もう一人の神様(リクエスト作品)
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もう1人の神様.3
昼間の明るさをもたらしていた太陽が月にかなさる時、空から彼がやって来た。そんな彼を見つめる少女がいた
「アルセウス...」
ダモス... ダモスはどうしたのだ?
「ダモスは来ません。私がご案内します。ささやかな宴を用意致しました。こちらへどうぞ」
赤髪の男性に連れられて神殿の中へ入ったアルセウスの前に少女が現れた
「アルセウス...!命の宝玉をお返しします!」
そう言って彼女が差し出したのは美しいエメラルドの宝玉だった
これが命の宝玉だと...?!
台に置かれた宝玉を見たアルセウスは怒りをあらわにし、そのまま足で宝玉を粉々にしてしまった
「?!」
本物の命の宝玉は私の分身とも言えるもの。こんな容易く割れたりはせぬわ!!
「ど、どうして...!」
「悪いが命の宝玉は返すわけにはいかないのだ」
「ギシン!まさかあなたが‼︎」
「アルセウスにもお前たちにも消えてもらうぞ!銀の水を!」
ギシンがそう声を上げた時、祭壇上の階から人影が現れた
「ギシン!お前の好きにはさせない!」
「ダ、ダモス‼︎それに、貴様たちまで!」
「へへーんだ!お前の考えは俺たちが見破ったぜ!なっ!ピカチュウ!」
「ちょっと!それは小夜とサーナイトのお陰でしょ?」
「ヒカリの言う通りだぞ、サトシ」
「はいはい、分かってるよ〜」
「なにを言っている?!どうして銀の水が流れない!」
「それはここにいる小夜のお陰だ。この子のサーナイトは未来を見ることが出来る。そして、小夜はポケモンの言葉が分かるのだ」
「なに?!そんな訳があるはずない!デタラメだ!そんな話を信じれるのか?!」
「その証拠にお前の企てた銀の水は流れないだろ。お前は信じる事が出来なかった...ギシン、命の宝玉を返してもこの土地は生きるはずだ」
「そんなのはデタラメだ!これを返してしまったらこの土地はまた死んでしまう...だから命の宝玉は返さない!お前たちには消えてもらう!行け!魔獣達よ!銀の水を流すのだ!」
「サトシ!ここは私とタケシに任せて!」
「分かった!ダモスさんはシーナさんの所へ!」
「しかし...銀の水が!」
「それは俺と小夜に任せて下さい!なっ!小夜!」
「はい!」
「よし、分かった!頼んだぞ、未来の子どもたちよ」
「「はい!」」
ダモス達と別れた小夜とサトシは、銀の水を流そうとするダモスの放ったポケモンと対峙していた
「あのポケモンは...」
「あれはヒードランだ!」
ヒードランと呼ばれたポケモンは2人に対して火炎放射を繰り出してきたがナイトがりゅうのはどうで相殺し、その隙にピカチュウが攻撃を繰り出すが、ひらりと交わしたヒードランが次の攻撃を仕掛けようとした時、小夜はその動きからあることを考えマリアに指示を出した
「マリア!守る!」
そう叫んだ瞬間、ヒードランから熱の風が流れ周囲を包みこみ一点に集中したかと思えば、サトシ達に向かって熱風が襲って来た
「...あっぶなかった~!ありがとな!サーナイト!」
ありがと!
大したことないわ♪
っ!小夜!ヒードランが!
ナイトの声でヒードランを見ると、銀の水をせき止めていた岩に攻撃し勢いよく水が流れ出していた
「そんなっ!」
「サーナイトの念力でどうにかなんないのか⁈」
っ!量が多すぎてコントロールで出来ない!
「だめ...念力で止められないっ!このままじゃ...」
水が勢いよく流れていく下を見下ろすと、神殿の魔獣たちの一斉攻撃を受け苦しんでいるアルセウスの姿が見えた
「なんて酷いことを...!アルセウスさん...!」
どうにかしてポケモン達を止める方法が無いか考えていた小夜だが、しばらくして攻撃が止まったことに驚いた
4へつづく*
昼間の明るさをもたらしていた太陽が月にかなさる時、空から彼がやって来た。そんな彼を見つめる少女がいた
「アルセウス...」
ダモス... ダモスはどうしたのだ?
