狙撃手泣かせのサイドエフェクト
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「迅。おまえに黒トリガーの捕獲を命じる
会議は終わりだ。速やかに任務を遂行しろ」
迅さんは遊真を捕まえる気なのか?
もし敵になるようならその時は容赦はしない
だが城戸指令に対する迅の返事は否だった
「それはできません」
「どういうことかね迅くん
最高司令官の命令に従えないと?」
「おれは玉狛支部の人間です
城戸指令に直接の指揮権はありません
おれを使いたいなら林藤支部長を通してください」
ボーダーの指揮系統は直属の上司だけが部下に命令できるのか…
「何をまどろっこしいことを…
結局は同じことだろうが」
「林藤支部長、命令したまえ」
「やれやれ、支部長命令だ
迅、黒トリガーを捕まえてこい」
「はい」
迅さんが了承した
骨が折れるけどやるしかない…
「ただしやり方はおまえに任せる」
迅さんに任せる?
それって…
「了解支部長
実力派エリート迅、支部長命令により任務を遂行します!」
思いもよらぬ展開となった
この様子だったら遊真は心配なさそうかもいれない
「さあて行くかメガネくん、柴犬ちゃん」
「…はい!」
部屋を出る私達を止めたのは唐沢さんと呼ばれていた人だった
「三雲くん、柴田さん、ちょっといいかな?」
「え?はい…」
「きみ達の友人の近界民がこっちに来た目的は何なのか
きみ達は聞いてないか?」
「目的、ですか?」
「そうだ。相手が何を求めているか
それがわかれば交渉が可能だ
たとえ別世界の住人でも」
「交渉…!?近界民相手に何を悠長な…」
「排除するより利用できないかと考えてしまうんですよ、根が欲張りなもので」
この唐沢さんってひとは強かな人だな
普通近界民に交渉しようとは思わないだろう
「"父親の知り合いがボーダーにいる。その知り合いに会いに来た"
遊真はそう言ってましたよ」
「ボーダーに知り合い…!?誰のことだ?」
「いや名前は聞いてないんですが…」
私達の言葉に上層部の二人が作り話だなんだと言ってくるので腹が立って殴ろうかと出しかけた手を迅さんが押さえ込んだ
ちくしょう、また止められた
「その父親の名前は?
いや友人本人の名前でもいい」
「父親の名前はわかりませんが、本人の名前は…
空閑遊真です」
空閑という名字に反応したのは
林藤支部長、忍田本部長、そして城戸指令の三人だった
遊真の父親って一体何者なんだろう…
会議は終わりだ。速やかに任務を遂行しろ」
迅さんは遊真を捕まえる気なのか?
もし敵になるようならその時は容赦はしない
だが城戸指令に対する迅の返事は否だった
「それはできません」
「どういうことかね迅くん
最高司令官の命令に従えないと?」
「おれは玉狛支部の人間です
城戸指令に直接の指揮権はありません
おれを使いたいなら林藤支部長を通してください」
ボーダーの指揮系統は直属の上司だけが部下に命令できるのか…
「何をまどろっこしいことを…
結局は同じことだろうが」
「林藤支部長、命令したまえ」
「やれやれ、支部長命令だ
迅、黒トリガーを捕まえてこい」
「はい」
迅さんが了承した
骨が折れるけどやるしかない…
「ただしやり方はおまえに任せる」
迅さんに任せる?
それって…
「了解
実力派エリート迅、支部長命令により任務を遂行します!」
思いもよらぬ展開となった
この様子だったら遊真は心配なさそうかもいれない
「さあて行くかメガネくん、柴犬ちゃん」
「…はい!」
部屋を出る私達を止めたのは唐沢さんと呼ばれていた人だった
「三雲くん、柴田さん、ちょっといいかな?」
「え?はい…」
「きみ達の友人の近界民がこっちに来た目的は何なのか
きみ達は聞いてないか?」
「目的、ですか?」
「そうだ。相手が何を求めているか
それがわかれば交渉が可能だ
たとえ別世界の住人でも」
「交渉…!?近界民相手に何を悠長な…」
「排除するより利用できないかと考えてしまうんですよ、根が欲張りなもので」
この唐沢さんってひとは強かな人だな
普通近界民に交渉しようとは思わないだろう
「"父親の知り合いがボーダーにいる。その知り合いに会いに来た"
遊真はそう言ってましたよ」
「ボーダーに知り合い…!?誰のことだ?」
「いや名前は聞いてないんですが…」
私達の言葉に上層部の二人が作り話だなんだと言ってくるので腹が立って殴ろうかと出しかけた手を迅さんが押さえ込んだ
ちくしょう、また止められた
「その父親の名前は?
いや友人本人の名前でもいい」
「父親の名前はわかりませんが、本人の名前は…
空閑遊真です」
空閑という名字に反応したのは
林藤支部長、忍田本部長、そして城戸指令の三人だった
遊真の父親って一体何者なんだろう…