうかな
昨日の段階じゃ風刃に箔が足りなかったと思うよ
太刀川さんや風間さんたちのおかげでやっと鬼怒田さんたちを動かせたって感じかな」
「…A級上位の俺たちを派手に蹴散らすことで風刃の価値を引き上げたということか?」
「ご名答。それがプランB」
「まったくムカつくやつだ
だから柴田は一度俺たちが見えないふりをしたのか」
「はい、すべては迅さんの命令です
後輩の私は従うしかなかったので…」
俯き、唇を震わせ、か細い声を出してアピールすると風間さんは迅さんを睨みつけて、太刀川さんは引いたような目をしていた
「ちょ、狛犬ちゃん?そんなキャラだっけ?」
うわぁこんなに焦ってる迅さん初めて見た
仕方ない可哀想だからこのくらいにしといてやろう
「そうやって風刃を売ってまで近界民をボーダーに入れる目的はなんだ?何を企んでる?」
「…城戸さんにもそれ聞かれたなー」
先程の会話を思い出す
迅さんはこんなちゃらんぽらんに見えるけれど良い先輩である
遊真のことはもちろん修や千佳のことだってそう
いつだって迅さんは誰かのために動いている
「その玉狛に新しく入った遊真ってのがけっこうハードな人生送っててさ
おれはあいつに楽しい時間を作ってやりたいんだ」
「楽しい時間…?
それとボーダー入隊がどうつながる?
何か関係あるのか?」
「もちろんあるさ
おれは太刀川さんたちとバチバチ戦り合ってた頃が最高に楽しかった」
バチバチに戦り合ってた頃ねぇ
見てみたかったなぁ、迅さんも太刀川さんも凄そうだし、ましてやその二人のサシの勝負ってなると激しいんだろうなー
「そのうち上にあがってくると思うからそん時はよろしく」
「へぇ…そんなにできるやつなのか
ちょっと楽しみだな」
「遊真は強いですよ、みくびらない方がいいと思います」
太刀川さんの目がこちらを向いた
興味津々な目をしていた
「俺はお前とも戦ってみたいんだけどな」
「まぁ気分が良い時なら…」
この人戦闘狂の気があるから一回じゃ終わらなさそー
「あ、そうそう
おれ黒トリガーじゃなくなったからランク戦復帰するよ
とりあえず個人でアタッカー1位目指すからよろしく」
「……!?」
「…そうか!もうS級じゃないのか!
そういやそうだ!おまえそれ早く言えよ!
何年ぶりだ!?3年ちょっとか!?」
「へぇ迅さんそんなに長い間S級だったのか」
「こりゃあおもしろくなってきた!なぁ風間さん!」
「おもしろくない
全然おもしろくない
だが、お前とは戦ってみたい」
へ?なんで私?
「風間さんって物好きですね」
「なぜだ」
「いや、私にカメレオン効かないなら風間さんの戦術一つは使えないじゃないですか
私だったらそんな相手とは戦いませんけどね」
「カメレオンが使えないからこそだ
そういう近界民対策にもなる」
「なるほど、納得」
とりあえず私眠いから帰っていいかな?
「あ、迅さんと椿ちゃん
おかえりー」
「おつかれさまです」
「ふぃーっす」
「ふわぁーねむー、ただいまでーす」
「最近いなかったけど、どうしてたの?」
「あっちこっちで大人気なんだよ、実力派エリートは」
「毎回付き合わされる私の身にもなって欲しいですけどね」
「柴犬ちゃんは俺の弟子だからいいの
それより遊真、ボーダーのトリガーには慣れてきたか?」
「しおりちゃんにろいろ教えてもらったからな
こなみ先輩に勝ち越す日も近い」
「ほぉこれは期待できるな
メガネくんは訓練進んでる?」
「えーと、その…
ぼちぼちです…」
「とりまるくんはバイトで忙しいからねー」
「いやでも特訓メニューは組んでもらってるんで…
」
なんだとりまる先輩ボーダー隊員なのにバイトしてるのか
「まあ京介は教えるの上手いから大丈夫だろ」
「椿ちゃんはどう?」
「私はもう迅さんに教えてもらわなくても…」
「いや、全然ダメだね
まだまだ教えないと使い物になんないよー
鍛えろよ若者、あっという間に本番がくるぞ」
使い物にならないなら何故連れていったんだよ…
「おやすみー」
「私も疲れたから寝る、おやすみ」
「おやすみなさーい」
先に歩いている迅さんを取っ捕まえる
「どうしたの?」
「風間さんに言われたこと気にしてるんでしょ」
「……大丈夫だよ、未来はもう動き出してる…」
「それは皆が幸せになる未来なんでしょ
迅さんアンタの幸せは?」
「……おれはいつでも幸せだよ」
「…そう、迅さんしばらく私の前に現れないでね
おやすみなさい」
それだけ言って自室に入る
あんな顔しといて何が幸せだ
弟子なんだから頼れって言ったのに…
もう迅さんなんか知らん!
何あっさり風刃渡してんだよ
勝ち逃げする気か?
