可愛い女の子との出会い
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43.傷だらけの女の子
小夜が向かった先には、岩にもたれ掛かるようにして表情を歪ませているポケモンがいた。
「っ!助けてって聞こえたのはこの子だと思う!」
こっちじゃ見ねぇポケモンだぞ
彼女もルナトーン達と同じようにホウエンや違う地方から来たのでしょうか?それにしても酷い怪我です...!
「早くポケモンセンターに連れて行かなきゃ!」
しかし、センターまではもう少し距離があったはず...
「どうしよう... あっ!確かオレンの実があったよね!」
あったけど、どうすんだよ
「タケシさんに教えてもらったの!!」
そう言うと小夜はリュックからオレンの実と薬草を煎じる時に使うような道具を取り出した。
そして、オレンの実を細かく煎じなが時折はちみつのような物を混ぜていき、とろっとした状態になると傷だらけのポケモンに持って行った。
「これを飲めば少しは元気になるはずだから...ちょっとでもいいから飲める?」
そう声を掛けるとポケモンは小さく口を開いた。
「っ!そうだよ!頑張って!ちょっとでもいいからね!」
その後、ポケモンを抱いた小夜は出来る限りの力を振り絞って足を動かし、山を下りて行った。
しばらく走ると街並みが現れ、ポケモンセンターを見つけると急いで駆け込んだ。
勢いよく入って来た小夜にジョーイは驚いたようだが、抱いているポケモンを見るとすぐに表情が険しくなり、急いで治療室へと向かって行った。
「はぁ、はぁ、はぁ...」
大丈夫ですか?
「う、うん...」
お前、あんなに走れたんだな
「こんなにたくさん走ったの初めてだよ」
小夜は苦笑いをしながらそう答えた。
しかし、彼女はどうしたんでしょうね。あのケガはバトルをしたとしか考えられませんが
あのいけ好かないロケット団ってやつらに襲われたのかもな。
ルナトーン達と同じように逃げてきたのだとしたら、やはりホウエン地方のポケモンでしょうか
「あの子大丈夫かな...」
とりあえず、目を覚ましてから本人に聞いてみるとしましょう
ナイトがそう言った時、治療室の扉が開いた。
「ラルトスはもう大丈夫ですよ」
「ラルトス...ですか?」
「あら、あなたあのポケモンがラルトスって知らなかったの?」
「はい...。おつきみ山を下っている時にケガをしているところを見つけて...」
「そうだったの。あの子はラルトスよ。本来の生息地はホウエン地方だからカントーにいるのは珍しいわね」
そう教えてくれたジョーイさんにおつきみ山での出来事を伝えると、ジュンサ—さんを呼んでくれた。
「それにしても、あなたの処置が良かったわ。オレンの実で少し体力が回復していたから、しばらく休めば目を覚ますと思うわよ」
「よ、よかったです。教えてもらった煎じ方法だったんですけど初めて作ったので」
「あの子を助けてくれてありがとうね。ジュンサ—さんはもうしばらくして来ると思うから、それまでゆっくりしておいてね。それに、あなたの治療もしなきゃ」
「えっ?」
「さっきからあなたのポケモンがあなたの足を気にしてるんだけど、どこかケガをしてるじゃないの?」
そう言われて靴を脱いでみると豆がつぶれて少し血が滲んでいた。
「あっ...」
「さぁ、いらっしゃい。手当しましょうね」
小夜はジョーイさんに連れられて治療室へと向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新しい子はラルトスでした*
小夜が向かった先には、岩にもたれ掛かるようにして表情を歪ませているポケモンがいた。
「っ!助けてって聞こえたのはこの子だと思う!」
こっちじゃ見ねぇポケモンだぞ
彼女もルナトーン達と同じようにホウエンや違う地方から来たのでしょうか?それにしても酷い怪我です...!
「早くポケモンセンターに連れて行かなきゃ!」
しかし、センターまではもう少し距離があったはず...
「どうしよう... あっ!確かオレンの実があったよね!」
あったけど、どうすんだよ
「タケシさんに教えてもらったの!!」
そう言うと小夜はリュックからオレンの実と薬草を煎じる時に使うような道具を取り出した。
そして、オレンの実を細かく煎じなが時折はちみつのような物を混ぜていき、とろっとした状態になると傷だらけのポケモンに持って行った。
「これを飲めば少しは元気になるはずだから...ちょっとでもいいから飲める?」
そう声を掛けるとポケモンは小さく口を開いた。
「っ!そうだよ!頑張って!ちょっとでもいいからね!」
その後、ポケモンを抱いた小夜は出来る限りの力を振り絞って足を動かし、山を下りて行った。
しばらく走ると街並みが現れ、ポケモンセンターを見つけると急いで駆け込んだ。
勢いよく入って来た小夜にジョーイは驚いたようだが、抱いているポケモンを見るとすぐに表情が険しくなり、急いで治療室へと向かって行った。
「はぁ、はぁ、はぁ...」
大丈夫ですか?
「う、うん...」
お前、あんなに走れたんだな
「こんなにたくさん走ったの初めてだよ」
小夜は苦笑いをしながらそう答えた。
しかし、彼女はどうしたんでしょうね。あのケガはバトルをしたとしか考えられませんが
あのいけ好かないロケット団ってやつらに襲われたのかもな。
ルナトーン達と同じように逃げてきたのだとしたら、やはりホウエン地方のポケモンでしょうか
「あの子大丈夫かな...」
とりあえず、目を覚ましてから本人に聞いてみるとしましょう
ナイトがそう言った時、治療室の扉が開いた。
「ラルトスはもう大丈夫ですよ」
「ラルトス...ですか?」
「あら、あなたあのポケモンがラルトスって知らなかったの?」
「はい...。おつきみ山を下っている時にケガをしているところを見つけて...」
「そうだったの。あの子はラルトスよ。本来の生息地はホウエン地方だからカントーにいるのは珍しいわね」
そう教えてくれたジョーイさんにおつきみ山での出来事を伝えると、ジュンサ—さんを呼んでくれた。
「それにしても、あなたの処置が良かったわ。オレンの実で少し体力が回復していたから、しばらく休めば目を覚ますと思うわよ」
「よ、よかったです。教えてもらった煎じ方法だったんですけど初めて作ったので」
「あの子を助けてくれてありがとうね。ジュンサ—さんはもうしばらくして来ると思うから、それまでゆっくりしておいてね。それに、あなたの治療もしなきゃ」
「えっ?」
「さっきからあなたのポケモンがあなたの足を気にしてるんだけど、どこかケガをしてるじゃないの?」
そう言われて靴を脱いでみると豆がつぶれて少し血が滲んでいた。
「あっ...」
「さぁ、いらっしゃい。手当しましょうね」
小夜はジョーイさんに連れられて治療室へと向かった。
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新しい子はラルトスでした*