狙撃手泣かせのサイドエフェクト
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「さて近界民はどいつだ?」
「米屋何しに来たの?」
「柴犬じゃん!」
「おい、無駄口は叩くな
今そのトリガーを使っていたのはそっちの女だ」
「えっ…」
「初の人型近界民が女の子かー
ちょっと殺る気削がれるなー」
「油断するなよどんな姿だろうと近界民は人類の敵だ」
「ま、待ってくださいこいつは…」
レプリカを使ったのが千佳だと勘違いしているので千佳はちがうと言おうとしたが、遊真が自分が近界民だということを話してしまった
まずい、ボーダーの人間にバレてしまった
処分は免れないだろう
どうしたら…
「おまえが近界民だと…
間違いないだろうな?」
「まちがいないよ」
その瞬間遊真が打たれた
「遊真っ…!?」
「何してるんですか!!」
「近界民を名乗った以上見逃すわけにはいかない
近界民はすべて殺す。それがボーダーの務めだ」
頭が固い人だな
遊真は銃で撃たれてやられたかと思いきや
「あのさ、ボーダーに迅さんっているだろ?
おれのこと訊いてみてくれない?
いちおう知り合いなんだけど」
「そ…そうです!
迅さんに訊いてもらえればわかるはずです
こいつが他の近界民とはちがうって…」
「迅だと…?」
迅という言葉に反応した
迅さんこの人になにかしたんじゃないだろうか?
「やっぱり一枚噛んでたか…
裏切り者の玉狛支部が…!」
裏切り者?迅さんが?
なんの話だろう?
「退け三雲
俺たちは城戸指令の特命で動いている
実力で排除するぞ」
「柴犬も退いて欲しいんだけどなぁ」
「退くわけないでしょ
さっきは不意をつかれたけど次は負けない!」
今にも飛びかからんとする椿を止めたのは遊真であった
「さがってろ椿
こいつらが用事があるのはおれだ
こいつらとはおれ一人でやる」
「遊真が言うなら大丈夫なんだろうけど、でもそこの頭ツンツンした方とはさっき戦ったけどなかなかに強いよ」
「大丈夫だ。オサムと椿はチカについてやれ」
「…わかった」
「悪いなチカ巻き込んで」
謝る遊真に何も言えなかった千佳
「うひょー、強そうじゃん!
なぁ秀次こいつオレに
「ふざけるな遊びじゃない
こいつは二人掛かりで確実に始末する」
「二人掛かり…?」
「おまえおもしろいウソつくね」
そうだここには二人じゃなくて少し離れたビルの屋上にあと二人いる
私の鼻だと別の場所に迅さんもいるけど、迅さんは関与する気はないのだろうか?
「へぇ…やっぱただもんじゃないな
ここは一つ全員でじっくりかかるか」
米屋が動いた
あっ遊真は米屋の武器初めてみるんだった
「遊真もっと距離とって!
そいつの武器は…」
注意しようとしたが少し遅かった
「不意打ちがミエミエだよ」
「…と思うじゃん?」
避けたはずの遊真の首が切れていた
「浅いなー
いきなり首は欲ばりすぎたかー
やっぱ狙うなら足からかな?」
「どういうしかけだ…?」
A級の隊が相手じゃいくら遊真が強くても敵わないと思った修はある人物に電話をかけた
「迅さん!助けてください!
A級の部隊が空閑を…
…え!?」
迅さんに電話したのか
電話しても無駄だと思うけどね
三輪隊は確かに腕の立つ隊らしいけど遊真に勝てるかどうかは別の問題だ
なんせ遊真は特別なトリオンの匂いがする