ひとりぼっちの君へ
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66.ひとりぼっちの君へ
お前、変わった奴だな...
「そうかな?」
さっきの話しを聞いてオレのこと避けないなんておかしいだろ
「どうして?私は君の力はとっても凄いと思う」
凄い?
「うん。グレンも言ってたけど、その力があれば大切な人や仲間が出来た時に守れるでしょ?そう思ってグレンもあんなこと言ったと思うの。グレンは口がちょっと悪いけど、とっても優しいんだよ」
グレンの方を見るとぷいっと顔を背けていた。
「君には誰かを守れる力がある。きっとこの洞窟にいるポケモンさん達も君のことを頼りにしてるんだよ。だから、さっきのサイドンさんも君の言葉を信じて私達の事を任せたんだと思う...。さっき、1人でいいって言ってたけど、1人は寂しいよね...。」
お前は1人じゃないだろ
「うん。今はグレンやナイト、それにマリアもいてくれる。けどね..私も1人の寂しさは知ってるから...」
お前も1人だったのか...?
「グレン達と会う前は1人だったの...。1人は...寂しい。でもね、今は寂しくないよ!だから、君にもいつか守りたいって思える仲間が出来たらその力で守ってあげてね」
自分の事を優しく見つめてくれる小夜を見てタツベイはある思いが芽生えた。
「あっ、グレンをポケモンセンターに連れて行かなきゃ...!」
別にこんなのケガじゃねぇからわざわざ行かなくてもいい
「えっ!ダメだよ!ほら、一回ハナダシティに戻ろう!」
だから、いいって言ってんだろ
グレンと小夜がわーわ言い合いをしていると、タツベイが小夜に向かって声を掛けた。
なぁ、オレがお前のことを守ってもいいか?
「えっ?」
オレはお前の事を守りたいと思った
「私のことを...?」
お前はオレの事を怖がらない...。お前ならオレのことを受け入れてくれる...そう思えた
だから、オレはお前の事を守りたいと思ったんだ
この力が誰かの為に使えるなら...お前を守るために使いたい
ダメか...?
タツベイの真剣な眼差しに小夜も周りで聞いていたグレン達も、彼が本気で言っているのだと理解した。
「私なんかでいいなら...」
えっ?
「私なんかと一緒に来てくれるなら、嬉しいな。」
そう言って小夜はタツベイを抱き上げた。
「君はもう1人じゃないよ」
その声が、その瞳が、その温もりが優しくてタツベイは心の中から溢れる雫を見られないようにと言葉を綴った。
あぁ...よろしく頼む
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タツベイさんは実はある意味天然なのかもしれません...
お前、変わった奴だな...
「そうかな?」
さっきの話しを聞いてオレのこと避けないなんておかしいだろ
「どうして?私は君の力はとっても凄いと思う」
凄い?
「うん。グレンも言ってたけど、その力があれば大切な人や仲間が出来た時に守れるでしょ?そう思ってグレンもあんなこと言ったと思うの。グレンは口がちょっと悪いけど、とっても優しいんだよ」
グレンの方を見るとぷいっと顔を背けていた。
「君には誰かを守れる力がある。きっとこの洞窟にいるポケモンさん達も君のことを頼りにしてるんだよ。だから、さっきのサイドンさんも君の言葉を信じて私達の事を任せたんだと思う...。さっき、1人でいいって言ってたけど、1人は寂しいよね...。」
お前は1人じゃないだろ
「うん。今はグレンやナイト、それにマリアもいてくれる。けどね..私も1人の寂しさは知ってるから...」
お前も1人だったのか...?
「グレン達と会う前は1人だったの...。1人は...寂しい。でもね、今は寂しくないよ!だから、君にもいつか守りたいって思える仲間が出来たらその力で守ってあげてね」
自分の事を優しく見つめてくれる小夜を見てタツベイはある思いが芽生えた。
「あっ、グレンをポケモンセンターに連れて行かなきゃ...!」
別にこんなのケガじゃねぇからわざわざ行かなくてもいい
「えっ!ダメだよ!ほら、一回ハナダシティに戻ろう!」
だから、いいって言ってんだろ
グレンと小夜がわーわ言い合いをしていると、タツベイが小夜に向かって声を掛けた。
なぁ、オレがお前のことを守ってもいいか?
「えっ?」
オレはお前の事を守りたいと思った
「私のことを...?」
お前はオレの事を怖がらない...。お前ならオレのことを受け入れてくれる...そう思えた
だから、オレはお前の事を守りたいと思ったんだ
この力が誰かの為に使えるなら...お前を守るために使いたい
ダメか...?
タツベイの真剣な眼差しに小夜も周りで聞いていたグレン達も、彼が本気で言っているのだと理解した。
「私なんかでいいなら...」
えっ?
「私なんかと一緒に来てくれるなら、嬉しいな。」
そう言って小夜はタツベイを抱き上げた。
「君はもう1人じゃないよ」
その声が、その瞳が、その温もりが優しくてタツベイは心の中から溢れる雫を見られないようにと言葉を綴った。
あぁ...よろしく頼む
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タツベイさんは実はある意味天然なのかもしれません...