短編と言う名の小さな物語
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小さな紅い君
さっき私の相棒になってくれたガーディこと、グレン。
ちょっと口は悪いけど、本当はとっても優しい子なんだと思う。
そんな彼は自分の毛の色があまり好きじゃないみたい...。
初めてグレンに触れた時、グレンの“記憶”が伝わって来た。記憶の中のグレンはまだ幼い印象がした。
毛の中に赤が混じっていることで群れの仲間から散々な事を言われ、攻撃されている映像....
そして、グレンのたくさんの感情も....
こわい 痛い 悲しい 辛い 寂しい
何で赤なんだ...! なんでこんな色なんだよ!!
何で俺だけ.... 何で! 何で!
流れ混んで来た感情にたまらなくなってグレンを見ると、不思議そうに私を見ていた。
どうした?何でそんな泣きそうな顔してんだよ
そう言われて私は自然にグレンを抱きしめていた。
お、おいっ!なんだよ!
「私ね、グレンの紅色好きなの...」
....。
「紅だけじゃなくてこのオレンジ色も好き。なんだかホッとする色だから安心出来るの。」
「群れのガーディ達はあんなこと言ってたけど、私はグレンと会えて幸運だと思った。グレンみたいに優しい子がこれから一緒にいてくれるんだって思ったらとっても頼りになるもの。」
「きっと今までこの色で辛い目にあってきたと思う。この色の事を恨んだこともあったと思うけど...けど、私はこの色が大好きだよ」
そんなこと言うのお前だけだぞ...
そう言うグレンの声はちょっとだけ震えていた気がした。
「改めてこれからよろしくね」
あぁ、よろしくな
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
旅に出る前の2人のお話でした。
主人公ちゃんの能力がちらっと出ましたが、本編の中でも出てくると思います。まだグレンには能力のこと話せてないようですね....
本編では話せるのかな?
さっき私の相棒になってくれたガーディこと、グレン。
ちょっと口は悪いけど、本当はとっても優しい子なんだと思う。
そんな彼は自分の毛の色があまり好きじゃないみたい...。
初めてグレンに触れた時、グレンの“記憶”が伝わって来た。記憶の中のグレンはまだ幼い印象がした。
毛の中に赤が混じっていることで群れの仲間から散々な事を言われ、攻撃されている映像....
そして、グレンのたくさんの感情も....
こわい 痛い 悲しい 辛い 寂しい
何で赤なんだ...! なんでこんな色なんだよ!!
何で俺だけ.... 何で! 何で!
流れ混んで来た感情にたまらなくなってグレンを見ると、不思議そうに私を見ていた。
どうした?何でそんな泣きそうな顔してんだよ
そう言われて私は自然にグレンを抱きしめていた。
お、おいっ!なんだよ!
「私ね、グレンの紅色好きなの...」
....。
「紅だけじゃなくてこのオレンジ色も好き。なんだかホッとする色だから安心出来るの。」
「群れのガーディ達はあんなこと言ってたけど、私はグレンと会えて幸運だと思った。グレンみたいに優しい子がこれから一緒にいてくれるんだって思ったらとっても頼りになるもの。」
「きっと今までこの色で辛い目にあってきたと思う。この色の事を恨んだこともあったと思うけど...けど、私はこの色が大好きだよ」
そんなこと言うのお前だけだぞ...
そう言うグレンの声はちょっとだけ震えていた気がした。
「改めてこれからよろしくね」
あぁ、よろしくな
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旅に出る前の2人のお話でした。
主人公ちゃんの能力がちらっと出ましたが、本編の中でも出てくると思います。まだグレンには能力のこと話せてないようですね....
本編では話せるのかな?
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