今すぐ取り返せ!それでもっかい勝負しろ!」
「ムチャ言うね太刀川さん」
「黒トリガー奪取の指令は解除された…
風刃を手放す気があったなら最初からそうすればよかっただろう
わざわざ俺たちと戦う必要もなかった」
「いやあどうかな
昨日の段階じゃ風刃に箔が足りなかったと思うよ
太刀川さんや風間さんたちのおかげでやっと鬼怒田さんたちを動かせたって感じかな」
「…A級上位の俺たちを派手に蹴散らすことで風刃の価値を引き上げたということか?」
「ご名答。それがプランB」
「まったくムカつくやつだ
だから柴田は一度俺たちが見えないふりをしたのか」
「はい、すべては迅さんの命令です
後輩の私は従うしかなかったので…」
俯き、唇を震わせ、か細い声を出してアピールすると風間さんは迅さんを睨みつけて、太刀川さんは引いたような目をしていた
「ちょ、狛犬ちゃん?そんなキャラだっけ?」
うわぁこんなに焦ってる迅さん初めて見た
仕方ない可哀想だからこのくらいにしといてやろう
「そうやって風刃を売ってまで近界民をボーダーに入れる目的はなんだ?何を企んでる?」
「…城戸さんにもそれ聞かれたなー」
先程の会話を思い出す
迅さんはこんなちゃらんぽらんに見えるけれど良い先輩である
遊真のことはもちろん修や千佳のことだってそう
いつだって迅さんは誰かのために動いている
「その玉狛に新しく入った遊真ってのがけっこうハードな人生送っててさ
おれはあいつに楽しい時間を作ってやりたいんだ」
「楽しい時間…?
それとボーダー入隊がどうつながる?
何か関係あるのか?」
「もちろんあるさ
おれは太刀川さんたちとバチバチ戦り合ってた頃が最高に楽しかった」
バチバチに戦り合ってた頃ねぇ
見てみたかったなぁ、迅さんも太刀川さんも凄そうだし、ましてやその二人のサシの勝負ってなると激しいんだろうなー
「そのうち上にあがってくると思うからそん時はよろしく」
「へぇ…そんなにできるやつなのか
ちょっと楽しみだな」
「遊真は強いですよ、みくびらない方がいいと思います」
太刀川さんの目がこちらを向いた
興味津々な目をしていた
「俺はお前とも戦ってみたいんだけどな」
「まぁ気分が良い時なら…」
この人戦闘狂の気があるから一回じゃ終わらなさそー
「あ、そうそう
おれ黒トリガーじゃなくなったからランク戦復帰するよ
とりあえず個人でアタッカー1位目指すからよろしく」
「……!?」
「…そうか!もうS級じゃないのか!
そういやそうだ!おまえそれ早く言えよ!
何年ぶりだ!?3年ちょっとか!?」
「へぇ迅さんそんなに長い間S級だったのか」
「こりゃあおもしろくなってきた!なぁ風間さん!」
「おもしろくない
全然おもしろくない
だが、お前とは戦ってみたい」
へ?なんで私?
「風間さんって物好きですね」
「なぜだ」
「いや、私にカメレオン効かないなら風間さんの戦術一つは使えないじゃないですか
私だったらそんな相手とは戦いませんけどね」
「カメレオンが使えないからこそだ
そういう近界民対策にもなる」
「なるほど、納得」
とりあえず私眠いから帰っていいかな?
「あ、迅さんと椿ちゃん
おかえりー」
「おつかれさまです」
「ふぃーっす」
「ふわぁーねむー、ただいまでーす」
「最近いなかったけど、どうしてたの?」
「あっちこっちで大人気なんだよ、実力派エリートは」
「毎回付き合わされる私の身にもなって欲しいですけどね」
「柴犬ちゃんは俺の弟子だからいいの
それより遊真、ボーダーのトリガーには慣れてきたか?」
「しおりちゃんにろいろ教えてもらったからな
こなみ先輩に勝ち越す日も近い」
「ほぉこれは期待できるな
メガネくんは訓練進んでる?」
「えーと、その…
ぼちぼちです…」
「とりまるくんはバイトで忙しいからねー」
「いやでも特訓メニューは組んでもらってるんで…
」
なんだとりまる先輩ボーダー隊員なのにバイトしてるのか
「まあ京介は教えるの上手いから大丈夫だろ」
「椿ちゃんはどう?」
「私はもう迅さんに教えてもらわなくても…」
「いや、全然ダメだね
まだまだ教えないと使い物になんないよー
鍛えろよ若者、あっという間に本番がくるぞ」
使い物にならないなら何故連れていったんだよ…
「おやすみー」
「私も疲れたから寝る、おやすみ」
「おやすみなさーい」
先に歩いている迅さんを取っ捕まえる
「どうしたの?」
「風間さんに言われたこと気にしてるんでしょ」
「……大丈夫だよ、未来はもう動き出してる…」
「それは皆が幸せになる未来なんでしょ
迅さんアンタの幸せは?」
「……おれはいつでも幸せだよ」
「…そう、迅さんしばらく私の前に現れないでね
おやすみなさい」
それだけ言って自室に入る
あんな顔しといて何が幸せだ
弟子なんだから頼れって言ったのに…
もう迅さんなんか知らん!