狙撃手泣かせのサイドエフェクト
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「おい待て!空閑!!おまえが近界民ってどういうことだ⁉」
謎が解けた。あの他のやつとは違うな変な匂いは遊真が近界民だったからなのか
遊真は私達に色々教えてくれた
さっき遊真が倒したのはトリオン兵
近界民が作った兵隊人形
そして門のむこうに住んでる近界民は遊真と同じような人間だということ
「オサムはボーダーなのに知らないのか?」
「そんな話聞いたことないぞ!でたらめ言うな!
椿もボーダーで聞いたことないだろ?」
「椿もボーダーなのか?」
「そうだよ。残念ながら私もその話は聞いたことないね
そもそもあんまり基地に行かないし」
「…よしわかった。いま言ったこと全部ナシね」
「「……は?」」
なにが分かったのだろう?
ナシって…
「おれは近界民じゃないよ。すごくニホンジンだよ」
「「待て待て待て!!」」
「なんだそれ!逆にあやしいだろ!」
「日本人じゃないでしょ!」
遊真にツッコミを入れたところで修に小声で耳打ちをする
「私は遊真の言ってること本当だと思うよ
匂いが他のやつとは違う」
「椿の鼻は信用出来るけど…
でもどうもあやしいんだよな」
もう少し詳しく聞きたい所だったが、遊真がお腹が空いたと言うので何か買いに行くことになった
だが、近界民である遊真はこちらの世界のことは知らず、修と私はトラブルに巻き込まれるのであった
道の途中で札束なんか出すからカツアゲされるんだよ
まぁ遊真なら武力行使でなんとでもなるだろうけどね
あぁホラやっぱり、脚折っちゃってるよ
「うむ今度はちゃんと折れてる
はいイシャ料10枚。これでお互い納得だ」
な?と良い笑顔を向ける遊真に恐怖を感じ尻尾を巻いて逃げ出す男たち
「遊真ナイス!」
「ナイスじゃない!やりすぎだろ!」
「やりすぎ?そんなはずないだろ
全部向こうの言うとおりにしたんだから
納得しなきゃおかしいじゃんか」
「喧嘩売ってきたのはあいつらだしね」
そう言う私達に呆れ果てる修
今度こそ食べ物を買いに行こうとする遊真を引き止め修が代わりに買いに行くことになった
「ここで大人しくしてろ!目立つなよ!
椿も誰彼構わず喧嘩売るなよ!」
「ふむ」
「分かってるってば」
本当に修は心配性だな
私が喧嘩して帰ってくるたび怒る
まぁその怒りが心配からくるものだって分かってるんだけどね
長年の付き合いだし
「ふーむ…
100枚じゃ足りなかったか?」
「100枚あれば余裕で足りるよ
お金のこと教えてあげる」
金銭に関して無知なのは今後苦労するだろうと思い教えてあげようとしたとき
「…よぉ少年
おれら金に困ってるんだよ
その金おれたちにくれる?」
また質の悪いやつらに絡まれた
「遊真、面倒くさいから相手にしなくてもいいよ」
「お嬢ちゃんヒデーなぁ
実は親がビョーキで死にかけてんだよ
助けるためにちょっとでも金が欲しいわけ」
「そういう話ならこれくらいあげてもいいけど…」
「遊真がこの人にお金あげる義理は無いと思うけどね」
「マジ今にも死にそうなんだって!頼むよ!」
「…もしウソだったらぶっとばすよ?」
「ホントホント!ウソじゃねーって!信じてくれよ!」
そう言った男が気付いたらエビ反りで倒れていた
「あんたらつまんないウソつくね」
三人ともエビ反りにした後修が帰ってきて
「椿も止めろよ!」
と怒られた
いや、止める必要ないでしょ
向こうが悪いんだから
「学校のときから思ってたが…
お前の行動は暴力的すぎる!
なんでも暴力で解決しようとするのをやめろ!」
「ふむ?どういうこと?
例の"やられてもやり返すな"ってやつか?」
「…ちがう!もっとマシな解決方法があるだろって話だ!
暴力に暴力でやり返してたら相手と同レベルだろ!
そもそも暴力は法律で禁止されてる!」
「修の言ってることも分かるけどさ、相手が法律守んなかったらどうするの?
私が喧嘩したやつ皆法律守ってないやつらだったよ」
「"法律 ってのは世界を回すためにある。お前を守るためじゃない"
…親父が昔そう言ってた
いざって時に自分を守れるのは自分の力だろ」
そう言い切った遊真に私も激しく同感だ
「うーむしかし…
日本だとそれじゃまずいのか?」
「まずいっちゃまずいね
悪目立ちするし
さっきだってザワザワされたでしょ?」
「ふむ。だったらオサムと椿がおれに日本のこと教えてくれよ」
「…え!?」
「日本のことがもっと分かればおれはもっと上手くやれるかもしれないだろ?」
「私は碌なこと教えないから修任せた!」
「…分かった
日本のことはぼくが教える
そのかわり忠告はちゃんと聞けよ」
「おっやったね。よろしくな!」
夜道を三人で歩いていると突然遊真が車に轢かれた
「「空閑!!/遊真!?」」
慌てて駆け寄るが遊真は何事もなかったかのように立ち上がった
「あーしまった。またやった
赤は止まれだった」
修と私は驚きすぎて口を閉じることを忘れていた
車の運転手は慌てて救急車を呼ぼうとするが遊真はケロリとした顔で
「だいじょうぶです」
と答え、更には車の心配までしてお金を出したのである
近界民って車に体当たりされても無傷なの!?
頑丈すぎない!?
