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2.
いきが...くるしい
ぼく、どうしたんだっけ...
かっちゃんと泳いでて...波がきて...
そうだ...かっちゃんは...
くそっ...
あの波のときか...
上にあがれねぇ...
くそデクは...
2人は意識が薄れゆく中夢を見ていた
ヒラヒラと揺れる綺麗な虹色のヒレと、見覚えのあるようなアメジスト色の瞳が心配そうに自分を見つめている姿
そして、「大丈夫だよ」と言うその声がとても心地よかった
「っ、あれ...っ!かっちゃん!」
「っるせぇな...」
「かっちゃん!だいじょうぶ⁈」
「あたりめぇだろ、くそデクのくせに俺の心配してんじゃねぇ」
「ご、ごめん...。でも、僕達溺れたのにどうやってあそこから出てきたのかな?僕、なんだか不思議な生き物を見たような気がするんだけど...」
出久の言葉に勝己がピクリと反応した
「不思議な生き物だと...?」
「う、うん。なんか綺麗なヒレ?みたいな...。もしかしてかっちゃんも見たの⁈」
「...っるせ」
「み、見たんだね!そ、それに、何だかみおちゃんの目みたいな色をしてたような...」
そこまで言って出久ははっとした。そして、それは勝己も同じだった
「おい、みおはどこいった?」
「わ、わかんない...。みおちゃん?」
美凪の姿が無いことに焦った2人は急いで辺りを見渡してみると、1つの草むらが揺れていた。何かと思い草むらを覗いた2人は目を見開きそして、顔を真っ赤にしてしまったのである。
「~っ⁈」
「お、お前、なんちゅう恰好してんだよ!」
2人が顔を真っ赤にしてしまったその理由
それは美凪の姿だった
服は着ておらずその白い肌が見えており、身につけているものと言えば、大切な部分を隠す女性の下着のようなものだけだった
そして、自然と視線は下に向かいダメだと思いつつも下半身を見てみると、美凪が着ていた服で隠されていた
ホッとしたのも束の間で、服から見えている“それ”に2人は見覚えがあった
「お、まえ...」
「も、もしかして...」
2人が驚きで戸惑っている時美凪のに大きな瞳から涙がこぼれた
「なっ!」
「みおちゃん⁈どうしたの⁈どこか痛いの⁈」
「っ...違うの...。2人に嫌われちゃうと思って...」
「「えっ?/はっ?」」
「だ、だってこんな姿だし...ふ、2人に嫌われたらわたし...」
そう言いながらさらに泣きだしてしまいそうな美凪を見て、2人はアワアワしていた。
「そ、そんな!嫌いになんてならないよ!」
「そうだぞ!そんなんで嫌いになるかよ!」
「ほ、ほんとに?」
「うん!それに、僕達を助けてくれたのはみおちゃんでしょ?」
「えっ?」
「さっきのお前だろ?...その...ありがとな」
「か、かっちゃんがお礼を言った...!」
「うるえーぞ!くそデク!お前もお礼言えや!」
「う、うん!みおちゃん、ありがとうね」
「~っ!みーくん!かーくん!ありがとう!」
いきが...くるしい
ぼく、どうしたんだっけ...
かっちゃんと泳いでて...波がきて...
そうだ...かっちゃんは...
くそっ...
あの波のときか...
上にあがれねぇ...
くそデクは...
2人は意識が薄れゆく中夢を見ていた
ヒラヒラと揺れる綺麗な虹色のヒレと、見覚えのあるようなアメジスト色の瞳が心配そうに自分を見つめている姿
そして、「大丈夫だよ」と言うその声がとても心地よかった
「っ、あれ...っ!かっちゃん!」
「っるせぇな...」
「かっちゃん!だいじょうぶ⁈」
「あたりめぇだろ、くそデクのくせに俺の心配してんじゃねぇ」
「ご、ごめん...。でも、僕達溺れたのにどうやってあそこから出てきたのかな?僕、なんだか不思議な生き物を見たような気がするんだけど...」
出久の言葉に勝己がピクリと反応した
「不思議な生き物だと...?」
「う、うん。なんか綺麗なヒレ?みたいな...。もしかしてかっちゃんも見たの⁈」
「...っるせ」
「み、見たんだね!そ、それに、何だかみおちゃんの目みたいな色をしてたような...」
そこまで言って出久ははっとした。そして、それは勝己も同じだった
「おい、みおはどこいった?」
「わ、わかんない...。みおちゃん?」
美凪の姿が無いことに焦った2人は急いで辺りを見渡してみると、1つの草むらが揺れていた。何かと思い草むらを覗いた2人は目を見開きそして、顔を真っ赤にしてしまったのである。
「~っ⁈」
「お、お前、なんちゅう恰好してんだよ!」
2人が顔を真っ赤にしてしまったその理由
それは美凪の姿だった
服は着ておらずその白い肌が見えており、身につけているものと言えば、大切な部分を隠す女性の下着のようなものだけだった
そして、自然と視線は下に向かいダメだと思いつつも下半身を見てみると、美凪が着ていた服で隠されていた
ホッとしたのも束の間で、服から見えている“それ”に2人は見覚えがあった
「お、まえ...」
「も、もしかして...」
2人が驚きで戸惑っている時美凪のに大きな瞳から涙がこぼれた
「なっ!」
「みおちゃん⁈どうしたの⁈どこか痛いの⁈」
「っ...違うの...。2人に嫌われちゃうと思って...」
「「えっ?/はっ?」」
「だ、だってこんな姿だし...ふ、2人に嫌われたらわたし...」
そう言いながらさらに泣きだしてしまいそうな美凪を見て、2人はアワアワしていた。
「そ、そんな!嫌いになんてならないよ!」
「そうだぞ!そんなんで嫌いになるかよ!」
「ほ、ほんとに?」
「うん!それに、僕達を助けてくれたのはみおちゃんでしょ?」
「えっ?」
「さっきのお前だろ?...その...ありがとな」
「か、かっちゃんがお礼を言った...!」
「うるえーぞ!くそデク!お前もお礼言えや!」
「う、うん!みおちゃん、ありがとうね」
「~っ!みーくん!かーくん!ありがとう!」