おてんば人魚とお友達に

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52.進化の石

「綺麗...」

「これはみずの石と言うんだ」

「みずの石...?」

「そうだよ。これは進化の石の一種なんだ」

「進化の石...ですか?」

「うん。進化の石と言うのは、その名の通り特定のポケモンが進化する為に必要な石なんだ。みずの石の他にもほのお、かみなり、こおり、リーフなど色んな種類の石があるんだよ」

「へぇ~」

「僕はこの進化の石について調べているんだ。どのポケモンにどの石が合うのか、どこで取れるのか、他にはどんな石があるのかとかね」

「そうなんですか。たくさん教えてくれてありがとうございます。」

「さっき助けてくれたからね、それに石について知ってくれる人が増えるのはいいことだし。そうだ、ポケモン達にお礼をしてなかったね」

そう言ってマサキはポケモンフーズを出してくれた。

小夜がまだ外に出ていないナイトを出すとマサキは「おや、リオルだね」と呟いたが、それ以上なにかを言ってくることは無く「可愛いね」と3人を眺めていた。

その姿を見て小夜はマサキは悪い人では無いと直感的に感じた。




小夜ちゃん達は旅をしてるのかい?」

「はい。ニビシティでハナダの岬が綺麗だって教えてもらったので来てみたんです」

「そうか。旅をしてるならイーブイってポケモン見たことあるかな?」

「イーブイですか...?」

「そうそう、僕が今研究したいポケモンなんだよね~!」

「そうなんですか」

小夜はマサキの言ったイーブイというポケモンが気になって、図鑑で調べてみる事にした。

「このポケモンですか?」

図鑑に表示されたポケモンをマサキに見せると、目をキラキラさせて図鑑を覗き込んでいた。


「そうだよ!!このポケモン!」

「この子もどれかの石で進化するんですか?」

「ふ、ふ、ふ...!よくぞ聞いてくれたね!何を隠そうイーブイは3つの石で進化する姿が変わるんだ!!」

「み、3つの姿ですか?」

マサキの迫力にやや引きながらも小夜は気になった単語について聞いてみた。

「そうだよ!イーブイは遺伝子が不安定と言われていてね。環境などによって色んな姿に変わるそうなんだよ。そして!!進化の石で変わるのは、水・火・電気の3つなんだ!!」

「いつかイーブイが進化の石で進化する様子や進化後の姿を見るのが夢なんだよ~!!」

そういうマサキはどこか夢心地の様子で話していた。

その後も、進化の石についてマサキは熱心に話していた。

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勝手にマサキさんのイメージを作ってしまいました...。
マサキさんが好きな方...すみません((+_+))
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