妹思いなお兄ちゃん(リクエスト作品)
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妹思いなお兄ちゃん.1
小夜達はビーチが有名だというとある島に来ていたのだが...
「さっきまでいい天気だったのに、急に台風みたいになっちゃったね」
ここら辺の気候は変わりやすいと聞きました。今の天気もそのせいでしょうね
え〜せっかく海で遊べると思ったのに〜!さっき海に行ったのにもうポケモンセンターに戻って来たなんてつまんないよ!
わがまま言わないでよね
「明日になればきっといい天気になってるよ」
そう言いながら小夜は拗ねるコアを撫でながら、窓に降りかかる雨を見つめていた。
晴れた〜!
昨日の天気はなんだったんだ?
全くだな
さぁ!姫!海へ行きましょう!
昨日の天気とうって代わり、太陽のキラめく空はどこまでも広がる青色を見ながら、小夜コアやミズキに急かされながらビーチへと向かった。
ビーチに到着するとミズキとコアは一目散に海へと入っており(コアはシャワーズの姿である)他のメンバーは木陰で過ごしたり、小夜と浜辺で遊んだり、保護者の様に見守ったりと思い思いの時を過ごしていた。
そんな中、ミロカロスであるミズキの背に乗って海を散歩していたコア達3人は少し離れた場所に来ており、岩陰に隠れるように存在していた小さな入江を見つけた。
ねぇ...あれ何かな?
コアの視線を辿るとそこには青と白を基調にした体をもつ1匹のポケモンが砂浜に倒れていた。
「た、大変!」
小夜はミズキの背から降りると、倒れているポケモンに近づいた。
「体が傷だらけ...、コア!皆の所に戻って私のバックを持って来てくれる?!」
了解!
「ミズキ、しんぴのまもりをお願い出来る?」
もちろんです
その後、皆の元に向かったコアが戻って来ておりほかのメンバーも全員揃った。
酷いケガだな
「うん...ポケモンセンターに連れて行った方がいいんだろうけど、とりあえず応急処置をしてからがいいと思って」
そうですね、むやみに動かすとかえって悪化させる場合もありますから
「マリア、いやしの波動をお願い出来る?今、ミズキにしんぴのまもりをかけてもらってるから、相乗効果で少しは良くなると思ったんだけど」
そうね。それがいいわ
マリアとミズキに技をかけてもらっている間、小夜はバックの中からきのみを取り出し薬を煎じ始めた。
煎じた薬を倒れているポケモンの傷口に塗り、様子を見ていたが起きる気配がなかったため、今日はここで野宿をする事にした小夜達が一息ついた頃には空に星がかかる頃だった。
次の日、未だ目覚める事がないポケモンの手当てをしながら小夜はメンバーの誰も知らないという、目の前のポケモンも事を考えていた時、ピクリと体が動いた。
ゆっくりと開いたその瞳はルビーのような赤だった。
にんげん...
「大丈夫?」
オレを助けたのはお前か?
「違うよ、あなたを助けたのはミズキやマリア達だよ」
そう言いながらいつもの朝練をしているメンバーを見ると、目の前のポケモンも同じ方を向いた。その視線に気づいたのか、ジンやグレンがこちらを見ており駆け寄って来た。
小夜達はビーチが有名だというとある島に来ていたのだが...
「さっきまでいい天気だったのに、急に台風みたいになっちゃったね」
ここら辺の気候は変わりやすいと聞きました。今の天気もそのせいでしょうね
え〜せっかく海で遊べると思ったのに〜!さっき海に行ったのにもうポケモンセンターに戻って来たなんてつまんないよ!
わがまま言わないでよね
「明日になればきっといい天気になってるよ」
そう言いながら小夜は拗ねるコアを撫でながら、窓に降りかかる雨を見つめていた。
晴れた〜!
昨日の天気はなんだったんだ?
全くだな
さぁ!姫!海へ行きましょう!
昨日の天気とうって代わり、太陽のキラめく空はどこまでも広がる青色を見ながら、小夜コアやミズキに急かされながらビーチへと向かった。
ビーチに到着するとミズキとコアは一目散に海へと入っており(コアはシャワーズの姿である)他のメンバーは木陰で過ごしたり、小夜と浜辺で遊んだり、保護者の様に見守ったりと思い思いの時を過ごしていた。
そんな中、ミロカロスであるミズキの背に乗って海を散歩していたコア達3人は少し離れた場所に来ており、岩陰に隠れるように存在していた小さな入江を見つけた。
ねぇ...あれ何かな?
コアの視線を辿るとそこには青と白を基調にした体をもつ1匹のポケモンが砂浜に倒れていた。
「た、大変!」
小夜はミズキの背から降りると、倒れているポケモンに近づいた。
「体が傷だらけ...、コア!皆の所に戻って私のバックを持って来てくれる?!」
了解!
「ミズキ、しんぴのまもりをお願い出来る?」
もちろんです
その後、皆の元に向かったコアが戻って来ておりほかのメンバーも全員揃った。
酷いケガだな
「うん...ポケモンセンターに連れて行った方がいいんだろうけど、とりあえず応急処置をしてからがいいと思って」
そうですね、むやみに動かすとかえって悪化させる場合もありますから
「マリア、いやしの波動をお願い出来る?今、ミズキにしんぴのまもりをかけてもらってるから、相乗効果で少しは良くなると思ったんだけど」
そうね。それがいいわ
マリアとミズキに技をかけてもらっている間、小夜はバックの中からきのみを取り出し薬を煎じ始めた。
煎じた薬を倒れているポケモンの傷口に塗り、様子を見ていたが起きる気配がなかったため、今日はここで野宿をする事にした小夜達が一息ついた頃には空に星がかかる頃だった。
次の日、未だ目覚める事がないポケモンの手当てをしながら小夜はメンバーの誰も知らないという、目の前のポケモンも事を考えていた時、ピクリと体が動いた。
ゆっくりと開いたその瞳はルビーのような赤だった。
にんげん...
「大丈夫?」
オレを助けたのはお前か?
「違うよ、あなたを助けたのはミズキやマリア達だよ」
そう言いながらいつもの朝練をしているメンバーを見ると、目の前のポケモンも同じ方を向いた。その視線に気づいたのか、ジンやグレンがこちらを見ており駆け寄って来た。