赤ちゃんの心(リクエスト作品)
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1
ねぇ、ナイトなんかの病気じゃないよね...
「大丈夫だよ、きっと大丈夫...」
そう言いながら小夜はナイトが診察を受けている扉を心配するに見ていた
ことの始まりは旅の途中でナイトがおねしょをするようになったことだ。以前にもオムツのCМを受けた後に赤ちゃん返りをすることがあったが、今回は赤ちゃん返りをすることなくおねしょをしており、ナイト自身が一番驚いていた
一晩様子を見ていたがおねしょは収まることなく、ナイトもどうしたらいいか戸惑っており、これはただ事ではないと他のメンバーもからかうことなく心配し始めた。そこで、一番近くのポケモンセンターで診察を受ける事になったという訳だ
♢♢♢
~小夜さん、診察室までお入りください~
アナウンスを受けて診察室に入った小夜にジョーイさんが説明をはじめた
「検査したところ身体的には問題はありませんでした。ただ、精神的に幼くなっている現象が見られますね。何か心当たりはないですか?例えば、進化が早かったとか」
「あっ...ナイトは卵から孵った後直ぐにルカリオに進化したんです。それに、元々物知り...あっ、その、大人っぽかったというか...」
「なるほど。きっと進化が早かった事が原因ですね。稀に早く進化したポケモンに幼児化が起こると報告があるんです。研究によれば生まれすぐに進化したため心のどこかで甘えたいと言う気持ちが爆発しために起きる現象だと考えられているの。今回のようにおねしょをしたり指しゃぶりをしたりする現象が急に現われるからポケモンもトレーナーも戸惑う事が多いんですよ」
「そうなんですか...それで、治療法みたいなのはあるんですか?」
「えぇ、甘えたいという気持ちを抑圧せずに解放してあげる事が大切なんです。だから赤ちゃんの生活をさせてあげる事が良いのよ。ちょうどこのセンターにはそういうポケモン達の為の治療部屋があるからしばらく療養すると良いですよ。」
「分かりました。よろしくお願いします」
「じゃあ、部屋を案内するからついてきてくださいね」
その後、案内された部屋は可愛らしい壁紙が貼られベビーベッドがありいくつかのおもちゃが置かれていた
「出来るだけルカリオには赤ちゃん生活をさせて下さいね。まだ彼自身も戸惑っていると思うけど、この症状を克服するためには心を解放してあげる事が一番ですから。」
「はい」
「じゃあ、明日はプレールームを案内しますね。何かあればいつでも呼んでください。あっ、これを渡しておきますね。日中お漏らしをしてもいいように普段から付けておいてください。オムツの替え方は大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です。ありがとうございます」
ジョーイが部屋を出た後、小夜は俯いたまま立っているナイトへ声を掛けた
「ナイト、オムツ履こうか」
情けないですね...こんな体になるなんて...。小夜に迷惑までかけて。本当にすみません...
「そんなこと言わないで。ジョーイさんも言ってたけど甘えられなかったことで起こる現状なんだから。それに、ナイトにはいつも助けてもらってばっかりだからこんな時こそ甘えて欲しいの。だって私達家族でしょ?」
小夜っ....ありがとうございます
こうして小夜達はナイトの療養のためしばらくポケモンセンターに滞在する事になった
♢♢♢
次の日、ジョーイに連れられてやってきた部屋に来ていた
「ここはプレールームと言ってブランコやすべり台などの遊び道具があるんです。ここで他のポケモン達と一緒に遊ぶことも出来るんですよ。」
そう言われて小夜とナイトがみた先にはガブリアスやエルレイドなどの大きなポケモンがおむつやおしゃぶりをして赤ちゃんになりきりトレーナーに甘えている姿があった
ナイトにとってその光景はとても新鮮なものであり、羞恥心を吹っ切るきっかけとなった
それからはプレールームで他のポケモン達と一緒にハイハイで移動し楽しそうに遊んだり、おしゃぶりを加えてお昼寝をする日々を過ごしていった
時にはわざとお漏らしをして小夜にオムツを替えて欲しいと駄々をこねたり、ハイハイをしながら小夜に抱っこして欲しいと抱き付いてくることもあった
そんなナイトの様子に小夜も母性が湧きたっぷりと愛情を注いでお世話をしていくのだった
♢♢♢
それから数日間、ナイトの療養は続き十分に甘える事が出来たという事で退院しても大丈夫だとジョーイから伝えられた
無事にポケモンセンターを退院したナイトは以前よりもすっきりとした様子であり、赤ちゃん返りをすることなく旅を続けていた。そんな様子を見ながら小夜も安心するのであった
退院後、旅を続けていた一行はとある森で野宿をすることになり、皆で準備を進めていた
「ナイト、そこにある薪を取ってくれない?」
分かりました。どうぞ、ママ
「「「「「ママ~⁈」」」」
はっ!い、今のは....
