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1.
「ねぇ、ママ、なんでわたしは海に入っちゃだめなの?」
「それはね...」
◇◇◇
「いってきま~す!」
元気よく家の扉を開けて飛び出した女の子は神海美凪。彼女はきらきらと光る髪をなびかせながら、待ち合わせの場所へ向かっていた
「みーくん!」
「みおちゃん!」
「ごめんね、まった?」
そう聞きながら首をかしげる女の子を見てボッと顔を赤くした緑頭の男の子は緑谷出久である
「みーくん、顔が赤いよ?」
「だ、だいじょうぶ!ちょっと熱いだけだよ!」
「そっか!今日は何して遊ぼうか?」
「うーん、じゃあ...」
出久が何か言おうとした時後ろから口調の悪い声が聞こえて来た
「おい!くそデク!なにみおと遊んでんだよ!」
「か、かっちゃん...」
「かーくん!みーくんをいじめたらダメだよ!」
「しるか!おい、みお!今日は海に行くぞ!」
「えっ...」
「ちょ、ちょっと!かっちゃん、子どもだけで海に行くなんて危ないよ!大人の人がいなきゃ」
「うるせ!デクはくんな!」
そう言うとツンツン頭がトレードマークであるかー君こと、爆豪勝己は美凪の手を取ってズンズンと歩いて行った
◇◇◇
海に連れて来られた美凪は焦っていた
「かーくん!わ、わたし海はダメなの...」
「はぁ?みお、泳げねぇのか?」
「う、うん...」
「仕方ねぇな、じゃあ、砂浜で遊ぶくらいならいいだろ?」
「うん!それなら大丈夫!」
そういって満面の笑みを浮かべた美凪を見て勝己はドキッとしていた
(か、かわいいじゃねぇか)
「みおちゃん!かっちゃん!まって~!」
「あっ、みーくんも来たんだね!よかった!」
「ちっ、別にお前は来なくてよかったのにな」
「ご、ごめんね...」
「みーくん、謝らなくていいよ。かーくん!そんな意地悪言わないで!みんなで一緒に遊んだ方が楽しいでしょ?」
美凪に言われた勝己はやや不満そうだったが、その後は3人で砂浜にお城を作ったりして遊んでいた
砂浜で遊んでいた3人だったが、やはりこの暑い夏の日に目の前に海があって泳がないなんて事はなく、浜辺で水をかけあっていたがそのうち、勝己と出久は少し先の方へと泳いでいた
出久に文句を言いながらも何だかんだ仲良く遊んでいる2人を見ていた美凪だったが、違和感を覚えた
『なんか、2人とも動きが変...?』
そう思って目を凝らし良く見て見た時、美凪は海に向かって駆けだした
「ねぇ、ママ、なんでわたしは海に入っちゃだめなの?」
「それはね...」
◇◇◇
「いってきま~す!」
元気よく家の扉を開けて飛び出した女の子は神海美凪。彼女はきらきらと光る髪をなびかせながら、待ち合わせの場所へ向かっていた
「みーくん!」
「みおちゃん!」
「ごめんね、まった?」
そう聞きながら首をかしげる女の子を見てボッと顔を赤くした緑頭の男の子は緑谷出久である
「みーくん、顔が赤いよ?」
「だ、だいじょうぶ!ちょっと熱いだけだよ!」
「そっか!今日は何して遊ぼうか?」
「うーん、じゃあ...」
出久が何か言おうとした時後ろから口調の悪い声が聞こえて来た
「おい!くそデク!なにみおと遊んでんだよ!」
「か、かっちゃん...」
「かーくん!みーくんをいじめたらダメだよ!」
「しるか!おい、みお!今日は海に行くぞ!」
「えっ...」
「ちょ、ちょっと!かっちゃん、子どもだけで海に行くなんて危ないよ!大人の人がいなきゃ」
「うるせ!デクはくんな!」
そう言うとツンツン頭がトレードマークであるかー君こと、爆豪勝己は美凪の手を取ってズンズンと歩いて行った
◇◇◇
海に連れて来られた美凪は焦っていた
「かーくん!わ、わたし海はダメなの...」
「はぁ?みお、泳げねぇのか?」
「う、うん...」
「仕方ねぇな、じゃあ、砂浜で遊ぶくらいならいいだろ?」
「うん!それなら大丈夫!」
そういって満面の笑みを浮かべた美凪を見て勝己はドキッとしていた
(か、かわいいじゃねぇか)
「みおちゃん!かっちゃん!まって~!」
「あっ、みーくんも来たんだね!よかった!」
「ちっ、別にお前は来なくてよかったのにな」
「ご、ごめんね...」
「みーくん、謝らなくていいよ。かーくん!そんな意地悪言わないで!みんなで一緒に遊んだ方が楽しいでしょ?」
美凪に言われた勝己はやや不満そうだったが、その後は3人で砂浜にお城を作ったりして遊んでいた
砂浜で遊んでいた3人だったが、やはりこの暑い夏の日に目の前に海があって泳がないなんて事はなく、浜辺で水をかけあっていたがそのうち、勝己と出久は少し先の方へと泳いでいた
出久に文句を言いながらも何だかんだ仲良く遊んでいる2人を見ていた美凪だったが、違和感を覚えた
『なんか、2人とも動きが変...?』
そう思って目を凝らし良く見て見た時、美凪は海に向かって駆けだした