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6.夢の中で
(小夜........。小夜.......。)
『だれ....? 貴方はだぁれ?』
(我名はアルセウス)
『アルセウス......?』
(そう。この世界の創造主。この世界を作った者だ)
『ポケモンの世界を作った....?じゃあ、神様なの?』
(そう呼ぶ人間もいるな)
『アルセウスが私をこの世界に連れてきたの?』
(そうだ。私が小夜をこの世界に連れてきた)
『なんで....? 私はあの時死んじゃったんじゃないの...?』
(そうだ。しかし、あの時お前は 生きたい と願ってくれた。
この世界で生きたいと願ってくれた。
だから私が連れて来た)
『でも、ポケモンの世界は存在しないはずじゃ....。』
(では、お前が今日見たことはなんだ。見た世界は存在していない世界か?)
(自分たちの世界だけが世界という訳ではない。様々な世界が干渉せずに存在しているものだ)
『じゃあ、本当にここはポケモンの世界なんだ...。』
(初めからそう言っているではないか)
『でも、なんで私をここに連れて来てくれたの?』
(お前は昔からこの世界に来たいと思っていただろ?その思いは強く、長く、私の元へと伝わってきていた)
『私....。そんなこと思ったことないよ.....』
(もう、昔のことだからな。あの生活の中でそう願う余裕も無くなっていったのだろう。でも、お前はずっと願ってくれていた。)
(いつか思い出す時が来れば思い出すさ)
『......そうかな......。私、これからどうすればいいの?』
(自分の気持ちが向くまま歩めばいいのだ。 小夜はもう自由なのだから)
『自由........』
(そうだ。自分の気持ちの向くままこの世界で生きればいい。いろんなポケモンに出会うだろう。そのポケモンたちと一緒に生きればいい。)
『私......、上手く生きれるかな......。』
(大丈夫だ。 小夜ならこの世界で生きていけるさ。)
『そうかな....。』
(そのためにちょっとしたプレゼントを我から送ったであろう?)
『プレゼント?』
(ふむ.... 気づいておらんのか?)
『......。もしかして、ポケモンの言葉が分かるのって..... 』
(我からのプレゼントだ。 よきにつかえ。 )
『ありがとうございます.....?』
(さぁ、夜が明けてきた。 また会おう.....)
『また会えるの.....?』
(また会えるさ)
意識が遠のいていくのを小夜は感じながら目が覚める気がした
(小夜......。すまない....。 どうか、あの子を、この世界を救っておくれ......)
目が覚める前にそうアルセウスが言ったような気がした......。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
主人公を連れてきたのはアルセウスさんでした~。お早い登場で。
アルセウスさんは中性的な感じのイメージです。でも、たぶん、意地悪で小悪魔的な性格なのだと思います。 どうなんだろ?
(小夜........。小夜.......。)
『だれ....? 貴方はだぁれ?』
(我名はアルセウス)
『アルセウス......?』
(そう。この世界の創造主。この世界を作った者だ)
『ポケモンの世界を作った....?じゃあ、神様なの?』
(そう呼ぶ人間もいるな)
『アルセウスが私をこの世界に連れてきたの?』
(そうだ。私が小夜をこの世界に連れてきた)
『なんで....? 私はあの時死んじゃったんじゃないの...?』
(そうだ。しかし、あの時お前は 生きたい と願ってくれた。
この世界で生きたいと願ってくれた。
だから私が連れて来た)
『でも、ポケモンの世界は存在しないはずじゃ....。』
(では、お前が今日見たことはなんだ。見た世界は存在していない世界か?)
(自分たちの世界だけが世界という訳ではない。様々な世界が干渉せずに存在しているものだ)
『じゃあ、本当にここはポケモンの世界なんだ...。』
(初めからそう言っているではないか)
『でも、なんで私をここに連れて来てくれたの?』
(お前は昔からこの世界に来たいと思っていただろ?その思いは強く、長く、私の元へと伝わってきていた)
『私....。そんなこと思ったことないよ.....』
(もう、昔のことだからな。あの生活の中でそう願う余裕も無くなっていったのだろう。でも、お前はずっと願ってくれていた。)
(いつか思い出す時が来れば思い出すさ)
『......そうかな......。私、これからどうすればいいの?』
(自分の気持ちが向くまま歩めばいいのだ。 小夜はもう自由なのだから)
『自由........』
(そうだ。自分の気持ちの向くままこの世界で生きればいい。いろんなポケモンに出会うだろう。そのポケモンたちと一緒に生きればいい。)
『私......、上手く生きれるかな......。』
(大丈夫だ。 小夜ならこの世界で生きていけるさ。)
『そうかな....。』
(そのためにちょっとしたプレゼントを我から送ったであろう?)
『プレゼント?』
(ふむ.... 気づいておらんのか?)
『......。もしかして、ポケモンの言葉が分かるのって..... 』
(我からのプレゼントだ。 よきにつかえ。 )
『ありがとうございます.....?』
(さぁ、夜が明けてきた。 また会おう.....)
『また会えるの.....?』
(また会えるさ)
意識が遠のいていくのを小夜は感じながら目が覚める気がした
(小夜......。すまない....。 どうか、あの子を、この世界を救っておくれ......)
目が覚める前にそうアルセウスが言ったような気がした......。
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主人公を連れてきたのはアルセウスさんでした~。お早い登場で。
アルセウスさんは中性的な感じのイメージです。でも、たぶん、意地悪で小悪魔的な性格なのだと思います。 どうなんだろ?