入学、そして再会
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5
合理的な嘘により入学そうそう体力測定を終えた一行は教室へと戻ってい来ると、今後のカリキュラムなどを気だるそうに担任から説明を受け高校一日目はお開きということになった
説明されたプリント類を丁寧にファイルへ挟み、カバンへ入れていた美凪の机に影が掛り、誰かと思い顔を上げるとそこには多くのキラキラと目を輝かせた同級生たちがいた
「深海さん! テスト総合1位おめでとうございます!私、八百万百と申します!よければ...その、私とお友達になってくださいませ!」
「私はさっき友達になったもんね~!」
「お前だけズリーぞ!芦戸!なーなー!俺は切島鋭児郎!よろしくな!」
「オレは上鳴電気!」
「ちょっと!男子の自己紹介は後にしてよね!ウチは耳郎響香!さっきのすごい個性だったね!」
「私は蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んでほしいわ」
「女子ばっかズリーぞ!」
「あ、あの...みんな...」
「オイっ!おめーらごときがみお困らせてんじゃねぇーぞ!」
「かー君...」
「そうですわね...。爆豪さんの言う通りですわ。みんなで話しかけたら困りますわよね」
「うんうん。ちょっとびっくりしちゃっただけだから気にしないで!私も皆とお話して仲良くなりたいから!」
「おい、みお、帰んぞ」
「うん!みんな、ごめんね。今日はかー君と帰るね。またいっぱい話そうね!」
「うん、また明日ね!」
「じゃ~な!」
爆豪が美凪の手を引いて教室を出た少しの間の後、クラスメイトの心は一つだったに違いない
『『『あの二人どういう関係ーーーーーーーーー!?!?!』』』
教室を後にした2人は学校近くの河川敷に来ていた
「みお、疲れてんだろ」
「そんなことないよ」
「でも、顔が疲れてる」
「...すごいね。かー君にはいつもバレちゃう。初日で少しだけ疲れちゃったかな」
「当たり前だろ...。ここでよかったか?」
「うん。人が少なくて落ち着ける。連れてきてくれてありがとうね」
「別に...。帰ってきてたんだな」
「うん...。本当はこの街に戻ってきた日に会いに行きたかったんだけど色々準備してたら行けなくって...。でも雄栄に入れば会えるって思ってたから」
「なんで...」
「だって、あの日約束したでしょ?」
「...いつかまた、ヒーローになる時まで」
「覚えててくれたんだ」
「当たり前だろ。あの日から俺は最強のヒーローになることだけを考えて来た。誰よりも強くなってオールマイトすら超えるヒーローに俺はなる」
「今日のテストもかー君すごかったもんね」
「総合1位のみおに言われてもな」
「ふふふ、ありがと」
「でも、みおの個性、少し違ったな」
「うん...かー君とみー君にはちゃんと言わないとって思ってる。けど、みー君教室にいなかったから...」
「あんなモブはほっとけ」
「相変わらずみー君には厳しいね。でも、かー君だって気づいてるでしょ?みー君は雄栄に来た。それがどんなことを意味してるか」
「....。あいつは無個性だったはずだ...なのに...」
「...きっとみー君なりに努力してきたんだよ。それは“雄栄” に来た人たちみんなに言えること。かー君だってそうでしょ?かー君、前よりも個性の使い方が精密で力も強くなってる」
「べ、別にそんなことねーよ」
少し恥ずかしそうにしてそっぽを向く彼を見ながら美凪は変わってないなと改め思った
「かー君、私の個性のことなんだけど...みー君がいるときに話してもいいかな?」
「....あぁ、みおのタイミングで話してくれればそれでいい」
「ありがとう。やっぱりかー君は優しいね」
「べ、別に...!」
「うふふ」
それから2人は連絡先を交換し帰ることになったのだが、勝己に家まで送ると申し出を受けたがオールマイトと暮らしていることは極秘のため万が一鉢合わせすることを心配した美凪が何とか理由をつけて断るとシュンとしてしまった勝己をなだめながら帰宅の途につくのだった
◇continue◇
***
かー君、背伸びたよね!いいな~、私ももっと大きくなりたい!
みおも成長してるじゃねぇか
ほんと?!
