狙撃手泣かせのサイドエフェクト
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「さて諸君!
諸君はこれからA級を目指す!
そのためにはもうB級になってる修くんと椿ちゃんを除く千佳ちゃんと遊真くんの二人にB級に上がってもらわなければならない!
それはなぜか!
まずはB級…正隊員にならないと防衛任務にもA級に上がるための"ランク戦"にも参加できないのだ!」
「ランク戦…?」
「そうランク戦!上の級に上がるには防衛任務の手柄だけじゃなくボーダー隊員同士の模擬戦でも勝ってかなきゃダメなの
それが通称ランク戦
同じ級の中で競い合って強い人間が上に行くってわけ」
「ふむ、つまりおれがB級になるにはC級のやつらを蹴散らしてくればいいわけだな」
遊真だしB級にはすぐ上がれそうだけどね
でもまだ入隊日迎えてないからランク戦したくても出来ないんだけどね
「慌てんなよ遊真
おまえはうちのトリガーに慣れる時間がいるだろ?
ランク戦にはおまえの黒トリガーは使えないぞ」
黒トリガーは強すぎるため自動的にS級隊員扱いになってランク戦から外される
そう言われた遊真は黒トリガーを使わないでおこうと決意した
話は千佳のポジションをどうするかになった
カウンセリングの結果千佳は狙撃手に決まった
知らない匂いが三人近づいてくる
椿はドアをじっと見つめていると大きな音を立てて一人の女性が部屋に入ってきた
「あたしのどら焼きがない!!誰が食べたの!?」
周囲を見渡し雷神丸の上でグースカ寝ている陽太郎を見て彼に近づき逆さにして尋問をはじめた
「さてはまたおまえか!?おまえが食べたのか!?」
「むにゃむにゃ…たしかなまんぞく…」
「おまえだなー!!」
そんな怒り心頭の女性に宇佐美さんが真実を話す
「ごめーんこなみ。昨日お客さん用のお菓子に使っちゃった」
「はぁ!?」
「また今度買ってくるからー」
「あたしは今食べたいの!!」
今度は宇佐美さんの頬を引っ張るこなみさんの後ろから男性が二人入ってきた
「なんだなんだ騒がしいな小南」
「いつもどおりじゃないすか?」
もさもさ頭の男性がこちらを見て思い出したように言う
「おっ、この4人迅さんが言ってた新人すか?」
「新人…!?あたしそんな話聞いてないわよ!?
なんでウチに新人なんか来るわけ!?迅!!」
怒りを爆発させる小南さんに衝撃の一言を告げる
「まだ言ってなかったけど実は…
この4人おれの弟と妹なんだ」
なんだこの人、え、まじで頭ダイジョウブ?
そんな明らかな嘘信じる人がいるわけ…
「えっそうなの?」
いたー
えーまじかーこれどうすんの?
「迅に兄弟なんかいたんだ…!とりまるあんた知ってた!?」
「もちろんですよ小南先輩知らなかったんですか?」
あれ、この人なんでそんな嘘貫き遠そうとしてるの?
小南さん遊真を見て似てるとか言わないで!
修と迅さんを比べて!ぜんぜん違うから!
「レイジさんも知ってたの!?」
「よく知ってるよ
迅が一人っ子だってことを」
「…!?」
「このすぐダマされちゃう子が小南桐絵17歳」
「だましたの!?」
最初は高飛車タイプかと思っていたが存外可愛らしいところもあるようだ
「こっちのもさもさした男前が烏丸京介16歳」
「もさもさした男前です、よろしく」
この人は迅さんがちょっと入ってるな、読みにくいタイプの人間だ
私はこの手のタイプは苦手なので烏丸さんにも近寄らないようにしよう。うん、それがいい
「こっちの落ち着いた筋肉が木崎レイジ21歳」
「落ち着いた筋肉…?それ人間か?」
この人が一番常識ありそう、一生ついていきたいタイプ
「さて全員そろったところで本題だ
こっちの4人はわけあってA級を目指してる
これから厳しい実力派の世界に身を投じるわけだが、さっき宇佐美が言ったようにC級ランク戦開始までにまだ少し時間がある
次の正式入隊日は1月8日。約三週間後だ
この三週間を使って新人4人を鍛えようと思う具体的にはレイジさんたち3人にはそれぞれメガネくんたち3人の師匠になってマンツーマンで指導してもらう」
ん?3人?4人じゃなくて?
