稲妻の出会いへ
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76.騎士
ケンジさん...あんなに焦った顔してどうしたんだろ...
あっ...
そっか、地面が崩れて...
私落ちてるんだ...
ケンジさんも一緒に落ちなくてよかった
このまま落ちたら私...
死んじゃうのかな
せっかく皆と会えたのに...
この世界で生きていけると思ったのに...
まだ...
まだ、死にたくない
皆と一緒にいたい
落ちて行く浮遊感を感じながら小夜がそう強く思った時...
小夜!!
「ナ、イ、ト...?」
必ず...!必ず助けます...!
『ダメ...ナイトまで一緒に死んじゃう...!』
自分を追って落ちてきたナイトを見て、小夜はせめてナイトが地面に叩きつけられないようにと、精一杯抱きしめた。
小夜の思いを感じ取ったナイトはハッとしたように小夜を見ていた。
小夜‼
俺は...必ず小夜を守る‼
その瞬間ナイトの体を淡い光が包みこんだ
小夜...、小夜...
誰かが自分を呼んでる声が聞こえた気がして目を開けると、凛々しい騎士が自分を抱えていた。
「ナイト...?」
大丈夫ですか?
「えっ、うん。あれ...私どうして...‼」
そこまで言った時、小夜はこれまでの事を思い出した。
「ナイト!けがは⁈大丈夫⁈」
小夜、落ち着いて下さい。私は大丈夫です
「そっか...よかった...」
小夜はどこも痛くないですか?
「うん、大丈夫だよ。あっ、もう下ろしていいよ...」
ナイトの質問に答えながら小夜は自分の態勢を思い出して恥ずかしくなっていた。なぜなら、ずっとお姫様抱っこされている状態だからだ。
このままでもいいですよ
「い、いいよ!」
そうですか...
なぜか残念そうな様子で地面に降ろしてくれたナイトを小夜は見惚れていた。
「進化...したんだね」
はい
「かっこいいね、それに、守ってくれてありがとう」
いぇ、こうなる前に地面が緩んでいる事を気づくべきでした...
そのために私が一緒に進んでいたのに...
危険な目に合わせてしまってすみません...
「うんうん、ナイトがいてくれたから助かることが出来たの。もしナイトがいなかったら...」
小夜?
「落ちてる時にね...このまま死んじゃったらって思ったの。別に死ぬ事は怖くない...」
....
「でも、でもね、皆と会えなくなるって思ったらまだ死にたくないって思った。みんなと...みんなとまだ一緒にいたいの...」
そう言いながら小さく体を震わせ、涙を浮かべている小夜を見てナイトはたまらなくなった。
そして、大きくなったその体で小夜を引き寄せると小夜を抱きしめた。
大丈夫です。私達はずっと一緒です。小夜と出会い、名前をもらったあの日から俺は小夜の騎士です。今も、そしてこれからも
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ナイトの進化回でした!かっこいい~♡
ケンジさん...あんなに焦った顔してどうしたんだろ...
あっ...
そっか、地面が崩れて...
私落ちてるんだ...
ケンジさんも一緒に落ちなくてよかった
このまま落ちたら私...
死んじゃうのかな
せっかく皆と会えたのに...
この世界で生きていけると思ったのに...
まだ...
まだ、死にたくない
皆と一緒にいたい
落ちて行く浮遊感を感じながら小夜がそう強く思った時...
小夜!!
「ナ、イ、ト...?」
必ず...!必ず助けます...!
『ダメ...ナイトまで一緒に死んじゃう...!』
自分を追って落ちてきたナイトを見て、小夜はせめてナイトが地面に叩きつけられないようにと、精一杯抱きしめた。
小夜の思いを感じ取ったナイトはハッとしたように小夜を見ていた。
小夜‼
俺は...必ず小夜を守る‼
その瞬間ナイトの体を淡い光が包みこんだ
小夜...、小夜...
誰かが自分を呼んでる声が聞こえた気がして目を開けると、凛々しい騎士が自分を抱えていた。
「ナイト...?」
大丈夫ですか?
「えっ、うん。あれ...私どうして...‼」
そこまで言った時、小夜はこれまでの事を思い出した。
「ナイト!けがは⁈大丈夫⁈」
小夜、落ち着いて下さい。私は大丈夫です
「そっか...よかった...」
小夜はどこも痛くないですか?
「うん、大丈夫だよ。あっ、もう下ろしていいよ...」
ナイトの質問に答えながら小夜は自分の態勢を思い出して恥ずかしくなっていた。なぜなら、ずっとお姫様抱っこされている状態だからだ。
このままでもいいですよ
「い、いいよ!」
そうですか...
なぜか残念そうな様子で地面に降ろしてくれたナイトを小夜は見惚れていた。
「進化...したんだね」
はい
「かっこいいね、それに、守ってくれてありがとう」
いぇ、こうなる前に地面が緩んでいる事を気づくべきでした...
そのために私が一緒に進んでいたのに...
危険な目に合わせてしまってすみません...
「うんうん、ナイトがいてくれたから助かることが出来たの。もしナイトがいなかったら...」
小夜?
「落ちてる時にね...このまま死んじゃったらって思ったの。別に死ぬ事は怖くない...」
....
「でも、でもね、皆と会えなくなるって思ったらまだ死にたくないって思った。みんなと...みんなとまだ一緒にいたいの...」
そう言いながら小さく体を震わせ、涙を浮かべている小夜を見てナイトはたまらなくなった。
そして、大きくなったその体で小夜を引き寄せると小夜を抱きしめた。
大丈夫です。私達はずっと一緒です。小夜と出会い、名前をもらったあの日から俺は小夜の騎士です。今も、そしてこれからも
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ナイトの進化回でした!かっこいい~♡