おてんば人魚とお友達に
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56.衣装を決めよう
いよいよ明日が本番となった前日の夜、ポケモンセンターの一室ではカスミによるファッションショーが繰り広げられていた。
「カ、カスミさん、衣装って本当に着なきゃダメですか?」
「当たり前よ!さぁ!どれにする?」
「あの、あんまり肌が出ないやつがいいんですけど...」
「あら、もったいないわよ!さっき私が着て見せたやつにしたら?」
「い、いえ!あんな衣装着れません...」
思い出されるのはビキニタイプの衣装だった。
「そう?じゃあ、これにしたら?」
カスミが提案したのは一見ズボンタイプの衣装ではあるが、上から羽織るベストの様なものと合わさって、さながらチャイナドレスを彷彿とさせるものだった。
「これなら...大丈夫です」
「じゃあ、明日は一緒に頑張りましょうね!」
そう言ってカスミは去っていった。
もっと可愛い衣装にすればよかったのに
「...いいの、それにこの服だって可愛いでしょ?」
なんかあんのか?
「えっ?」
グレンが最初に声をかけたが、3人はなんとなくの 小夜様子がおかしい事に気付いていた。
服、なんかあんだろ
「なんでもないよ...」
小夜はあんまり肌を出したくないの?
マリアのその言葉に 小夜はいい返すことが出来ず、俯いてしまった。
小夜、言いたくない事は無理に聞くつもりはありません。ただ、私達は小夜の事が心配で、何か力になれる事があればと思っているのです。 小夜が私達にそうしてくれた様に
ナイトの言葉を聞いた小夜が顔を上げると、3人は真っ直ぐ小夜の事を見つめていた。
3人の顔を見渡した小夜は覚悟を決めたように、ズボンの裾を持ち膝の高さまで上げた。
ズボンの下から現れた肌を見て3人は言葉を失った。
白い肌にはあまりにも不釣り合いなアザや、火傷の跡のようなものがあったのだ。
酷い...
「カスミさんは...私のこと可愛いって言ってくれたけど、そんな事ないの...。こんなアザや傷跡がたくさんある子なんて可愛くないでしょ?」
そう言う 小夜は悲しみを押し殺すような表情をしていた。
そんなにマリアはそっと近づき両手を包み込んだ。
バカね、 小夜はとっても可愛いじゃない。傷があってもなくても小夜は世界1可愛いわよ
「マリア...」
それに 小夜が着たらなんでも可愛くなるに決まってるんだから
そう言ってマリアは優しく笑っていた。
「ありがとう。マリア、明日は一緒に頑張ろうね」
えぇ、私がいるから大丈夫よ!
「グレンとナイトも明日は見てくれる?」
もちろん、見させて頂きますよ
仕方ねぇからみ見てやるよ
「明日、頑張るね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主人公ちゃんの過去話しでした。
さぁ!次はいよいよバトルショーのお話です!
でも...コンビネーションって難しいです....
いよいよ明日が本番となった前日の夜、ポケモンセンターの一室ではカスミによるファッションショーが繰り広げられていた。
「カ、カスミさん、衣装って本当に着なきゃダメですか?」
「当たり前よ!さぁ!どれにする?」
「あの、あんまり肌が出ないやつがいいんですけど...」
「あら、もったいないわよ!さっき私が着て見せたやつにしたら?」
「い、いえ!あんな衣装着れません...」
思い出されるのはビキニタイプの衣装だった。
「そう?じゃあ、これにしたら?」
カスミが提案したのは一見ズボンタイプの衣装ではあるが、上から羽織るベストの様なものと合わさって、さながらチャイナドレスを彷彿とさせるものだった。
「これなら...大丈夫です」
「じゃあ、明日は一緒に頑張りましょうね!」
そう言ってカスミは去っていった。
もっと可愛い衣装にすればよかったのに
「...いいの、それにこの服だって可愛いでしょ?」
なんかあんのか?
「えっ?」
グレンが最初に声をかけたが、3人はなんとなくの 小夜様子がおかしい事に気付いていた。
服、なんかあんだろ
「なんでもないよ...」
小夜はあんまり肌を出したくないの?
マリアのその言葉に 小夜はいい返すことが出来ず、俯いてしまった。
小夜、言いたくない事は無理に聞くつもりはありません。ただ、私達は小夜の事が心配で、何か力になれる事があればと思っているのです。 小夜が私達にそうしてくれた様に
ナイトの言葉を聞いた小夜が顔を上げると、3人は真っ直ぐ小夜の事を見つめていた。
3人の顔を見渡した小夜は覚悟を決めたように、ズボンの裾を持ち膝の高さまで上げた。
ズボンの下から現れた肌を見て3人は言葉を失った。
白い肌にはあまりにも不釣り合いなアザや、火傷の跡のようなものがあったのだ。
酷い...
「カスミさんは...私のこと可愛いって言ってくれたけど、そんな事ないの...。こんなアザや傷跡がたくさんある子なんて可愛くないでしょ?」
そう言う 小夜は悲しみを押し殺すような表情をしていた。
そんなにマリアはそっと近づき両手を包み込んだ。
バカね、 小夜はとっても可愛いじゃない。傷があってもなくても小夜は世界1可愛いわよ
「マリア...」
それに 小夜が着たらなんでも可愛くなるに決まってるんだから
そう言ってマリアは優しく笑っていた。
「ありがとう。マリア、明日は一緒に頑張ろうね」
えぇ、私がいるから大丈夫よ!
「グレンとナイトも明日は見てくれる?」
もちろん、見させて頂きますよ
仕方ねぇからみ見てやるよ
「明日、頑張るね」
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主人公ちゃんの過去話しでした。
さぁ!次はいよいよバトルショーのお話です!
でも...コンビネーションって難しいです....