「はあ?ちょっと勝手に決めないでよ!
あたしまだこの子たちの入隊なんて認めて…」
「小南、これは支部長の命令でもある」
「支部長の…!?」
「林藤さんの命令じゃ仕方ないな」
「そうっすね仕方ないっすね」
「…わかったわ、やればいいんでしょ
そのかわりこいつはあたしがもらうから」
遊真の首に腕を回し引き寄せる小南さん
「見た感じあんたがいちばん強いんでしょ?あたし弱いやつはキライなの」
「ほほう、お目が高い」
「あんたも強そうだから迷ったけどね」
「え、私ですか?遊真の方が強いですよー」
以外だな、私強そうに見えるのか
C級のやつらは目が腐ってたのかな
「じゃあ千佳ちゃんはレイジさんだね
狙撃手の経験あるのレイジさんだけだから」
「よ、よろしくお願いします…」
「よろしく」
あ、私が一番指導して欲しい人が消えた
となると私と修は烏丸先輩ということになるが…
「じゃあメガネくんは烏丸が師匠だから
柴犬ちゃんは俺が指導するよ」
「絶対嫌です」
「拒否権ないよー」
ちっ!
こんな男の指導うけるとか憂鬱すぎる
「よーしそれじゃあ4人とも師匠の指導をよく聞いて、特に柴犬ちゃん
三週間しっかり腕を磨くように!
じゃ、おれはやることがあるから。柴犬ちゃんいくよ」
逃げる体制をとる私の首ねっこを掴みズルズルと引き摺られていった
諸君はこれからA級を目指す!
そのためにはもうB級になってる修くんと椿ちゃんを除く千佳ちゃんと遊真くんの二人にB級に上がってもらわなければならない!
それはなぜか!
まずはB級…正隊員にならないと防衛任務にもA級に上がるための"ランク戦"にも参加できないのだ!」
「ランク戦…?」
「そうランク戦!上の級に上がるには防衛任務の手柄だけじゃなくボーダー隊員同士の模擬戦でも勝ってかなきゃダメなの
それが通称ランク戦
同じ級の中で競い合って強い人間が上に行くってわけ」
「ふむ、つまりおれがB級になるにはC級のやつらを蹴散らしてくればいいわけだな」
遊真だしB級にはすぐ上がれそうだけどね
でもまだ入隊日迎えてないからランク戦したくても出来ないんだけどね
「慌てんなよ遊真
おまえはうちのトリガーに慣れる時間がいるだろ?
ランク戦にはおまえの黒トリガーは使えないぞ」
黒トリガーは強すぎるため自動的にS級隊員扱いになってランク戦から外される
そう言われた遊真は黒トリガーを使わないでおこうと決意した
話は千佳のポジションをどうするかになった
カウンセリングの結果千佳は狙撃手に決まった
知らない匂いが三人近づいてくる
椿はドアをじっと見つめていると大きな音を立てて一人の女性が部屋に入ってきた
「あたしのどら焼きがない!!誰が食べたの!?」
周囲を見渡し雷神丸の上でグースカ寝ている陽太郎を見て彼に近づき逆さにして尋問をはじめた
「さてはまたおまえか!?おまえが食べたのか!?」
「むにゃむにゃ…たしかなまんぞく…」
「おまえだなー!!」
そんな怒り心頭の女性に宇佐美さんが真実を話す
「ごめーんこなみ。昨日お客さん用のお菓子に使っちゃった」
「はぁ!?」
「また今度買ってくるからー」
「あたしは今食べたいの!!」
今度は宇佐美さんの頬を引っ張るこなみさんの後ろから男性が二人入ってきた
「なんだなんだ騒がしいな小南」
「いつもどおりじゃないすか?」
もさもさ頭の男性がこちらを見て思い出したように言う
「おっ、この4人迅さんが言ってた新人すか?」
「新人…!?あたしそんな話聞いてないわよ!?
