幼少期
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3.親バカ視点
「はぁ...」
「おや、ガイアがため息なんて珍しいな。どうかしたのかい?」
「あぁ、オールマイトか。君こそ本部に来るなんて珍しいな。何かやらかしたのか?」
「ハッハッハ!やらかしたはないだろう、今度少しばかり海外へ行ってくれと頼まれたんだよ」
「そうか。君を待ってる人たちがいるからな。気をつけてな」
「あぁ。そういえば、さっきのため息はどうしたんだい?」
「はぁ...、うちの姫が嫁ぐ日が来るのかと思ってね」
「あぁ、美凪ちゃんか。嫁ぐって、まだ3歳だろ?気が早いんじゃ...」
「でも!この前保育園から帰ってくる時男の子達と一緒に帰ってきたんだよ!それも、すっごーく楽しそうに!きっとどちらかの事が好きなのかも...ほら、幼馴染みと結婚ってよくある話だろ?だから...」
「おいおい、飛躍しすぎじゃないか?ただ仲のいい友達だろ?」
「でも!この前その男の子達の事をかっこいいって言ってたんだよ...その後、パパとどっちがかっこいい?って聞いたらパパって言ってくれたんだけど...」
目の前であーだこーだ言いながら頭を抱えている親友、ガイアを見ながらオールマイトはこうもなるもんかと少しばかり呆れていた
『いつもは冷静沈着、クールな男だが美凪ちゃんや渚の事になるとあたふたする様はいつ見ても和むな』
「おい、人が悩んでるのになんでそんな和んだ顔してるんだよ」
「あぁ、すまんすまん。でも、ガイアの方がかっこいいって言うんだから良かったじゃないか。美凪ちゃんは優しい子だな」
そう言われたガイアはさっきまでのこの世の終わりとも言えるような表現とはうってかわり、目をキラキラさせながら親友を見た
「そーなんだよ!うちの子は優しいんだ!まさに天使のような子なんだよ〜!この前だって...」
『始まったか...これはしばらくかかるぞ』
イキイキと目を輝かせながら話し出したガイアを見てオールマイトはつい先日の事を思い出していた。あの日も娘の美凪ちゃんの話しをし始め、かれこれ1時間付き合わされたのだった
『確かに美凪ちゃんはとても可愛い子だ。この前私が抱っこした時もきゃっきゃと楽しそうにはしゃいでいたしな...。まぁ、抱っこしたなんてガイアに言ったらとんでもない剣幕で怒られそうだから言わないでおこう...それに、ガイアより親バカなのは...』
「でわな、また帰ってきたら家に寄ってくれ!」
「あぁ!では、またな!」
一通り話し終えたガイアと別れを告げ、それぞれ帰宅の途につくのだった
♢♢♢
「おかえりなさい」
「あぁ、ただいま。美凪はもう寝てしまった?」
「えぇ、さっきまでガイアのことを待つって言ってたんだけど、眠気には勝てなかったみたいね」
「そうか。まぁ、可愛い寝顔が見られるからこれはこれでいいんだけど。そう言えば今日俊典に会ったよ」
「あら、そうなの。本部で会うなんて珍しいわね。何かやらかしたのかしら?」
「ははは、俊典に怒られるぞ!今度海外に行くそうだ」
「そうなの。あぁ、この前家に来た時そんなこと言ってたわね」
「俊典、来たのかい?」
「えぇ、美凪に会いに来たんですって。その時いっぱいお土産を貰ったわよ。それに、抱っこしてほっぺたにスリスリまでしちゃって」
「...な、なんだって⁈そんなこと一言も言わなかったぞ‼」
「あなたのその反応を予感したんでしょうね」
「俊典め...今度会ったら‼」
「その必要は無いわよ。私がちゃんとしといたから」
「しといた...って」
その言葉を聞いた渚はにっこりと笑ってこう言った
「ちゃんと釘は刺したし、まだ嫁に出す気はないわよ」
「な、渚...?」
「こんな天使みたいに可愛くて、優しい子他にいないでしょ?私の目が黒い内に嫁へ出すなんてある訳ないじゃない?」
「そ、そうですね」
「....この子には絶対に幸せになってほしいの。だから、この子を幸せに出来る仲間や素敵な人が現れてほしい....。」
「大丈夫さ。それまでは俺達がしっかり守ってやろうな」
「えぇ」
