ダイケンジャー
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驚いた有利達は中庭から、巨大なこけし人形の様な物を見上げていた。
「いったい何だ、あれは?」
「4000年前、エアハルト・ウィンコットが国土防衛の為に作り上げた汎用人型魔動装置。その名も『ダイケンジャー初号機』!!」
「「……え?」」
「…何、その名前…?」
まさかの名前に双子だけでなく有利も苦笑する。
「あれが、我が祖先の残した物…」
デル・キアスンは自分の祖先がそんな物を残していた事に驚きを隠せないでいた。
そんな中、何かを動かしてしまったグレタ達はというと…。
「グレタ達、おっきいお人形さんの中にいるみたい」
「これ、動くのかな?えいっ」
ポチッ
「いい加減学習してくれないかな?」
またリンジーは先ほどのライオンの口といい、人形を外へ出す時といい、全てにおいて自分でそのボタンを押していたのだ。
それを見ていたエイルはいい加減にしてよ、と思いつつ溜め息をついた。
「あ」
「動きだしたぞ?」
外から見ていた有利達は突然、ダイケンジャー初号機が動きだした事に気づき、ただ見上げていた瞬間だった。
ダイケンジャー初号機は動き出し、体ごと山の方へ向けて口を開けると、その口から巨大は炎の様な物を発砲したのだ。
ドガン!!
そのまま放された炎は山の方へ攻撃され、大きく爆発した。
「え?」
「なんという破壊力だ…」
その破壊力を見てコンラート達は驚くだけだった。
「だから言ったんだ!あれを目覚めさせてはいけないと!」
「言ってないよ!」
後悔したように言う健に有利は突っ込んだ。
「このままだと民にも被害が出るんじゃないの?」
「何とかしないといけないな~」
「ご安心ください」
すると突然アニシナが話に参加してきたのだ。
アニシナが指をパチンと鳴らすと、多くの兵がガラスの様な、何かの機械を持って屋根の上に登場する。
「…あれは、いったい…」
「こんな事もあろうかと、わたくしが発明した魔動装置『めっさ強い光線砲』です」
「それの動力は!?」
ギュンターに聞かれたアニシナは手で示す。
「フッ 抜かりはありません!」
アニシナが示したのは線が繋がっている自転車の様な物が3台置いてあった。
「…っ」
「…やはり…」
それを見たグウェンダルとギュンターは思いっきり嫌な顔になり、セルセなホッとした顔になる。
「魔力無くてよかった、俺…」
「本当にそうね」
自分達がハーフで魔力を持ってなくて良かったと、いつも犠牲になる彼らを見て安心していたのだった。
案の定、魔力を持っているグウェンダル、ギュンター、そしてデル・キアスンが魔力を送る為に自転車に乗って漕ぎ始める。
3人が一生懸命漕いだおかげ?で魔力が集まり、その魔力は屋根にいる兵達が持ってる機械へ運ばれる。
「なぎ払えー!」
アニシナの命令を聞いた彼らは持っていた機械から巨大な光の光線が出ると、そのままダイケンジャー初号機へ直撃したのだった。
その光線のおかげでダイケンジャー初号機の腹部に大きな穴が開き、一同ホッとしていた時だった。
「‘喜ぶのはまだ早いぞ!’」
別の声が聞こえ振り替えると、そこには健の肩に立っている眞王がいた。
「あれ、眞王陛下?」
「っていうか…、ちっさ!」
眞王廟では普通のサイズなのに、今有利達の目の前に現れた眞王は人形サイズと変わらなかったのだ。
「そのお姿はどうしたんですか?」
苦笑しながらセルセは眞王に尋ねる。
「‘眞王廟から離れると魔力が弱まるのでな。こうして小さくならねば、実態を維持出来ないのだ’」
「だからって、僕の肩に乗らないでくれる?近くには双子だっているんだから…」
堂々と健の肩に乗っている眞王に健は呆れるだけだった。
「‘話は後だ。あれを見ろ!’」
眞王が指差した先、それはダイケンジャー初号機の目の部分だった。
「! グレタ!」
「リンジー!」
「エイル!」
3人がいた場所があの目の中だったらしいのだ。
なぜ3人があのダイケンジャー初号機の中にいるのか分からず戸惑っていたが、そう迷っている暇もなかったのだ。
「このままでは倒れるぞ!」
先ほどの攻撃の所為で傾き始めていた。
「どうすれば…、あ!そうだ!コッヒーを使おう!空から3人を助けるんだ!」
「ああ!」
有利の提案にヴォルフラムは賛成したが、それを聞いていたアリアは苦笑する。
「骨飛族は無理よ」
「え?何で!?」
アリアと同じ様に苦笑しながらセルセは理由を話した。
「今は羽が生え変わる時期だから、飛べるヤツは1匹もいないんだよ」
「な、何だって~!?」
「いったい何だ、あれは?」
「4000年前、エアハルト・ウィンコットが国土防衛の為に作り上げた汎用人型魔動装置。その名も『ダイケンジャー初号機』!!」
「「……え?」」
「…何、その名前…?」
まさかの名前に双子だけでなく有利も苦笑する。
「あれが、我が祖先の残した物…」
デル・キアスンは自分の祖先がそんな物を残していた事に驚きを隠せないでいた。
そんな中、何かを動かしてしまったグレタ達はというと…。
「グレタ達、おっきいお人形さんの中にいるみたい」
「これ、動くのかな?えいっ」
ポチッ
「いい加減学習してくれないかな?」
またリンジーは先ほどのライオンの口といい、人形を外へ出す時といい、全てにおいて自分でそのボタンを押していたのだ。
それを見ていたエイルはいい加減にしてよ、と思いつつ溜め息をついた。
「あ」
「動きだしたぞ?」
外から見ていた有利達は突然、ダイケンジャー初号機が動きだした事に気づき、ただ見上げていた瞬間だった。
ダイケンジャー初号機は動き出し、体ごと山の方へ向けて口を開けると、その口から巨大は炎の様な物を発砲したのだ。
ドガン!!
