虹色の可能性
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80.鎮魂の街
サンダーとの出会い後、小夜達は発電所で一泊し次の街、シオンタウンへと向かって朝いちばんから歩きだしていた
なぜ、朝いちばんから歩いているかと言うと、グレンとジンの朝練の騒音というおまけのお陰で全員が目を覚ましたからである
「ジンは早起きなんだね」
すまない...オレが早く起きたばっかりに
「うんうん、グレンと2人でバトルの練習してる姿もかっこよかったし、朝から良いもの見れて良かった」
(かっこいいって言われた...照)
たまには朝練をするのもいいかもしれませんね
まぁ、そのお陰で昼前には次の街に着けるんでしょ?
「ここを真っすぐ行ったらシオンタウンだよ」
さっさと行くぞ
なぜか?ジンを慰めながら一行はシオンタウンへと向かっていた
そして、予定通り昼前にはシオンタウンへと到着したのだが...
「なんか暗い街だね...」
なんだよ、怖いのか?
「う、うん...」
「お嬢さん...」
「ひゃっ!」
「おやおや、驚かせてしまったね。大丈夫かい?」
「あっ、すみません...」
小夜に声を掛けてきたのは優しそうなお婆さんだった
「ここへはお参りに来たのかい?」
「お参り...ですか?」
「あぁ、この町はねポケモンタワーがあるんじゃ。そこはポケモン達のお墓があるんじゃよ。」
「ポケモンのお墓...」
「その様子じゃお墓参りというわけではなさそうじゃね。そのウインディーも大切にするんじゃよ...。」
お婆さんはグレンを見ながら、どこか寂しそうにそう言っていた
「はい...。」
お婆さんと別れた小夜は一旦ポケモンセンターへと来ていた。いつものように宿を取ってもらい、オーキド博士から言われていたフジ老人とい人の事をジョーイさんに尋ね、教えてもらった場所へと来ていた
お家にお邪魔するという事で、グレンにはボールの中へ戻ってもらっており、少し心細いながらも小夜は小屋の扉を開けた
「すみません...」
小屋の中に声を掛けるが返事は無く、もう一度声を掛けてみると奥から人が出てきた
「何かね?」
「あ、あの...小夜と言います。オーキド博士からお話を聞いてお邪魔したんですけど...」
「あぁ、お前さんが小夜君か。遠いところまですまないね、こっちにお座り」
そう言った老人はどこかオーキド博士を思わせるような優しい雰囲気をしていると小夜は思っていた
小夜が腰を下ろすと、ポンッと音がしてマリアが出てきた
「マリア?」
「おや、ラルトスかい?」
「はい」
「可愛い子だね、とても大切に育てている事が分かるよ」
「ありがとうございます...」
「...ここはね、捨てられたり傷ついたポケモン達を保護している場所なんだよ」
「おじいちゃん1人でですか?」
「あぁ、でも街の皆も手伝ってくれるからね。大丈夫さ。皆大切に育ててくれる...」
「そうなんですか...」
「....この街はポケモンのお墓があるんだ。ほとんどの人は時々お墓参りに来るんだけど、中にはね、大切なポケモンと離れたくないからといってこの街に住む人もいるんだよ...」
「自分勝手な理由や悲しい理由でここに来る子達は皆、傷ついてるのさ...」
フジ老人の話しを聞きながら小夜はグレン達の事を思っていた
「すまない、しんみりしてしまったね」
「いえ...私、この子達のこと、絶対大切にします...」
「...あぁ、そうしておくれね...。そうだ、庭を見てみるかい?そこにあの子もいるだろうから」
そう言って2人とマリアは庭へと向かって行った
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ポケモンも動物も最後まで大切に育てたいですね...。
サンダーとの出会い後、小夜達は発電所で一泊し次の街、シオンタウンへと向かって朝いちばんから歩きだしていた
なぜ、朝いちばんから歩いているかと言うと、グレンとジンの朝練の騒音というおまけのお陰で全員が目を覚ましたからである
「ジンは早起きなんだね」
すまない...オレが早く起きたばっかりに
「うんうん、グレンと2人でバトルの練習してる姿もかっこよかったし、朝から良いもの見れて良かった」
(かっこいいって言われた...照)
たまには朝練をするのもいいかもしれませんね
まぁ、そのお陰で昼前には次の街に着けるんでしょ?
「ここを真っすぐ行ったらシオンタウンだよ」
さっさと行くぞ
なぜか?ジンを慰めながら一行はシオンタウンへと向かっていた
そして、予定通り昼前にはシオンタウンへと到着したのだが...
「なんか暗い街だね...」
なんだよ、怖いのか?
「う、うん...」
「お嬢さん...」
「ひゃっ!」
「おやおや、驚かせてしまったね。大丈夫かい?」
「あっ、すみません...」
小夜に声を掛けてきたのは優しそうなお婆さんだった
「ここへはお参りに来たのかい?」
「お参り...ですか?」
「あぁ、この町はねポケモンタワーがあるんじゃ。そこはポケモン達のお墓があるんじゃよ。」
「ポケモンのお墓...」
「その様子じゃお墓参りというわけではなさそうじゃね。そのウインディーも大切にするんじゃよ...。」
お婆さんはグレンを見ながら、どこか寂しそうにそう言っていた
「はい...。」
お婆さんと別れた小夜は一旦ポケモンセンターへと来ていた。いつものように宿を取ってもらい、オーキド博士から言われていたフジ老人とい人の事をジョーイさんに尋ね、教えてもらった場所へと来ていた
お家にお邪魔するという事で、グレンにはボールの中へ戻ってもらっており、少し心細いながらも小夜は小屋の扉を開けた
「すみません...」
小屋の中に声を掛けるが返事は無く、もう一度声を掛けてみると奥から人が出てきた
「何かね?」
「あ、あの...小夜と言います。オーキド博士からお話を聞いてお邪魔したんですけど...」
「あぁ、お前さんが小夜君か。遠いところまですまないね、こっちにお座り」
そう言った老人はどこかオーキド博士を思わせるような優しい雰囲気をしていると小夜は思っていた
小夜が腰を下ろすと、ポンッと音がしてマリアが出てきた
「マリア?」
「おや、ラルトスかい?」
「はい」
「可愛い子だね、とても大切に育てている事が分かるよ」
「ありがとうございます...」
「...ここはね、捨てられたり傷ついたポケモン達を保護している場所なんだよ」
「おじいちゃん1人でですか?」
「あぁ、でも街の皆も手伝ってくれるからね。大丈夫さ。皆大切に育ててくれる...」
「そうなんですか...」
「....この街はポケモンのお墓があるんだ。ほとんどの人は時々お墓参りに来るんだけど、中にはね、大切なポケモンと離れたくないからといってこの街に住む人もいるんだよ...」
「自分勝手な理由や悲しい理由でここに来る子達は皆、傷ついてるのさ...」
フジ老人の話しを聞きながら小夜はグレン達の事を思っていた
「すまない、しんみりしてしまったね」
「いえ...私、この子達のこと、絶対大切にします...」
「...あぁ、そうしておくれね...。そうだ、庭を見てみるかい?そこにあの子もいるだろうから」
そう言って2人とマリアは庭へと向かって行った
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ポケモンも動物も最後まで大切に育てたいですね...。