短編と言う名の小さな物語
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鶴の一口
今日もいい天気が続く青空の元、小夜達はとある森で休憩をしていた。
「みんな~、お昼ご飯だよ~」
小夜が声を掛けると近くでバトルやショーの練習をしていたメンバーが戻って来た。
おや、今日は素敵なポフレがあるんだね、姫
「うん。この前ナナミさんに教えてもらったレシピを元に作ってみたの。皆の口に合えばいいんだけど...」
小夜が自信なさそうにしているとグレンが赤色のポフレをパクリと食べた。
うめぇじゃねぇか
「っ!ほんと?よかった~」
ほっとした様子の小夜を横目にそれぞれが好きな色のポフレを手に取って食べている中、少し遅れてやってきたコアとマリアもポフレに手を伸ばした。
....
....
ちょっと...この手は何?
そっちこそ、これは今!僕が!食べよとしたんだけど
はぁ~?それはこっちのセリフよ!これは私が食べようとしたの!コアは別のを食べなさいよ!
なにそれ!マリアより僕の方が先に手を伸ばしたんだよ!だから、これは僕が食べるの!
突然始まったどっちがこのポフレ食べるか戦争を見ながら他のメンバーは呆れていた。
あの2人、仲がいいのか悪いのか分からないな
全くです。さっきまで2人してショーの練習をしながらいいコンビネーションだったのに、今ではあれですからね
美しくないね~
どっちも単純バカなだけだろ?
((((グレンに言われたらおしまいだな))))
そんな2人を見ながら小夜はどうしようかとオロオロしていた。しかし、2人の口喧嘩は更にヒートアップしていき...
あんたはいつもタイミングがおかしいのよ!さっきだってもう少し合わせなさいよね!
マリアだって自分勝手な所あるじゃん!さっきのは僕が悪いんじゃなくてマリアが自由すぎるからでしょ⁈
言ったわね⁈
あぁ!言ったよ!
口喧嘩だけではすまなくなりそうな雰囲気の時、2人の口に何かが押し込まれた。
っ!
ぐえっ!
「2人とも...それ以上言っちゃダメ...」
2人の口に押し込んだのは小夜だった。
「ポフレ、半分こしたよ。美味しい...?」
えぇ...
美味しい...
「せっかく皆の為に作ったのに喧嘩しないで...。」
そう言いながら泣きそうになっている小夜を見てマリアもコアも慌てた様子で今度はいかに仲良しかをアピールしていた。
そんな2人を見て小夜も笑顔になり、3人で仲良くポフレを食べ始めた。
小夜の事に関しては見事な連携プレーですね
ナイトの言葉に他の全員が頷きながらその様子を見守っていた。
おわり*
今日もいい天気が続く青空の元、小夜達はとある森で休憩をしていた。
「みんな~、お昼ご飯だよ~」
小夜が声を掛けると近くでバトルやショーの練習をしていたメンバーが戻って来た。
おや、今日は素敵なポフレがあるんだね、姫
「うん。この前ナナミさんに教えてもらったレシピを元に作ってみたの。皆の口に合えばいいんだけど...」
小夜が自信なさそうにしているとグレンが赤色のポフレをパクリと食べた。
うめぇじゃねぇか
「っ!ほんと?よかった~」
ほっとした様子の小夜を横目にそれぞれが好きな色のポフレを手に取って食べている中、少し遅れてやってきたコアとマリアもポフレに手を伸ばした。
....
....
ちょっと...この手は何?
そっちこそ、これは今!僕が!食べよとしたんだけど
はぁ~?それはこっちのセリフよ!これは私が食べようとしたの!コアは別のを食べなさいよ!
なにそれ!マリアより僕の方が先に手を伸ばしたんだよ!だから、これは僕が食べるの!
突然始まったどっちがこのポフレ食べるか戦争を見ながら他のメンバーは呆れていた。
あの2人、仲がいいのか悪いのか分からないな
全くです。さっきまで2人してショーの練習をしながらいいコンビネーションだったのに、今ではあれですからね
美しくないね~
どっちも単純バカなだけだろ?
((((グレンに言われたらおしまいだな))))
そんな2人を見ながら小夜はどうしようかとオロオロしていた。しかし、2人の口喧嘩は更にヒートアップしていき...
あんたはいつもタイミングがおかしいのよ!さっきだってもう少し合わせなさいよね!
マリアだって自分勝手な所あるじゃん!さっきのは僕が悪いんじゃなくてマリアが自由すぎるからでしょ⁈
言ったわね⁈
あぁ!言ったよ!
口喧嘩だけではすまなくなりそうな雰囲気の時、2人の口に何かが押し込まれた。
っ!
ぐえっ!
「2人とも...それ以上言っちゃダメ...」
2人の口に押し込んだのは小夜だった。
「ポフレ、半分こしたよ。美味しい...?」
えぇ...
美味しい...
「せっかく皆の為に作ったのに喧嘩しないで...。」
そう言いながら泣きそうになっている小夜を見てマリアもコアも慌てた様子で今度はいかに仲良しかをアピールしていた。
そんな2人を見て小夜も笑顔になり、3人で仲良くポフレを食べ始めた。
小夜の事に関しては見事な連携プレーですね
ナイトの言葉に他の全員が頷きながらその様子を見守っていた。
おわり*