眠っている美凪の頭を渚が撫で、頬にキスを落としたガイアの2人はとても優し顔をしていた
◇continue◇
「はぁ...」
「おや、ガイアがため息なんて珍しいな。どうかしたのかい?」
「あぁ、オールマイトか。君こそ本部に来るなんて珍しいな。何かやらかしたのか?」
「ハッハッハ!やらかしたはないだろう、今度少しばかり海外へ行ってくれと頼まれたんだよ」
「そうか。君を待ってる人たちがいるからな。気をつけてな」
「あぁ。そういえば、さっきのため息はどうしたんだい?」
「はぁ...、うちの姫が嫁ぐ日が来るのかと思ってね」
「あぁ、美凪ちゃんか。嫁ぐって、まだ3歳だろ?気が早いんじゃ...」
「でも!この前保育園から帰ってくる時男の子達と一緒に帰ってきたんだよ!それも、すっごーく楽しそうに!きっとどちらかの事が好きなのかも...ほら、幼馴染みと結婚ってよくある話だろ?だから...」
「おいおい、飛躍しすぎじゃないか?ただ仲のいい友達だろ?」
「でも!この前その男の子達の事をかっこいいって言ってたんだよ...その後、パパとどっちがかっこいい?って聞いたらパパって言ってくれたんだけど...」
目の前であーだこーだ言いながら頭を抱えている親友、ガイアを見ながらオールマイトはこうもなるもんかと少しばかり呆れていた
『いつもは冷静沈着、クールな男だが美凪ちゃんや渚の事になるとあたふたする様はいつ見ても和むな』
「おい、人が悩んでるのになんでそんな和んだ顔してるんだよ」
「あぁ、すまんすまん。でも、ガイアの方がかっこいいって言うんだから良かったじゃないか。美凪ちゃんは優しい子だな」
そう言われたガイアはさっきまでのこの世の終わりとも言えるような表現とはうってかわり、目をキラキラさせながら親友を見た
「そーなんだよ!うちの子は優しいんだ!まさに天使のような子なんだよ〜!この前だって...」
『始まったか...これはしばらくかかるぞ』
イキイキと目を輝かせながら話し出したガイアを見てオールマイトはつい先日の事を思い出していた。あの日も娘の美凪ちゃんの話しをし始め、かれこれ1時間付き合わされたのだった
『確かに美凪ちゃんはとても可愛い子だ。この前私が抱っこした時もきゃっきゃと楽しそうにはしゃいでいたしな...。まぁ、抱っこしたなんてガイアに言ったらとんでもない剣幕で怒られそうだから言わないでおこう...それに、ガイアより親バカなのは...』
「でわな、また帰ってきたら家に寄ってくれ!」
「あぁ!では、またな!」
一通り話し終えたガイアと別れを告げ、それぞれ帰宅の途につくのだった
♢♢♢
「おかえりなさい」
「あぁ、ただいま。美凪はもう寝てしまった?」
「えぇ、さっきまでガイアのことを待つって言ってたんだけど、眠気には勝てなかったみたいね」
「そうか。まぁ、可愛い寝顔が見られるからこれはこれでいいんだけど。そう言えば今日俊典に会ったよ」
「あら、そうなの。本部で会うなんて珍しいわね。何かやらかしたのかしら?」
「ははは、俊典に怒られるぞ!今度海外に行くそうだ」
「そうなの。あぁ、この前家に来た時そんなこと言ってたわね」
「俊典、来たのかい?」
「えぇ、美凪に会いに来たんですって。その時いっぱいお土産を貰ったわよ。それに、抱っこしてほっぺたにスリスリまでしちゃって」
「...な、なんだって⁈そんなこと一言も言わなかったぞ‼」
「あなたのその反応を予感したんでしょうね」
「俊典め...今度会ったら‼」
「その必要は無いわよ。私がちゃんとしといたから」
「しといた...って」
その言葉を聞いた渚はにっこりと笑ってこう言った
「ちゃんと釘は刺したし、まだ嫁に出す気はないわよ」
「な、渚...?」
「こんな天使みたいに可愛くて、優しい子他にいないでしょ?私の目が黒い内に嫁へ出すなんてある訳ないじゃない?」
「そ、そうですね」
「....この子には絶対に幸せになってほしいの。だから、この子を幸せに出来る仲間や素敵な人が現れてほしい....。」
「大丈夫さ。それまでは俺達がしっかり守ってやろうな」
「えぇ」
眠っている美凪の頭を渚が撫で、頬にキスを落としたガイアの2人はとても優し顔をしていた
◇continue◇