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●バハムート:ひこーる!、皇樹の侵林おうじゅのしんりんなど
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イラスト:An様

心:SS 技:A 体:SS 速:S
 西暦2006年、太平洋上に出現したクラスSS相当の超大型皇獣おうじゅう
 デンキウナギをベースとして黒獣疾患を発症し、およそ全長1kmという異例の巨大化を遂げた。(通常のデンキウナギの皇獣おうじゅうは、ここまで巨大化しない)
 凄まじい質量をものともせず飛行することができる……というか、空を泳いでいるように見えた、と関係者は語る。
 そのサイズと強さは、オンルッカーを除けば西暦時代第二位というとんでもないスケールで、「ひこーる!」のラスボス。
 もちろん第一位は皇樹おうじゅである。

 出現後は太平洋を西進し始め、進路上に存在する人工島ゲムリアが迎撃に当たった。
 しかし、落雷に匹敵する凄まじい電撃を幾度となく放ち、迎撃に出た船舶、航空機、巡航ミサイル、偵察・迎撃用ドローンなどは、ことごとく沈められるという大損害を被ることになる。
 ほかにも体表の粘液や外皮の破片を弾丸のごとく射出するため、極めて絶縁性の高い装甲で覆われた特殊船舶なども、容易に撃破されてしまった。
 結果、2006年当時は亜人化技術が未完成で、機構義肢サイボーグ技術も皇樹事変前後に比べると稚拙であったことから、人類は万策尽きたように見えたがここでハノ・ゼネラル社が秘密兵器を投入。
 2006年当時にはまだ解明されていなかったことではあるが、皇核細胞おうかくさいぼうとガイストが反発しあって双方を劇的に弱体化させることを利用し、同社は北陸地方の小さな地方都市・神作こうさ市から異能者(つまりガイスト感染者)を招聘しょうへい
 異能者、出どころ不明のアンドロイド、その持ち主を名乗るフィリップ=カーライル博士を乗せた航空戦闘機が、バハムートの撃破のために飛び立った。
(ゲーム的には、連れていく異能者によって自機の性能が異なる。ただし、現状ではゲーム化の予定は無しのお蔵入りネタ)
 カーライル博士の指揮によってバハムートは撃墜されたが、異能者達もバハムートの皇核細胞おうかくさいぼうの影響で力を失ってしまい、次に同じクラスの超巨大皇獣おうじゅうが現れた場合、人類は別の対抗手段を用意しなくてはいけなくなってしまったことになる。
 とはいえ、バハムートを放置していればゲムリアはもちろん、日本やアジア各地が、ゆくゆくは世界中の都市が壊滅したであろうことが簡単に予測できたため、むしろ最小限の被害に食い止めることができたと言っていいだろう。

 ちなみに、撃破されたバハムートは他の皇獣おうじゅうと同じように蒸気を噴出して皇獣おうじゅう化前のサイズへと戻り、損傷した皇核細胞おうかくさいぼうは排出されたはずであったが、その行方を確認できた者はいなかったという。
 後に、凄まじく強力なデンキウナギの皇核細胞おうかくさいぼうを持つ亜人がルレイン研究所で誕生するのだが、まさか、ねえ……
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