な~んだ、やっぱりまだ治ってないんじゃないの?
あら、また赤ちゃんになりたいのかしら?
かわいいですね~
ママってオレも呼んでみたい....一緒に呼ぶか?
ママね~
こ、これは違います‼
「ナイト、恥ずかしがることないよ。みんなもそんなにからかわないで」
小夜に言われ、からかっていた周囲のメンバーもばつが悪そうな表情になった
ごめんなさい...
ナイト、ごめんなさいね
申し訳ありません
すまない事をした
すまん...
「ナイト、本当は今も甘えたいって思うことがあるんじゃないの?」
...すみません。治療が終わってからもうこんな気持ちになる事は無いと思っていたんですが...時々思ってしまうんです...甘えたいと。あ、赤ちゃんになりたいと...
「そっか...よかった用意してて」
そう言って小夜がバックの中から取り出したのはおむつやおしゃぶりなどが入っているルリオ柄のポーチだった
小夜っ!そ、それは...
「実はね、ジョーイさんからもしかしたらまた幼児化することもあるかもしれないって聞いたの。だから、一応用意してたの」
そ、そうなんですか....
「ナイト、恥ずかしがることはないんだよ。だって家族なんだから」
...ありがとうございますっ!
「それにね、私もナイトの様子を見ながら可愛いと思ってたの。だから、一緒にこの生活も楽しもうよ。みんなも分かってくれるでしょ?」
小夜がそう問いかけると皆が頷いていた
小夜...みんなも...ありがとうございます!</span>
そういえば次の街には可愛らしいお店があるみたいよ、ね、コア
そうそう!僕も行ってみたいって思ってたんだ~♪なんか、赤ちゃん専門店もあるみたいだよ
私もお店に行ってみたいですね~
そろそろ、旅の道具が足りなくなるんじゃないか?
寄るのはいいんじゃねぇか?
「みんな...ねぇ、ナイト。一緒にオムツとかおもちゃを見に行ってくれない?ナイトの好きな柄とかおもちゃを知りたいの」
....うん!行きたい!
そう言うナイトはとても可愛らしい笑顔を見せていた
おわり*
ねぇ、ナイトなんかの病気じゃないよね...
「大丈夫だよ、きっと大丈夫...」
そう言いながら小夜はナイトが診察を受けている扉を心配するに見ていた
ことの始まりは旅の途中でナイトがおねしょをするようになったことだ。以前にもオムツのCМを受けた後に赤ちゃん返りをすることがあったが、今回は赤ちゃん返りをすることなくおねしょをしており、ナイト自身が一番驚いていた
一晩様子を見ていたがおねしょは収まることなく、ナイトもどうしたらいいか戸惑っており、これはただ事ではないと他のメンバーもからかうことなく心配し始めた。そこで、一番近くのポケモンセンターで診察を受ける事になったという訳だ
♢♢♢
~小夜さん、診察室までお入りください~
アナウンスを受けて診察室に入った小夜にジョーイさんが説明をはじめた
「検査したところ身体的には問題はありませんでした。ただ、精神的に幼くなっている現象が見られますね。何か心当たりはないですか?例えば、進化が早かったとか」
「あっ...ナイトは卵から孵った後直ぐにルカリオに進化したんです。それに、元々物知り...あっ、その、大人っぽかったというか...」
「なるほど。きっと進化が早かった事が原因ですね。稀に早く進化したポケモンに幼児化が起こると報告があるんです。研究によれば生まれすぐに進化したため心のどこかで甘えたいと言う気持ちが爆発しために起きる現象だと考えられているの。今回のようにおねしょをしたり指しゃぶりをしたりする現象が急に現われるからポケモンもトレーナーも戸惑う事が多いんですよ」
「そうなんですか...それで、治療法みたいなのはあるんですか?」
「えぇ、甘えたいという気持ちを抑圧せずに解放してあげる事が大切なんです。だから赤ちゃんの生活をさせてあげる事が良いのよ。ちょうどこのセンターにはそういうポケモン達の為の治療部屋があるからしばらく療養すると良いですよ。」
「分かりました。よろしくお願いします」
「じゃあ、部屋を案内するからついてきてくださいね」
その後、案内された部屋は可愛らしい壁紙が貼られベビーベッドがありいくつかのおもちゃが置かれていた
「出来るだけルカリオには赤ちゃん生活をさせて下さいね。まだ彼自身も戸惑っていると思うけど、この症状を克服するためには心を解放してあげる事が一番ですから。」
「はい」
「じゃあ、明日はプレールームを案内しますね。何かあればいつでも呼んでください。あっ、これを渡しておきますね。日中お漏らしをしてもいいように普段から付けておいてください。オムツの替え方は大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です。ありがとうございます」
ジョーイが部屋を出た後、小夜は俯いたまま立っているナイトへ声を掛けた
「ナイト、オムツ履こうか」
情けないですね...こんな体になるなんて...。小夜に迷惑までかけて。本当にすみません...