「ダモスは来ません。私がご案内します。ささやかな宴を用意致しました。こちらへどうぞ」
赤髪の男性に連れられて神殿の中へ入ったアルセウスの前に少女が現れた
「アルセウス...!命の宝玉をお返しします!」
そう言って彼女が差し出したのは美しいエメラルドの宝玉だった
これが命の宝玉だと...?!
台に置かれた宝玉を見たアルセウスは怒りをあらわにし、そのまま足で宝玉を粉々にしてしまった
「?!」
本物の命の宝玉は私の分身とも言えるもの。こんな容易く割れたりはせぬわ!!
「ど、どうして...!」
「悪いが命の宝玉は返すわけにはいかないのだ」
「ギシン!まさかあなたが‼︎」
「アルセウスにもお前たちにも消えてもらうぞ!銀の水を!」
ギシンがそう声を上げた時、祭壇上の階から人影が現れた
「ギシン!お前の好きにはさせない!」
「ダ、ダモス‼︎それに、貴様たちまで!」
「へへーんだ!お前の考えは俺たちが見破ったぜ!なっ!ピカチュウ!」
「ちょっと!それは小夜とサーナイトのお陰でしょ?」
「ヒカリの言う通りだぞ、サトシ」
「はいはい、分かってるよ〜」
「なにを言っている?!どうして銀の水が流れない!」
「それはここにいる小夜のお陰だ。この子のサーナイトは未来を見ることが出来る。そして、小夜はポケモンの言葉が分かるのだ」
「なに?!そんな訳があるはずない!デタラメだ!そんな話を信じれるのか?!」
「その証拠にお前の企てた銀の水は流れないだろ。お前は信じる事が出来なかった...ギシン、命の宝玉を返してもこの土地は生きるはずだ」
「そんなのはデタラメだ!これを返してしまったらこの土地はまた死んでしまう...だから命の宝玉は返さない!お前たちには消えてもらう!行け!魔獣達よ!銀の水を流すのだ!」
「サトシ!ここは私とタケシに任せて!」
「分かった!ダモスさんはシーナさんの所へ!」
「しかし...銀の水が!」
「それは俺と小夜に任せて下さい!なっ!小夜!」
「はい!」
「よし、分かった!頼んだぞ、未来の子どもたちよ」
「「はい!」」
ダモス達と別れた小夜とサトシは、銀の水を流そうとするダモスの放ったポケモンと対峙していた
「あのポケモンは...」
「あれはヒードランだ!」
ヒードランと呼ばれたポケモンは2人に対して火炎放射を繰り出してきたがナイトがりゅうのはどうで相殺し、その隙にピカチュウが攻撃を繰り出すが、ひらりと交わしたヒードランが次の攻撃を仕掛けようとした時、小夜はその動きからあることを考えマリアに指示を出した
「マリア!守る!」
そう叫んだ瞬間、ヒードランから熱の風が流れ周囲を包みこみ一点に集中したかと思えば、サトシ達に向かって熱風が襲って来た
「...あっぶなかった~!ありがとな!サーナイト!」
ありがと!
大したことないわ♪
っ!小夜!ヒードランが!
ナイトの声でヒードランを見ると、銀の水をせき止めていた岩に攻撃し勢いよく水が流れ出していた
「そんなっ!」
「サーナイトの念力でどうにかなんないのか⁈」
っ!量が多すぎてコントロールで出来ない!
「だめ...念力で止められないっ!このままじゃ...」
水が勢いよく流れていく下を見下ろすと、神殿の魔獣たちの一斉攻撃を受け苦しんでいるアルセウスの姿が見えた
「なんて酷いことを...!アルセウスさん...!」
どうにかしてポケモン達を止める方法が無いか考えていた小夜だが、しばらくして攻撃が止まったことに驚いた
4へつづく*