謎の少年空閑遊真との出会いがこの翌日
三雲修と柴田椿の運命を大きくかえることになる
謎が解けた。あの他のやつとは違うな変な匂いは遊真が近界民だったからなのか
遊真は私達に色々教えてくれた
さっき遊真が倒したのはトリオン兵
近界民が作った兵隊人形
そして門のむこうに住んでる近界民は遊真と同じような人間だということ
「オサムはボーダーなのに知らないのか?」
「そんな話聞いたことないぞ!でたらめ言うな!
椿もボーダーで聞いたことないだろ?」
「椿もボーダーなのか?」
「そうだよ。残念ながら私もその話は聞いたことないね
そもそもあんまり基地に行かないし」
「…よしわかった。いま言ったこと全部ナシね」
「「……は?」」
なにが分かったのだろう?
ナシって…
「おれは近界民じゃないよ。すごくニホンジンだよ」
「「待て待て待て!!」」
「なんだそれ!逆にあやしいだろ!」
「日本人じゃないでしょ!」
遊真にツッコミを入れたところで修に小声で耳打ちをする
「私は遊真の言ってること本当だと思うよ
匂いが他のやつとは違う」
「椿の鼻は信用出来るけど…
でもどうもあやしいんだよな」
もう少し詳しく聞きたい所だったが、遊真がお腹が空いたと言うので何か買いに行くことになった
だが、近界民である遊真はこちらの世界のことは知らず、修と私はトラブルに巻き込まれるのであった
道の途中で札束なんか出すからカツアゲされるんだよ
まぁ遊真なら武力行使でなんとでもなるだろうけどね
あぁホラやっぱり、脚折っちゃってるよ
「うむ今度はちゃんと折れてる
はいイシャ料10枚。これでお互い納得だ」
な?と良い笑顔を向ける遊真に恐怖を感じ尻尾を巻いて逃げ出す男たち
「遊真ナイス!」
「ナイスじゃない!やりすぎだろ!」
「やりすぎ?そんなはずないだろ
全部向こうの言うとおりにしたんだから
納得しなきゃおかしいじゃんか」
「喧嘩売ってきたのはあいつらだしね」
そう言う私達に呆れ果てる修
今度こそ食べ物を買いに行こうとする遊真を引き止め修が代わりに買いに行くことになった
「ここで大人しくしてろ!目立つなよ!
椿も誰彼構わず喧嘩売るなよ!」
「ふむ」
「分かってるってば」
本当に修は心配性だな
私が喧嘩して帰ってくるたび怒る
まぁその怒りが心配からくるものだって分かってるんだけどね
長年の付き合いだし
「ふーむ…
100枚じゃ足りなかったか?」
「100枚あれば余裕で足りるよ
お金のこと教えてあげる」
金銭に関して無知なのは今後苦労するだろうと思い教えてあげようとしたとき
「…よぉ少年
おれら金に困ってるんだよ
その金おれたちにくれる?」
また質の悪いやつらに絡まれた
「遊真、面倒くさいから相手にしなくてもいいよ」
「お嬢ちゃんヒデーなぁ
実は親がビョーキで死にかけてんだよ
助けるためにちょっとでも金が欲しいわけ」
「そういう話ならこれくらいあげてもいいけど…」
「遊真がこの人にお金あげる義理は無いと思うけどね」
「マジ今にも死にそうなんだって!頼むよ!」
「…もしウソだったらぶっとばすよ?」
「ホントホント!ウソじゃねーって!信じてくれよ!」
そう言った男が気付いたらエビ反りで倒れていた
「あんたらつまんないウソつくね」
三人ともエビ反りにした後修が帰ってきて
「椿も止めろよ!」
と怒られた
いや、止める必要ないでしょ
向こうが悪いんだから
「学校のときから思ってたが…
お前の行動は暴力的すぎる!
なんでも暴力で解決しようとするのをやめろ!」
「ふむ?どういうこと?
例の"やられてもやり返すな"ってやつか?」
「…ちがう!もっとマシな解決方法があるだろって話だ!
暴力に暴力でやり返してたら相手と同レベルだろ!
そもそも暴力は法律で禁止されてる!」
「修の言ってることも分かるけどさ、相手が法律守んなかったらどうするの?
私が喧嘩したやつ皆法律守ってないやつらだったよ」
「"
…親父が昔そう言ってた
いざって時に自分を守れるのは自分の力だろ」
そう言い切った遊真に私も激しく同感だ
「うーむしかし…
日本だとそれじゃまずいのか?」
「まずいっちゃまずいね
悪目立ちするし
さっきだってザワザワされたでしょ?」
「ふむ。だったらオサムと椿がおれに日本のこと教えてくれよ」
「…え!?」
「日本のことがもっと分かればおれはもっと上手くやれるかもしれないだろ?」
「私は碌なこと教えないから修任せた!」
「…分かった
日本のことはぼくが教える
そのかわり忠告はちゃんと聞けよ」
「おっやったね。よろしくな!」
夜道を三人で歩いていると突然遊真が車に轢かれた
「「空閑!!/遊真!?」」
慌てて駆け寄るが遊真は何事もなかったかのように立ち上がった
「あーしまった。またやった
赤は止まれだった」
修と私は驚きすぎて口を閉じることを忘れていた
車の運転手は慌てて救急車を呼ぼうとするが遊真はケロリとした顔で
「だいじょうぶです」
と答え、更には車の心配までしてお金を出したのである
近界民って車に体当たりされても無傷なの!?
頑丈すぎない!?
謎の少年空閑遊真との出会いがこの翌日
三雲修と柴田椿の運命を大きくかえることになる