「そんなこと言わないで。ジョーイさんも言ってたけど甘えられなかったことで起こる現状なんだから。それに、ナイトにはいつも助けてもらってばっかりだからこんな時こそ甘えて欲しいの。だって私達家族でしょ?」
小夜っ....ありがとうございます
こうして小夜達はナイトの療養のためしばらくポケモンセンターに滞在する事になった
♢♢♢
次の日、ジョーイに連れられてやってきた部屋に来ていた
「ここはプレールームと言ってブランコやすべり台などの遊び道具があるんです。ここで他のポケモン達と一緒に遊ぶことも出来るんですよ。」
そう言われて小夜とナイトがみた先にはガブリアスやエルレイドなどの大きなポケモンがおむつやおしゃぶりをして赤ちゃんになりきりトレーナーに甘えている姿があった
ナイトにとってその光景はとても新鮮なものであり、羞恥心を吹っ切るきっかけとなった
それからはプレールームで他のポケモン達と一緒にハイハイで移動し楽しそうに遊んだり、おしゃぶりを加えてお昼寝をする日々を過ごしていった
時にはわざとお漏らしをして小夜にオムツを替えて欲しいと駄々をこねたり、ハイハイをしながら小夜に抱っこして欲しいと抱き付いてくることもあった
そんなナイトの様子に小夜も母性が湧きたっぷりと愛情を注いでお世話をしていくのだった
♢♢♢
それから数日間、ナイトの療養は続き十分に甘える事が出来たという事で退院しても大丈夫だとジョーイから伝えられた
無事にポケモンセンターを退院したナイトは以前よりもすっきりとした様子であり、赤ちゃん返りをすることなく旅を続けていた。そんな様子を見ながら小夜も安心するのであった
退院後、旅を続けていた一行はとある森で野宿をすることになり、皆で準備を進めていた
「ナイト、そこにある薪を取ってくれない?」
分かりました。どうぞ、ママ
「「「「「ママ~⁈」」」」
はっ!い、今のは....
な~んだ、やっぱりまだ治ってないんじゃないの?
あら、また赤ちゃんになりたいのかしら?
かわいいですね~
ママってオレも呼んでみたい....一緒に呼ぶか?
ママね~
こ、これは違います‼
「ナイト、恥ずかしがることないよ。みんなもそんなにからかわないで」
小夜に言われ、からかっていた周囲のメンバーもばつが悪そうな表情になった
ごめんなさい...
ナイト、ごめんなさいね
申し訳ありません
すまない事をした
すまん...
「ナイト、本当は今も甘えたいって思うことがあるんじゃないの?」
...すみません。治療が終わってからもうこんな気持ちになる事は無いと思っていたんですが...時々思ってしまうんです...甘えたいと。あ、赤ちゃんになりたいと...
「そっか...よかった用意してて」
そう言って小夜がバックの中から取り出したのはおむつやおしゃぶりなどが入っているルリオ柄のポーチだった
小夜っ!そ、それは...
「実はね、ジョーイさんからもしかしたらまた幼児化することもあるかもしれないって聞いたの。だから、一応用意してたの」
そ、そうなんですか....
「ナイト、恥ずかしがることはないんだよ。だって家族なんだから」
...ありがとうございますっ!
「それにね、私もナイトの様子を見ながら可愛いと思ってたの。だから、一緒にこの生活も楽しもうよ。みんなも分かってくれるでしょ?」
小夜がそう問いかけると皆が頷いていた
小夜...みんなも...ありがとうございます!</span>
そういえば次の街には可愛らしいお店があるみたいよ、ね、コア
そうそう!僕も行ってみたいって思ってたんだ~♪なんか、赤ちゃん専門店もあるみたいだよ
私もお店に行ってみたいですね~
そろそろ、旅の道具が足りなくなるんじゃないか?
寄るのはいいんじゃねぇか?
「みんな...ねぇ、ナイト。一緒にオムツとかおもちゃを見に行ってくれない?ナイトの好きな柄とかおもちゃを知りたいの」
....うん!行きたい!
そう言うナイトはとても可愛らしい笑顔を見せていた
おわり*
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