看病と言うなの愛(リクエスト作品)
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看病と言う名の愛.7
ハッサムの話した内容はこうだ。
ストライクの一族はハッサムに進化する際、他のハッサム達と特訓をしながら強さを蓄え進化するという習慣があるとのことだった。ハッサムに追われていたのはちょうどその試練の真っ最中で、他のハッサム達も気が立っていたのだと言う。
しかし、試練を途中でやめるわけにもいかず俺の進化を最後にこの試練を無くしてほしいと頼んで来た。
やることがあるって言ってたのはその事だったのね
あぁ、他のハッサム達も反省したようでな。これからは試練の内容を考え直すそうだ。
「君は頑張ったんだね」
えっ?
「だってハッサムに進化できたって事はその試練を乗り越えたってことでしょ?だから、君は凄いね」
...怒ってないのか?
「怒る?何で?」
下手したら死ぬかもしれなかったんだぞ?なのに、何も思わないのか⁈
「...確かにケガはしちゃったけどそれは私がやりたくてやった事の結果だから。私はあの時、あなたを助けたかった。だから動いたの。それでケガしちゃったらそれは私の責任。だから、あなたや他のハッサム達の事を怒ったりするわけないよ。あなたを助けたことに後悔はない。それに、進化出来てそんなかっこいい姿を見れて嬉しいな。」
屈託のない表情でそう話す小夜を見てハッサムは言葉が出なかった。
こいつはそういうやつなんだよ
いつもヒヤヒヤされるのはたまに傷ですがね
「ご、ごめんね...」
グレンとナイトに小言を言われながら小さくなる小夜を他もメンバーが慰めている様子を見て、ハッサムは不思議な気持ちだった。
(こういう奴らもいるんだな)
「だから、もう気にしないでね。他のハッサムさん達と仲良くね」
あぁ、ありがとう
そう言うとハッサムは森の奥へと消えて行った。
さてと!小夜も元気になったことだし僕をなでなでして~!
ちょっと!コアだけずるいわよ!
オレも撫でてほしい
私も鱗を拭いて欲しいです!
全員落ち着いたらどうですか?小夜、その間に私とお茶をしましょう
うるせぇぞ!俺が1番だ!
賑やかなメンバーを見ながら小夜は穏やかな気持ちでいた。そして、ずっと言いたいと思っていたことを伝えたいと思った。
「みんな...大好きだよ!私が眠ってる時みんなの声が聞こえたの。その声がもっと聞きたくて、皆に会いたいと思ったから目が覚めたんだと思う...。だから、ありがとう...!」
そう言った小夜を全員が優しい顔で見ていた。
そして、キラキラ輝く太陽がそんな一行を照らしていた。
***
短編と言いながら長くなってしまいました(焦)
リクエスト頂いた方、お気に召して頂けたでしょうか?ちょっとシリアス目になりつつ、メンバーの主人公ちゃんに対する気持ちを書く良い機会になりました!リクエスト頂いてありがとうございます!ご希望のリクエストに添えていれば嬉しいです*
これからも追憶の夢路をよろしくお願いいたします!またリクエストを頂ければ幸いです(*^-^*) 胡蝶
ハッサムの話した内容はこうだ。
ストライクの一族はハッサムに進化する際、他のハッサム達と特訓をしながら強さを蓄え進化するという習慣があるとのことだった。ハッサムに追われていたのはちょうどその試練の真っ最中で、他のハッサム達も気が立っていたのだと言う。
しかし、試練を途中でやめるわけにもいかず俺の進化を最後にこの試練を無くしてほしいと頼んで来た。
やることがあるって言ってたのはその事だったのね
あぁ、他のハッサム達も反省したようでな。これからは試練の内容を考え直すそうだ。
「君は頑張ったんだね」
えっ?
「だってハッサムに進化できたって事はその試練を乗り越えたってことでしょ?だから、君は凄いね」
...怒ってないのか?
「怒る?何で?」
下手したら死ぬかもしれなかったんだぞ?なのに、何も思わないのか⁈
「...確かにケガはしちゃったけどそれは私がやりたくてやった事の結果だから。私はあの時、あなたを助けたかった。だから動いたの。それでケガしちゃったらそれは私の責任。だから、あなたや他のハッサム達の事を怒ったりするわけないよ。あなたを助けたことに後悔はない。それに、進化出来てそんなかっこいい姿を見れて嬉しいな。」
屈託のない表情でそう話す小夜を見てハッサムは言葉が出なかった。
こいつはそういうやつなんだよ
いつもヒヤヒヤされるのはたまに傷ですがね
「ご、ごめんね...」
グレンとナイトに小言を言われながら小さくなる小夜を他もメンバーが慰めている様子を見て、ハッサムは不思議な気持ちだった。
(こういう奴らもいるんだな)
「だから、もう気にしないでね。他のハッサムさん達と仲良くね」
あぁ、ありがとう
そう言うとハッサムは森の奥へと消えて行った。
さてと!小夜も元気になったことだし僕をなでなでして~!
ちょっと!コアだけずるいわよ!
オレも撫でてほしい
私も鱗を拭いて欲しいです!
全員落ち着いたらどうですか?小夜、その間に私とお茶をしましょう
うるせぇぞ!俺が1番だ!
賑やかなメンバーを見ながら小夜は穏やかな気持ちでいた。そして、ずっと言いたいと思っていたことを伝えたいと思った。
「みんな...大好きだよ!私が眠ってる時みんなの声が聞こえたの。その声がもっと聞きたくて、皆に会いたいと思ったから目が覚めたんだと思う...。だから、ありがとう...!」
そう言った小夜を全員が優しい顔で見ていた。
そして、キラキラ輝く太陽がそんな一行を照らしていた。
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短編と言いながら長くなってしまいました(焦)
リクエスト頂いた方、お気に召して頂けたでしょうか?ちょっとシリアス目になりつつ、メンバーの主人公ちゃんに対する気持ちを書く良い機会になりました!リクエスト頂いてありがとうございます!ご希望のリクエストに添えていれば嬉しいです*
これからも追憶の夢路をよろしくお願いいたします!またリクエストを頂ければ幸いです(*^-^*) 胡蝶