ひとりぼっちの君へ
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59.ハナダの岬と北風の化身
水中バトルショーの次の日、小夜達は次の目的地へと向かうため、カスミ達へ挨拶をしにハナダジムへ訪れていた。
「小夜!今回は本当にありがとね!お陰で助かったわ!今度はバトルや女子会もしましょうね♪」
「こちらこそ、お世話になりました」
「も〜!私たち友達でしょ!敬語はなしよ!」
「カスミさん...うん!またいつか遊びに来てもいい?」
「当たり前でしょ!」
さくら達にも挨拶をし、ジムを出た小夜をカスミは見えなくなるまで手を振って見送っていた。
で、次はどこ行くんだよ
「せっかくだから行けなかったハナダの岬に行ってみようかなと思って」
行く前にカスミに連れていかれたものね
「そうだね」
小夜は苦笑いしながらハナダジムでの日々を思い返していた。
「途中でマサキさんの所に寄って行こうかな。急にあんな事になって、ちゃんと石のお礼も言えてないから」
あいつならショーを見に来てたぞ
「えっ?!マサキさんもあの時ジムに来てたの?」
えぇ、なにやら必死にあやめさんの応援をしていました
「そ、そうなんだ...」
そうこう言っているうちにマサキの小屋に到着したが、小屋は留守のようだった。
よく見てみると、窓辺にボードが掛かっておりそこには“石を探す旅に出てます byマサキ”と書かれていた。
「もう旅に出ちゃったんだ...」
彼は1箇所に留まるようなタイプには見えませんでしたからね
「お礼、ちゃんと言えなかったな...」
またどっかで会うかもしんねぇだろ?
そうよ、きっとまた会えるわ。その時に伝えましょ
「うん、そうだね」
マサキの小屋を後にした小夜達は草を分けながら岬へと進んでいた。
そして、また1歩踏み出したその時、目の前が一気に開けた。
「きれい...」
小夜の目の前には澄んだ青空と、どこまでも広がる海が広がっていた。
マリアとナイトをモンスターボールから出し、4人は岬からの眺めを楽しんでいた。
「こんなに広いんだ...」
どうしたの?
「私、旅をするまで世界がこんなに広いなんて知らなかったの」
そう話す小夜の言葉を3人は静かに聞いていた。
「空ってこんなに青いんだね...それに、いつかあの海に行けたらいいな...」
いつかじゃねぇだろ
「えっ?」
いつかじゃなくて絶対行くぞ、海に
必ず行きましょう
その時はみんなで遊びましょうね
3人の言葉には頷いていた。
ふと、小夜の頬を優しい風が通り過ぎたかと思えば、清らかな空気が周りを包み込んだ。
一瞬強い風が吹き抜け、その風に一瞬目を閉じてしまった小夜が次に目を開けると、そこには北風の化身が凛と佇んでいた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、誰が佇んでいたのでしょうか...
北風の化身と言えば...あのポケモンです*
水中バトルショーの次の日、小夜達は次の目的地へと向かうため、カスミ達へ挨拶をしにハナダジムへ訪れていた。
「小夜!今回は本当にありがとね!お陰で助かったわ!今度はバトルや女子会もしましょうね♪」
「こちらこそ、お世話になりました」
「も〜!私たち友達でしょ!敬語はなしよ!」
「カスミさん...うん!またいつか遊びに来てもいい?」
「当たり前でしょ!」
さくら達にも挨拶をし、ジムを出た小夜をカスミは見えなくなるまで手を振って見送っていた。
で、次はどこ行くんだよ
「せっかくだから行けなかったハナダの岬に行ってみようかなと思って」
行く前にカスミに連れていかれたものね
「そうだね」
小夜は苦笑いしながらハナダジムでの日々を思い返していた。
「途中でマサキさんの所に寄って行こうかな。急にあんな事になって、ちゃんと石のお礼も言えてないから」
あいつならショーを見に来てたぞ
「えっ?!マサキさんもあの時ジムに来てたの?」
えぇ、なにやら必死にあやめさんの応援をしていました
「そ、そうなんだ...」
そうこう言っているうちにマサキの小屋に到着したが、小屋は留守のようだった。
よく見てみると、窓辺にボードが掛かっておりそこには“石を探す旅に出てます byマサキ”と書かれていた。
「もう旅に出ちゃったんだ...」
彼は1箇所に留まるようなタイプには見えませんでしたからね
「お礼、ちゃんと言えなかったな...」
またどっかで会うかもしんねぇだろ?
そうよ、きっとまた会えるわ。その時に伝えましょ
「うん、そうだね」
マサキの小屋を後にした小夜達は草を分けながら岬へと進んでいた。
そして、また1歩踏み出したその時、目の前が一気に開けた。
「きれい...」
小夜の目の前には澄んだ青空と、どこまでも広がる海が広がっていた。
マリアとナイトをモンスターボールから出し、4人は岬からの眺めを楽しんでいた。
「こんなに広いんだ...」
どうしたの?
「私、旅をするまで世界がこんなに広いなんて知らなかったの」
そう話す小夜の言葉を3人は静かに聞いていた。
「空ってこんなに青いんだね...それに、いつかあの海に行けたらいいな...」
いつかじゃねぇだろ
「えっ?」
いつかじゃなくて絶対行くぞ、海に
必ず行きましょう
その時はみんなで遊びましょうね
3人の言葉には頷いていた。
ふと、小夜の頬を優しい風が通り過ぎたかと思えば、清らかな空気が周りを包み込んだ。
一瞬強い風が吹き抜け、その風に一瞬目を閉じてしまった小夜が次に目を開けると、そこには北風の化身が凛と佇んでいた。
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さて、誰が佇んでいたのでしょうか...
北風の化身と言えば...あのポケモンです*