歴史書
●2006年:皇樹の侵林 、ほか
西暦2000年初頭から世界各地に広がった奇病、ノロイと黒獣疾患 。
この不治の病への対処法を確立するため、西暦2006年の春先に日本近海に存在している直径約5kmの人工島“ゲムリア”が、研究開発のための特別区域に指定され、同年の秋、独立自治権を獲得する。
さらに日本領内ではあるが、いかなる国にも属さない方針が認められたため、暫定政府が樹立。
暫定政府以降のゲムリアには、国籍、人種、技術レベルを問わず、世界中の最先端技術の研究者が節操 なく集められた。
以後、ゲムリアではノロイや皇獣 に対する様々な技術が開発されると共に、この島独自の法、文化、技術などが栄えたために外界の文明とは進歩の方向性に差異が生じ、技術体系や文化におけるガラパゴス化が進んだ。
その結果、ゲムリアで開発された様々な技術は、人類滅亡後も世に出る度に一種のオーバーテクノロジーによるアーティファクトのような扱いで、各時代に登場することとなる。
西暦2000年初頭から世界各地に広がった奇病、ノロイと
この不治の病への対処法を確立するため、西暦2006年の春先に日本近海に存在している直径約5kmの人工島“ゲムリア”が、研究開発のための特別区域に指定され、同年の秋、独立自治権を獲得する。
さらに日本領内ではあるが、いかなる国にも属さない方針が認められたため、暫定政府が樹立。
暫定政府以降のゲムリアには、国籍、人種、技術レベルを問わず、世界中の最先端技術の研究者が
以後、ゲムリアではノロイや
その結果、ゲムリアで開発された様々な技術は、人類滅亡後も世に出る度に一種のオーバーテクノロジーによるアーティファクトのような扱いで、各時代に登場することとなる。