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68.グレンの進化2
グレンがウインディ に進化した後、2人は皆んなが寝ている所へ戻り夜を過ごしていた。
ガーディの時よりも温かさを感じるグレンの体が気持ちよくて、体を擦寄らせるとグレンの大きくなった尻尾が小夜を包みこみ、そのふわふわした温もりを感じながら夢の中へと落ちていった。
次の日の朝
ちょっと!いつの間に進化してるのよ!
開口一番、グレンの姿を見たマリアが驚いた様に問い詰めていた。
別にいいだろ...
「あ、あのね!昨日の夜にマサキさんからもらったほのおの石で進化したの。皆んな寝てたから起こすのはどうかと思って...」
小夜がオロオロしながらそう伝えるとナイトがグレンを見ながら声を掛けた。
いいんじゃないですか?色々と話せた様ですし
「えっ?」
いえ、何でもないですよ
(あいつ、見てやがったな)
グレンがナイトの方を疑いの眼差しで見ていると、ナイトの口角が上がったのは言わずもがなである。
「皆んな...グレンの進化喜んでくれるよね...?」
小夜が少し心配そうにしながら聞くと、グレンも神妙な面持ちになった。
当たり前でしょ?この前みたいに色の事や私達に迷惑が掛かるとか女々しいこと思ってるんじゃないわよ!男ならしっかりしなさいよね
私も同感ですね。グレン、貴方には私達がいる。私達は仲間です
2人がそれぞれなりの言い方で思いを伝えると、グレンも2人を見据えてしっかり頷いていた。
そんな様子を見ながら小夜には心配な事があった。
それはジンのことである。洞窟でのバトルの際、ジンはグレンの進化について触れていた。もちろん、仲間になりジンの事も信じているが少しだけ気がかりだったのだ。
グレン...あの時はすまなかった
...はぁ?
ジンが突然謝るものだから、全員何のことかと不思議に思った。
いや...洞窟でバトルをした時、あんな風に言って
その言葉を聞いて小夜は洞窟でのバトルを思い出していた。確かジンはこう言っていた。
“その姿でも勝てると思っているなら、お前はオレに勝つことは出来ないぞ”
あの時、オレはお前がガーディの姿のままでも勝てると思ってるんじゃないかと思っていた。自分の力を過信しているんじゃないかと思っていたんだ
オレは小夜に出会うまで自分の力が強すぎる事が恐ろしかった。だから、力を過信してる奴や力をむやみに使おうとする奴の事が好きじゃなかった
でも、お前は違ったんだな。
さっきの話を聞いてお前はお前なりに苦しんで、考えていた事が分かった。
だから、すまなかった
別にお前が謝る事じゃねぇよ...それに、俺は進化しなくてもこいつの事を守ると思ってた事に違いはねぇし...
でも、この姿でこいつの事を守ると決めた
進化したこと、後悔はしねぇよ
グレンは小夜を見てはっきりと言った。
俺はもっと強くなる。だから、力かせよ、ジン
あぁ、一緒に小夜を守ろう
そんな2人の様子を見て、小夜は改めてこの仲間がいてくれてよかったと思うのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マリアの励まし方も、ナイトの陰で見守る感じも、ジンの真っ直ぐな思いも大好き!
グレンがウインディ に進化した後、2人は皆んなが寝ている所へ戻り夜を過ごしていた。
ガーディの時よりも温かさを感じるグレンの体が気持ちよくて、体を擦寄らせるとグレンの大きくなった尻尾が小夜を包みこみ、そのふわふわした温もりを感じながら夢の中へと落ちていった。
次の日の朝
ちょっと!いつの間に進化してるのよ!
開口一番、グレンの姿を見たマリアが驚いた様に問い詰めていた。
別にいいだろ...
「あ、あのね!昨日の夜にマサキさんからもらったほのおの石で進化したの。皆んな寝てたから起こすのはどうかと思って...」
小夜がオロオロしながらそう伝えるとナイトがグレンを見ながら声を掛けた。
いいんじゃないですか?色々と話せた様ですし
「えっ?」
いえ、何でもないですよ
(あいつ、見てやがったな)
グレンがナイトの方を疑いの眼差しで見ていると、ナイトの口角が上がったのは言わずもがなである。
「皆んな...グレンの進化喜んでくれるよね...?」
小夜が少し心配そうにしながら聞くと、グレンも神妙な面持ちになった。
当たり前でしょ?この前みたいに色の事や私達に迷惑が掛かるとか女々しいこと思ってるんじゃないわよ!男ならしっかりしなさいよね
私も同感ですね。グレン、貴方には私達がいる。私達は仲間です
2人がそれぞれなりの言い方で思いを伝えると、グレンも2人を見据えてしっかり頷いていた。
そんな様子を見ながら小夜には心配な事があった。
それはジンのことである。洞窟でのバトルの際、ジンはグレンの進化について触れていた。もちろん、仲間になりジンの事も信じているが少しだけ気がかりだったのだ。
グレン...あの時はすまなかった
...はぁ?
ジンが突然謝るものだから、全員何のことかと不思議に思った。
いや...洞窟でバトルをした時、あんな風に言って
その言葉を聞いて小夜は洞窟でのバトルを思い出していた。確かジンはこう言っていた。
“その姿でも勝てると思っているなら、お前はオレに勝つことは出来ないぞ”
あの時、オレはお前がガーディの姿のままでも勝てると思ってるんじゃないかと思っていた。自分の力を過信しているんじゃないかと思っていたんだ
オレは小夜に出会うまで自分の力が強すぎる事が恐ろしかった。だから、力を過信してる奴や力をむやみに使おうとする奴の事が好きじゃなかった
でも、お前は違ったんだな。
さっきの話を聞いてお前はお前なりに苦しんで、考えていた事が分かった。
だから、すまなかった
別にお前が謝る事じゃねぇよ...それに、俺は進化しなくてもこいつの事を守ると思ってた事に違いはねぇし...
でも、この姿でこいつの事を守ると決めた
進化したこと、後悔はしねぇよ
グレンは小夜を見てはっきりと言った。
俺はもっと強くなる。だから、力かせよ、ジン
あぁ、一緒に小夜を守ろう
そんな2人の様子を見て、小夜は改めてこの仲間がいてくれてよかったと思うのであった。
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マリアの励まし方も、ナイトの陰で見守る感じも、ジンの真っ直ぐな思いも大好き!