なんでウチに新人なんか来るわけ!?迅!!」
怒りを爆発させる小南さんに衝撃の一言を告げる
「まだ言ってなかったけど実は…
この4人おれの弟と妹なんだ」
なんだこの人、え、まじで頭ダイジョウブ?
そんな明らかな嘘信じる人がいるわけ…
「えっそうなの?」
いたー
えーまじかーこれどうすんの?
「迅に兄弟なんかいたんだ…!とりまるあんた知ってた!?」
「もちろんですよ小南先輩知らなかったんですか?」
あれ、この人なんでそんな嘘貫き遠そうとしてるの?
小南さん遊真を見て似てるとか言わないで!
修と迅さんを比べて!ぜんぜん違うから!
「レイジさんも知ってたの!?」
「よく知ってるよ
迅が一人っ子だってことを」
「…!?」
「このすぐダマされちゃう子が小南桐絵17歳」
「だましたの!?」
最初は高飛車タイプかと思っていたが存外可愛らしいところもあるようだ
「こっちのもさもさした男前が烏丸京介16歳」
「もさもさした男前です、よろしく」
この人は迅さんがちょっと入ってるな、読みにくいタイプの人間だ
私はこの手のタイプは苦手なので烏丸さんにも近寄らないようにしよう。うん、それがいい
「こっちの落ち着いた筋肉が木崎レイジ21歳」
「落ち着いた筋肉…?それ人間か?」
この人が一番常識ありそう、一生ついていきたいタイプ
「さて全員そろったところで本題だ
こっちの4人はわけあってA級を目指してる
これから厳しい実力派の世界に身を投じるわけだが、さっき宇佐美が言ったようにC級ランク戦開始までにまだ少し時間がある
次の正式入隊日は1月8日。約三週間後だ
この三週間を使って新人4人を鍛えようと思う具体的にはレイジさんたち3人にはそれぞれメガネくんたち3人の師匠になってマンツーマンで指導してもらう」
ん?3人?4人じゃなくて?
「はあ?ちょっと勝手に決めないでよ!
あたしまだこの子たちの入隊なんて認めて…」
「小南、これは支部長の命令でもある」
「支部長の…!?」
「林藤さんの命令じゃ仕方ないな」
「そうっすね仕方ないっすね」
「…わかったわ、やればいいんでしょ
そのかわりこいつはあたしがもらうから」
遊真の首に腕を回し引き寄せる小南さん
「見た感じあんたがいちばん強いんでしょ?あたし弱いやつはキライなの」
「ほほう、お目が高い」
「あんたも強そうだから迷ったけどね」
「え、私ですか?遊真の方が強いですよー」
以外だな、私強そうに見えるのか
C級のやつらは目が腐ってたのかな
「じゃあ千佳ちゃんはレイジさんだね
狙撃手の経験あるのレイジさんだけだから」
「よ、よろしくお願いします…」
「よろしく」
あ、私が一番指導して欲しい人が消えた
となると私と修は烏丸先輩ということになるが…
「じゃあメガネくんは烏丸が師匠だから
柴犬ちゃんは俺が指導するよ」
「絶対嫌です」
「拒否権ないよー」
ちっ!
こんな男の指導うけるとか憂鬱すぎる
「よーしそれじゃあ4人とも師匠の指導をよく聞いて、特に柴犬ちゃん
三週間しっかり腕を磨くように!
じゃ、おれはやることがあるから。柴犬ちゃんいくよ」
逃げる体制をとる私の首ねっこを掴みズルズルと引き摺られていった