もう一人の神様(リクエスト作品)
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もう1人の神様.5
「みんな、大丈夫か⁈」
「タケシ!よかった!私達は大丈夫!」
「私とシーナも無事だ」
「...サトシと小夜は⁈」
「まさか...!」
最悪の事態が起こったのではないかと全員ががれきとなった神殿を見ると、一部が弾けその中からアルセウスが現れた
そして、彼の背にはサトシとピカチュウ、小夜と抱かれたヒノアラシが乗っていた
「みんな~!」
「サトシ!」
アルセウスの背から下りた2人の元へ皆が駆け寄って来た
「全く~!心配させないでよね!」
「いつもの事だがサトシにはハラハラさせられるな」
「なんだよ~!」
「あら、笑ってるけど小夜も一緒よ!無茶するんだから!」
「へっ⁈」
「俺達似たもの同士ってことだな!」
うんうん!サトシと似てる!
「ピカチュウまで...(焦)」
「えっ⁈ピカチュウなんて言ったの⁈」
「...サトシと似てるって」
「ほらな~!やっぱり!」
そんなやり取りをしている皆を見ながらダモスは嬉しい気持ちになっていた
『こんなにもいい子達が未来にはいるのだな...。この子達のためにも頑張らねば!』
「アルセウス!」
お前は...サトシ、そしてピカチュウ。私の命を助けてくれたのはお前たちだな
「違います...ここにいるみんなです!」
サトシの言葉を聞いたアルセウスが周りを見渡すと、全員が笑っていた
そうか...
私はしばらく眠りにつく。さらばじゃ、ダモス...サトシ、ピカチュウ...そして、愛する者達よ...
そう言うとアルセウスは空へと浮かび、彼方へと消えて行った
アルセウスの消えた空を見ていた一行だったが、不意にシーナの表情が変わった
「シーナさん?」
「小夜...この世界とはお別れのようよ」
「えっ?」
「みんな、ディアルガが呼んでるわ。未来に帰る時よ」
「そうか...未来の子どもたちよ、本当にありがとう」
「ダモスさん、私達は未来でこれからもミチーナのために頑張ります!」
「あぁ、私も君たちに負けぬよう、そして未来に繋ぐこの地を作ろう」
「小夜!お別れだな」
「うん...みんながいてくれたからアルセウスさんを助ける事ができた。ありがとう...!」
「小夜のお陰でもあるんだぜ!もし、未来の世界でまた会えたら今度はちゃんとバトルしような!」
「うん!」
サトシたちの姿は次第に消えていき、キラキラとした光だけが残った
帰っておいで
「えっ?」
「どうかしたのか?」
帰っておいで、私の愛しい小夜
その声に懐かしさを感じ、そして、それが意味することも理解できた
「私もお別れのようです」
「...そうか。君にも礼を言わなければな。本当にありがとう」
「いえ。私は...いえ、私達は自分たちに出来る事をしただけです。ダモスさんもそうでしょ?」
「あぁ...。私は君たちに誇れる未来を作ってみせるよ。」
「はい!」
そして、小夜達が消え朝日の昇るミチーナをダモスは力強い目で見ていた
6へつづく*
「みんな、大丈夫か⁈」
「タケシ!よかった!私達は大丈夫!」
「私とシーナも無事だ」
「...サトシと小夜は⁈」
「まさか...!」
最悪の事態が起こったのではないかと全員ががれきとなった神殿を見ると、一部が弾けその中からアルセウスが現れた
そして、彼の背にはサトシとピカチュウ、小夜と抱かれたヒノアラシが乗っていた
「みんな~!」
「サトシ!」
アルセウスの背から下りた2人の元へ皆が駆け寄って来た
「全く~!心配させないでよね!」
「いつもの事だがサトシにはハラハラさせられるな」
「なんだよ~!」
「あら、笑ってるけど小夜も一緒よ!無茶するんだから!」
「へっ⁈」
「俺達似たもの同士ってことだな!」
うんうん!サトシと似てる!
「ピカチュウまで...(焦)」
「えっ⁈ピカチュウなんて言ったの⁈」
「...サトシと似てるって」
「ほらな~!やっぱり!」
そんなやり取りをしている皆を見ながらダモスは嬉しい気持ちになっていた
『こんなにもいい子達が未来にはいるのだな...。この子達のためにも頑張らねば!』
「アルセウス!」
お前は...サトシ、そしてピカチュウ。私の命を助けてくれたのはお前たちだな
「違います...ここにいるみんなです!」
サトシの言葉を聞いたアルセウスが周りを見渡すと、全員が笑っていた
そうか...
私はしばらく眠りにつく。さらばじゃ、ダモス...サトシ、ピカチュウ...そして、愛する者達よ...
そう言うとアルセウスは空へと浮かび、彼方へと消えて行った
アルセウスの消えた空を見ていた一行だったが、不意にシーナの表情が変わった
「シーナさん?」
「小夜...この世界とはお別れのようよ」
「えっ?」
「みんな、ディアルガが呼んでるわ。未来に帰る時よ」
「そうか...未来の子どもたちよ、本当にありがとう」
「ダモスさん、私達は未来でこれからもミチーナのために頑張ります!」
「あぁ、私も君たちに負けぬよう、そして未来に繋ぐこの地を作ろう」
「小夜!お別れだな」
「うん...みんながいてくれたからアルセウスさんを助ける事ができた。ありがとう...!」
「小夜のお陰でもあるんだぜ!もし、未来の世界でまた会えたら今度はちゃんとバトルしような!」
「うん!」
サトシたちの姿は次第に消えていき、キラキラとした光だけが残った
帰っておいで
「えっ?」
「どうかしたのか?」
帰っておいで、私の愛しい小夜
その声に懐かしさを感じ、そして、それが意味することも理解できた
「私もお別れのようです」
「...そうか。君にも礼を言わなければな。本当にありがとう」
「いえ。私は...いえ、私達は自分たちに出来る事をしただけです。ダモスさんもそうでしょ?」
「あぁ...。私は君たちに誇れる未来を作ってみせるよ。」
「はい!」
そして、小夜達が消え朝日の昇るミチーナをダモスは力強い目で見ていた
6へつづく*