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歴史書

●????年:四畳半のヴァルハラ

 大交鎖図書館に強力なガイストが侵入した。
 ニヲスィ歴崩壊後に空白期間があり、万年火災地帯からは空や星が見えないため、具体的な発生時期は不明。
 よって、便宜的にこのガイストは“ガイスト9999”と呼称された。
 侵入したガイストは、ある本データ内部にてドールによって拘束されたが、ドールに感染して勢力を増す。
 一時は司書さん配下の管理プログラムをも圧倒し、次々と各エリアを制圧していったが、管理プログラムに協力的だったとある過去データの再現体によって勢力図が反転。
 最終的にはガイスト9999は抹消されたが、大交鎖図書館は再建が必要なほどの深刻なダメージを負うことになった。
 この時に失われた過去データは多く、現在も少しずつ修復が進められている。
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