そのまま放された炎は山の方へ攻撃され、大きく爆発した。
「え?」
「なんという破壊力だ…」
その破壊力を見てコンラート達は驚くだけだった。
「だから言ったんだ!あれを目覚めさせてはいけないと!」
「言ってないよ!」
後悔したように言う健に有利は突っ込んだ。
「このままだと民にも被害が出るんじゃないの?」
「何とかしないといけないな~」
「ご安心ください」
すると突然アニシナが話に参加してきたのだ。
アニシナが指をパチンと鳴らすと、多くの兵がガラスの様な、何かの機械を持って屋根の上に登場する。
「…あれは、いったい…」
「こんな事もあろうかと、わたくしが発明した魔動装置『めっさ強い光線砲』です」
「それの動力は!?」
ギュンターに聞かれたアニシナは手で示す。
「フッ 抜かりはありません!」
アニシナが示したのは線が繋がっている自転車の様な物が3台置いてあった。
「…っ」
「…やはり…」
それを見たグウェンダルとギュンターは思いっきり嫌な顔になり、セルセなホッとした顔になる。
「魔力無くてよかった、俺…」
「本当にそうね」
自分達がハーフで魔力を持ってなくて良かったと、いつも犠牲になる彼らを見て安心していたのだった。
案の定、魔力を持っているグウェンダル、ギュンター、そしてデル・キアスンが魔力を送る為に自転車に乗って漕ぎ始める。
3人が一生懸命漕いだおかげ?で魔力が集まり、その魔力は屋根にいる兵達が持ってる機械へ運ばれる。
「なぎ払えー!」
アニシナの命令を聞いた彼らは持っていた機械から巨大な光の光線が出ると、そのままダイケンジャー初号機へ直撃したのだった。
その光線のおかげでダイケンジャー初号機の腹部に大きな穴が開き、一同ホッとしていた時だった。
「‘喜ぶのはまだ早いぞ!’」
別の声が聞こえ振り替えると、そこには健の肩に立っている眞王がいた。
「あれ、眞王陛下?」
「っていうか…、ちっさ!」
眞王廟では普通のサイズなのに、今有利達の目の前に現れた眞王は人形サイズと変わらなかったのだ。
「そのお姿はどうしたんですか?」
苦笑しながらセルセは眞王に尋ねる。
「‘眞王廟から離れると魔力が弱まるのでな。こうして小さくならねば、実態を維持出来ないのだ’」
「だからって、僕の肩に乗らないでくれる?近くには双子だっているんだから…」
堂々と健の肩に乗っている眞王に健は呆れるだけだった。
「‘話は後だ。あれを見ろ!’」
眞王が指差した先、それはダイケンジャー初号機の目の部分だった。
「! グレタ!」
「リンジー!」
「エイル!」
3人がいた場所があの目の中だったらしいのだ。
なぜ3人があのダイケンジャー初号機の中にいるのか分からず戸惑っていたが、そう迷っている暇もなかったのだ。
「このままでは倒れるぞ!」
先ほどの攻撃の所為で傾き始めていた。
「どうすれば…、あ!そうだ!コッヒーを使おう!空から3人を助けるんだ!」
「ああ!」
有利の提案にヴォルフラムは賛成したが、それを聞いていたアリアは苦笑する。
「骨飛族は無理よ」
「え?何で!?」
アリアと同じ様に苦笑しながらセルセは理由を話した。
「今は羽が生え変わる時期だから、飛べるヤツは1匹もいないんだよ」
「な、何だって~!?」