婚約者
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
-婚約者-
城に入った彼らは夕飯の晩餐会まで自由という事になった。
そして今までの疲れを取ってもらおうという事で、有利を魔王専用のお風呂へ入ってもらう事にしたのだ。
「(けっこう面白いかもな。あの新しい陛下)」
待っている間、イスで本を読んでいたセルセは有利と会ってからの事を思い出しながら小さく笑っていた。
すると突然有利が腰にタオルを巻き、ものすごい勢いで戻ってきた。
「陛下?どうしたんですか?いったい…、」
「お風呂に入ってたら!!ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、湯殿で全裸の美女がいきなり入ってきて!!」
顔を紅くしたまま有利はコンラートとセルセに説明した。
「「湯殿で全裸の美女?」」
「ビビった~!魔王専用じゃなかったのかよ…」
説明された2人は呆れるだけだった。
「ああ~、何てこった…」
「やってくれるぜ、ホント…」
「いったい、誰なの?あのセクシークイーンさん?」
魔王専用のお風呂にとってもセクシーな女性の事を2人はすぐに理解した。
そんな人が突然お風呂に入ってきたから、有利は驚いてすぐに出てきたらしい。
「(誰だって、あの人を見たらビックリするよな~)」
そんな事を思っていたセルセだった。
「陛下、こちらをお召じに…」
「え?」
どこかギュンターの言葉が可笑しいと思った有利だが、相変わらず彼は爽やかな笑顔をしている。
「これから、眞王の晩餐会ですから」
「(晩餐会、か。行きたくないな)」
晩餐会という言葉を聞いただけでも、セルセは行きたくないと思っていた。
「…………何これ?」
有利は一般用の下着を見て驚く。
「…一応これが一般的は下着なんで、」
「…っう!申し訳ございません!わたくし不埒な想像を!頭を冷やして参ります…!!」
そう言って、ギュンターは鼻を押さえて部屋から出て行ったのだ。
「……どうしたんだ?アイツ?」
そんなギュンターにセルセは呆れるしかなかったが、そんな中、コンラートはある事に気づく。
「…ん?陛下、何かいい匂いがしますね」
「…ホントだ。いったい、何ですか?」
コンラートの問いかけにセルセもまた不思議に思い、有利から放たれる香りが気になったのだ。
「そう?湯殿に有ったシャンプーの匂いじゃない?」
不思議に思っていた2人だが、部屋の外でギュンターの叫び声でそんな考えも消えた。
「「?」」
「(何アイツ…?)」
こうして、有利達は晩餐会の部屋に行ったのだ。
城に入った彼らは夕飯の晩餐会まで自由という事になった。
そして今までの疲れを取ってもらおうという事で、有利を魔王専用のお風呂へ入ってもらう事にしたのだ。
「(けっこう面白いかもな。あの新しい陛下)」
待っている間、イスで本を読んでいたセルセは有利と会ってからの事を思い出しながら小さく笑っていた。
すると突然有利が腰にタオルを巻き、ものすごい勢いで戻ってきた。
「陛下?どうしたんですか?いったい…、」
「お風呂に入ってたら!!ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、湯殿で全裸の美女がいきなり入ってきて!!」
顔を紅くしたまま有利はコンラートとセルセに説明した。
「「湯殿で全裸の美女?」」
「ビビった~!魔王専用じゃなかったのかよ…」
説明された2人は呆れるだけだった。
「ああ~、何てこった…」
「やってくれるぜ、ホント…」
「いったい、誰なの?あのセクシークイーンさん?」
魔王専用のお風呂にとってもセクシーな女性の事を2人はすぐに理解した。
そんな人が突然お風呂に入ってきたから、有利は驚いてすぐに出てきたらしい。
「(誰だって、あの人を見たらビックリするよな~)」
そんな事を思っていたセルセだった。
「陛下、こちらをお召じに…」
「え?」
どこかギュンターの言葉が可笑しいと思った有利だが、相変わらず彼は爽やかな笑顔をしている。
「これから、眞王の晩餐会ですから」
「(晩餐会、か。行きたくないな)」
晩餐会という言葉を聞いただけでも、セルセは行きたくないと思っていた。
「…………何これ?」
有利は一般用の下着を見て驚く。
「…一応これが一般的は下着なんで、」
「…っう!申し訳ございません!わたくし不埒な想像を!頭を冷やして参ります…!!」
そう言って、ギュンターは鼻を押さえて部屋から出て行ったのだ。
「……どうしたんだ?アイツ?」
そんなギュンターにセルセは呆れるしかなかったが、そんな中、コンラートはある事に気づく。
「…ん?陛下、何かいい匂いがしますね」
「…ホントだ。いったい、何ですか?」
コンラートの問いかけにセルセもまた不思議に思い、有利から放たれる香りが気になったのだ。
「そう?湯殿に有ったシャンプーの匂いじゃない?」
不思議に思っていた2人だが、部屋の外でギュンターの叫び声でそんな考えも消えた。
「「?」」
「(何アイツ…?)」
こうして、有利達は晩餐会の部屋に行ったのだ。