熱き剣士(リクエスト作品)
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「取引...?」
「そうだ。お前のポケモンを解放する代わりにお前が俺たちと一緒に来るんだ」
その言葉を聞いたグレン達は一斉にハンター達を睨みつけた
「私が...私があなた達と一緒に行けばみんなを解放してくれますか?」
小夜?!
何言ってんの?!そんなのダメに決まってるよ!
そうだ!こんなものすぐに外せるからそんな事言うな!
ジンが拘束されている機械を外そうと体を動かした時、電流のようなものが流れた
「ジン!!」
「反抗しない方が賢明だぞ。それは動けば動くほど己を痛めつけるからな」
「みんな、動かないで。お願い」
小夜はみんなを見渡しながら静かにそう言った。そんな小夜の姿を見てジン達は動きを止めるしかなかった
「ほぉ〜、さながら猛獣使いだな」
「みんなは私の家族です。そんな風に言うのはやめてください」
「こいつらが家族ね…。そんなに大事な家族なら守りたいよな?ならば、今ここで誓え。俺たちと一緒に来ると。そうすれば奴らは解放してやる」
「分かりました。あなた達と一緒に行くと約束します。だから、みんなを傷つけず解放して下さい」
「取引完了だ。俺たちと一緒に行ったあとこいつらの拘束は解いてやるよ」
「今ここで解放して下さい!」
「いや、万が一にでも反抗されたら手間だからな。まぁ、この機械があるからお前らに勝ち目はないが。間違っても追いかけようと思うなよ。自滅するだけだし、その時にはお前らの大事なお嬢さんに傷をつけることになるからな」
ハンターが得意げに笑う様子を見ながら、それぞれが拳を握りしめたり歯を噛み締めていた
「みんな、私は大丈夫だから追いかけたりしないで。」
...っざけんな!大丈夫ってなんだよ!
「グレン、お願い。みんなが傷つくのを見たくないの。私は、大丈夫。」
「何だ、ポケモンのくせに人間の心配か?心配しなくてもポケモンと話せる人間だ。丁重にもてなすさ。だから、もう諦めるんだな」
「みんなと出会えて良かった...。ありがとう。」
そう言った小夜は笑っていた