「申し訳ないが、太刀川さんたちにはきっちり負けて帰ってもらう」

迅さんは風刃で斬る
しかし避けた風間隊は透明になってしまった

「ふーん、これがカメレオンか」

迅さんの隙をついた太刀川さんが斬るかかる

「誰が負けて帰るって？」
「できれば全員がいいな」

太刀川さんが迅さんと戦闘しながら移動していく
風間隊は…
匂いを辿ったら私に近いところに居た
そこか！

スコーピオンで風間さんを斬る

「！…なぜわかった」
「さてね、なぜでしょう？」

腕を落としたつもりだったけどかすっただけかー
それならもう一人完全に落とさないと
隠れているもう一人の腕を今度は完全に切り落とした

「さぁ片腕でどこまでできます？センパイ」
「おまえのようなやつがなんでまだB級なんだ」
「んー最近B級になったから、ですかね？
私C級歴長いんですよー」
「おまえずっとC級だったのか！？」
「……」

感情が顔に出なさそうな風間さんも目を見開いて驚いている

「さてセンパイ方、殺し合いましょう？」

またカメレオンを使い隠れている風間隊
ここで一思いにやってもいいんだけど風刃のこともあるし、迅さんたち追いかけながら戦おうっと





「もう逃げ場はないぞ黒トリガー」

倉庫に追い詰められた迅さんを見つけた
正確には追い詰められたのは太刀川さんの方だが

迅さんの風刃を受けて緊急脱出寸前の太刀川さん
風間隊が迅さんの風刃の数が０になったのに気づき攻撃をしかける
私はというと風刃に巻き込まれたくないのでうっかり通しちゃったえお装って避難していた

風間さんの背後から太刀川さんが風間さんごと斬ろうとするが予知で壁に斬撃を仕込んでいた迅さんのほうが一枚上手だったようで風間さんの片足が無くなっていた

「あんたたちは強い
黒トリガーに勝ってもおかしくないけど
風刃とおれの副作用は相性が良すぎるんだ。悪いな」