短編と言う名の小さな物語
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お菓子な大会
旅の途中小夜達はとある理由から近くの街に来ていた。
事の発端は次の目的地へと向かうためフレンドリーショップで買い物を済ませて店を出ようとした時、店員から貰った1枚のチラシに“ポケモンと一緒にLet'sお菓子作り!”と書かれている文字をマリアが見たことに始まる。
そのチラシを見たマリアが一緒に出ましょうと言い出し、それに便乗するようにコアも出たいと言ったため、その大会が開催される隣町まで来たという流れだ。
「私...お菓子作りとかあんまり得意じゃないけどな...」
なに言ってるの!小夜の作るポフレやポフィンは世界一美味しいんだから自信もって!
「う、うん...」
あまり乗り気ではない小夜だったが、その大会が行われるという建物まで来ていた。中に入ると多くのトレーナーとポケモン達がおり活気に満ちていた。
小夜達もエントリーすべく、受付に向かうと最大6匹までポケモンは参加出来るとのことでコアとマリアの押しもあって全員参加が決まったのである。その後、詳細な大会の説明を聞いた小夜は何だか少し楽しみになって来ていた。
どうやらただのお菓子作り大会ではなくお菓子をポケモンと協力しながら作る中でお菓子の味はもちろんの事、どれだけ楽しそうに・美しく作れるかが得点になると言う。コンテストバトルに近いなと思いながら小夜達は作戦を立てるために、一旦建物の裏に来ていた。
なんで俺たちまで出ることになってんだよ
え~、だって皆で参加した方が楽しいじゃん♪
エントリーしてしまったものはしかたありませんね
私の美しさで観客を虜にして見せましょう
オレは小夜と一緒に出れるんなら何でもいい
話は決まりね!各人さっき私とコアが立てた役割分担をしっかり果たすように!
「みんな、よろしくね。」
かくしてお菓子大会は開幕された。
他の参加者が出番を終える中最後に小夜達の出番となった。
「みんな、行こう!」
軽快な音楽が流れる中マリアは念力などを使い卵などの材料を割って器用にボールへ入れ、グレンは火の調節を行い、ナイトとジンは泡だて器やヘラを使って材料を混ぜていた。ナイトのカッコよさとジンの可愛さに会場の女性陣はメロメロだった。
ミズキは材料を冷やす際の氷を作ったり、コアと一緒に後ろでパフォーマンスを行っていた。2人の繰り出すパフォーマンスは見事であり小さな花火や星の降るステージを演出していた。
そして、お菓子作りは終盤となり出来上がったケーキをお皿に置くとマリアと視線を合わせた。
小夜!いくわよ!
「うん!」
2人は背中を合わせながらくるりと回ると、マリアの繰り出した花びらのまいがステージを包み、会場も花びらがひらひらと舞っていた。お皿の上にも花びらが舞いケーキに彩を加えていた。
その出来上がりに会場のボルテージは一気に高まり、大歓声が響き渡った。審査委員たちは出来上がったケーキを試食すると美味しさのあまりほっぺたを抑えて満面の笑みを浮かべた。
参加者全員のステージが終了し残すは結果発表だけとなった。
「き、緊張する...」
だ、大丈夫よ!
(((((珍しくマリアが緊張してる)))))
「では、第一位の発表です。第一位は......小夜チーム!」
「....へっ⁈」
や、やったわ~‼
マリアの言葉を合図に全員が小夜に駆け寄って来た。
「み、みんな、ありがとう!」
会場からの歓声と拍手に包まれながらお菓子な大会は終了した。
終わり*
旅の途中小夜達はとある理由から近くの街に来ていた。
事の発端は次の目的地へと向かうためフレンドリーショップで買い物を済ませて店を出ようとした時、店員から貰った1枚のチラシに“ポケモンと一緒にLet'sお菓子作り!”と書かれている文字をマリアが見たことに始まる。
そのチラシを見たマリアが一緒に出ましょうと言い出し、それに便乗するようにコアも出たいと言ったため、その大会が開催される隣町まで来たという流れだ。
「私...お菓子作りとかあんまり得意じゃないけどな...」
なに言ってるの!小夜の作るポフレやポフィンは世界一美味しいんだから自信もって!
「う、うん...」
あまり乗り気ではない小夜だったが、その大会が行われるという建物まで来ていた。中に入ると多くのトレーナーとポケモン達がおり活気に満ちていた。
小夜達もエントリーすべく、受付に向かうと最大6匹までポケモンは参加出来るとのことでコアとマリアの押しもあって全員参加が決まったのである。その後、詳細な大会の説明を聞いた小夜は何だか少し楽しみになって来ていた。
どうやらただのお菓子作り大会ではなくお菓子をポケモンと協力しながら作る中でお菓子の味はもちろんの事、どれだけ楽しそうに・美しく作れるかが得点になると言う。コンテストバトルに近いなと思いながら小夜達は作戦を立てるために、一旦建物の裏に来ていた。
なんで俺たちまで出ることになってんだよ
え~、だって皆で参加した方が楽しいじゃん♪
エントリーしてしまったものはしかたありませんね
私の美しさで観客を虜にして見せましょう
オレは小夜と一緒に出れるんなら何でもいい
話は決まりね!各人さっき私とコアが立てた役割分担をしっかり果たすように!
「みんな、よろしくね。」
かくしてお菓子大会は開幕された。
他の参加者が出番を終える中最後に小夜達の出番となった。
「みんな、行こう!」
軽快な音楽が流れる中マリアは念力などを使い卵などの材料を割って器用にボールへ入れ、グレンは火の調節を行い、ナイトとジンは泡だて器やヘラを使って材料を混ぜていた。ナイトのカッコよさとジンの可愛さに会場の女性陣はメロメロだった。
ミズキは材料を冷やす際の氷を作ったり、コアと一緒に後ろでパフォーマンスを行っていた。2人の繰り出すパフォーマンスは見事であり小さな花火や星の降るステージを演出していた。
そして、お菓子作りは終盤となり出来上がったケーキをお皿に置くとマリアと視線を合わせた。
小夜!いくわよ!
「うん!」
2人は背中を合わせながらくるりと回ると、マリアの繰り出した花びらのまいがステージを包み、会場も花びらがひらひらと舞っていた。お皿の上にも花びらが舞いケーキに彩を加えていた。
その出来上がりに会場のボルテージは一気に高まり、大歓声が響き渡った。審査委員たちは出来上がったケーキを試食すると美味しさのあまりほっぺたを抑えて満面の笑みを浮かべた。
参加者全員のステージが終了し残すは結果発表だけとなった。
「き、緊張する...」
だ、大丈夫よ!
(((((珍しくマリアが緊張してる)))))
「では、第一位の発表です。第一位は......小夜チーム!」
「....へっ⁈」
や、やったわ~‼
マリアの言葉を合図に全員が小夜に駆け寄って来た。
「み、みんな、ありがとう!」
会場からの歓声と拍手に包まれながらお菓子な大会は終了した。
終わり*