あぁ...特に...
かー君、顔真っ赤だよ!大丈夫?!
.../////
合理的な嘘により入学そうそう体力測定を終えた一行は教室へと戻ってい来ると、今後のカリキュラムなどを気だるそうに担任から説明を受け高校一日目はお開きということになった
説明されたプリント類を丁寧にファイルへ挟み、カバンへ入れていた美凪の机に影が掛り、誰かと思い顔を上げるとそこには多くのキラキラと目を輝かせた同級生たちがいた
「深海さん! テスト総合1位おめでとうございます!私、八百万百と申します!よければ...その、私とお友達になってくださいませ!」
「私はさっき友達になったもんね~!」
「お前だけズリーぞ!芦戸!なーなー!俺は切島鋭児郎!よろしくな!」
「オレは上鳴電気!」
「ちょっと!男子の自己紹介は後にしてよね!ウチは耳郎響香!さっきのすごい個性だったね!」
「私は蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んでほしいわ」
「女子ばっかズリーぞ!」
「あ、あの...みんな...」
「オイっ!おめーらごときがみお困らせてんじゃねぇーぞ!」
「かー君...」
「そうですわね...。爆豪さんの言う通りですわ。みんなで話しかけたら困りますわよね」
「うんうん。ちょっとびっくりしちゃっただけだから気にしないで!私も皆とお話して仲良くなりたいから!」
「おい、みお、帰んぞ」
「うん!みんな、ごめんね。今日はかー君と帰るね。またいっぱい話そうね!」
「うん、また明日ね!」
「じゃ~な!」
爆豪が美凪の手を引いて教室を出た少しの間の後、クラスメイトの心は一つだったに違いない
『『『あの二人どういう関係ーーーーーーーーー!?!?!』』』
教室を後にした2人は学校近くの河川敷に来ていた
「みお、疲れてんだろ」
「そんなことないよ」
「でも、顔が疲れてる」
「...すごいね。かー君にはいつもバレちゃう。初日で少しだけ疲れちゃったかな」
「当たり前だろ...。ここでよかったか?」
「うん。人が少なくて落ち着ける。連れてきてくれてありがとうね」
「別に...。帰ってきてたんだな」
「うん...。本当はこの街に戻ってきた日に会いに行きたかったんだけど色々準備してたら行けなくって...。でも雄栄に入れば会えるって思ってたから」
「なんで...」
「だって、あの日約束したでしょ?」
「...いつかまた、ヒーローになる時まで」
「覚えててくれたんだ」
「当たり前だろ。あの日から俺は最強のヒーローになることだけを考えて来た。誰よりも強くなってオールマイトすら超えるヒーローに俺はなる」
「今日のテストもかー君すごかったもんね」
「総合1位のみおに言われてもな」
「ふふふ、ありがと」
「でも、みおの個性、少し違ったな」
「うん...かー君とみー君にはちゃんと言わないとって思ってる。けど、みー君教室にいなかったから...」
「あんなモブはほっとけ」
「相変わらずみー君には厳しいね。でも、かー君だって気づいてるでしょ?みー君は雄栄に来た。それがどんなことを意味してるか」
「....。あいつは無個性だったはずだ...なのに...」
「...きっとみー君なりに努力してきたんだよ。それは
「べ、別にそんなことねーよ」
少し恥ずかしそうにしてそっぽを向く彼を見ながら美凪は変わってないなと改め思った
「かー君、私の個性のことなんだけど...みー君がいるときに話してもいいかな?」
「....あぁ、みおのタイミングで話してくれればそれでいい」
「ありがとう。やっぱりかー君は優しいね」
「べ、別に...!」
「うふふ」
それから2人は連絡先を交換し帰ることになったのだが、勝己に家まで送ると申し出を受けたがオールマイトと暮らしていることは極秘のため万が一鉢合わせすることを心配した美凪が何とか理由をつけて断るとシュンとしてしまった勝己をなだめながら帰宅の途につくのだった
◇continue◇
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かー君、背伸びたよね!いいな~、私ももっと大きくなりたい!
みおも成長してるじゃねぇか
ほんと?!
あぁ...特に...
かー君、顔真っ赤だよ!大丈夫?!
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