家族のありかた(リクエスト作品)
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ザルードと小夜が向かった先には森のポケモン達が身を寄せて避難していた
ザルードが現れた事でポケモン達は警戒しているようだった。そんな彼らにザルードは不器用な声で語りかけた
助けて欲しいと
森を守りたいのだと
しかし、そんなザルードにポケモン達は批難の言葉をかけ落ちている木のみを投げつけた
それでもザルードは助けて欲しいと彼らに頭を下げ続けた
「この森を...ココを助けたいんだ...!
一緒に戦ってくれ...頼む...たのむ!この通りだぁ!」
その姿にポケモン達は戸惑っていた。そんな彼らに小夜は語りかけた
「...確かにザルード達はあなた達に酷いことをしてきたかもしれない。許せないと思う気持ちもあると思う。でもね、ザルード達は今この森を守ろうとしてる。ココも戦ってる。この森を守るために...。ザルード達の為に力を貸さなくてもいい。この森を、ココを助けるために皆の力をかしてほしいの...!」
◇◇◇
「さっきまでの勢いはどうした?!ポケモンと人間が助け合えば何とかなるんだろ?!」
ポケモン達の攻撃を受けてもビクともしない機械を操縦するZ博士の皮肉な言葉が森に響く中、何かに気づいたザルード達が足を鳴らし始めた
そして
「「「聞こえるか多くの足音が、聞こえるか多くの声が!我ら森の血鼓動を鳴らせ!神木と共に!!」」」
ザルードと共に多くのポケモンが現れたのだ
「小夜!そのポケモン達は?!」
「森のポケモン達!ザルードさんが一緒に戦ってくれるように頼んだの!」
「とおちゃん...!」
「ココ!ぼさっとしてんじゃねぇぞ!」
「っ!分かってるよ!」
そこからは森のポケモンやザルード達、そして小夜やサトシも一緒になってZ博士を止めにかかった
それぞれが自分の得意な事で博士の操縦する機械を止めようと動き、お互いに協力して博士からの攻撃を交わしたり、機械へと攻撃していった
そんな中、博士はココへ向かって機械を振り下ろそうとしていた
誰もが危ないと思った時、ココの目の前にザルードが立ち塞がりココを守ったのだ
「とお、ちゃん....!!」
ザルードは脇腹の辺りに大きな傷を作っていた
そして、苦しそうに地面へ膝をついた
「とおちゃん!!」
「泉じゃ!泉へ行くんじゃ!」
長老の言葉で泉へ向かおうとするココ達をZ博士が攻撃しようとしたが、サトシとピカチュウが攻撃を阻止した
「小夜!ここはおれ達に任せてココと一緒行って!」
「で、でも!」
「大丈夫!人間とポケモン、一緒ならどんな事でも大丈夫さ!」
そういうサトシの肩ではピカチュウもサトシと同じようにこちらを見ていた
「分かった!グレン、ナイト、ジン、コア!4人はここに残って皆とZ博士を止めて!」
小夜はマリアとミズキ以外のメンバーを残し、ココと共に泉へと向かうのだった