おつきみ山編
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42.おつきみ山の出会い
ところで、貴方がたはこれからどうするのですか?ホウエンに戻るのですか?
ナイトがソルロックに向かって訪ねると、ソルロックとルナトーンはしばらく考えた後言葉を紡いだ。
もうしばらく、こちらでお世話になると思います。奴らが来た事を考えれば、ピクシー殿達にも迷惑がかかるのでここから立ち去った方がいいのかもしれないですが...
あいにく、ゆくあてが無いもので...
ソルロックは少し寂しそうにそう呟いた。
あら、私達の事はお気になさらず。それに、今回のことであの人間達も私たちが場所を変えたと思うでしょうから。
灯台もと暗しってやつですわ
ソルロックの話しを聞いていたピクシーがウインクをしながら声をかけた
「私もジュンサーさんに今日の事を伝えて、見回りをお願いしますね。後、山向こうにある二ビシティのジムリーダーさんでタケシさんと言う人がいます。その方もいい人だから力になってくれると思います。」
「これくらいしか出来なくてごめんなさい...」
謝んなよ、お前は俺たちを庇おうとして戦ってくれた。そんな人間もいるって分かっただけで少しはマシな気分だ。それに、酷い事言って悪かったな
ルナトーンがそう言って謝ってくると、小夜は頭を勢いよく横にブンブンと振った。
「あっ、あの時は私こそ酷い言い方してごめんなさいっ!」
いや、お前がそいつらの事大切に思ってるって分かったよ。
お前ら幸せもんだな
そうソルロックがグレンとナイトを見ると、グレンは恥ずかしそうにそっぽを向いており、ナイトは誇らしげに頷いていた。
さて、皆さん、今日はもう夜も遅いですからお開きとしましょう。貴女方も今日はここで野宿をした方がいいですわ。夜の下山は命取りですわよ。
一段落した頃合を見計らったようにピクシーが声をかけると、それぞれ寝床へと帰って行った。小夜達はピクシーの言う通り、おつきみ山で1晩過ごし事にしたのだった。
次の日
朝日が顔を出す頃小夜は目を覚ました。
隣にはグレンが丸まって寝ており、昨日のことが夢ではなかったかと錯覚する程、穏やかな朝を迎えていた。
しばらくするとグレンやナイトも目を覚まし、続々とピクシーやピッピ、ソルロック達が集まってきた。
次に目指す場所を聞かれ、ハナダシティだと伝えればピクシー達が道を教えてくれた。そして、必ずジュンサーさん達に報告をするとソルロックとルナトーンに約束をすれば、“信じている”と言ってくれた事に小夜の胸はジーンと暖かな気持ちが広がっていた。
皆が見えなくなるまで手を振って別れた小夜にグレンが転ぶなよと軽く声をかけたのは言わずもがなであった。
ルナトーン達と別れた後、小夜達はハナダシティーへと向かうべく山を降りていた。
グレンのナビのお陰で順調に進み、もう少し下れば山を下りると言うところで は何か不思議な感覚を覚えた。
『なに...?誰かの声が聞こえる...』
だ、れっか
い たい
た すっけ て
『っ!助けを求めてる!』
小夜の様子がおかしいとこに気づいたグレンが声をかけようとした時、小夜は走り出した。
おいっ!どこ行くんだ!!
「助けてっ!声が聞こえたの!」
走りながらグレンにそう伝え、声を感じた方へ草を掻き分けながら進むと、川の流れている開けた場所に出た。
そして、川の横には大きな岩があり、その岩に寄り掛かるようにして倒れていたのは人型の緑色をした傷だらけのポケモンだった。
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おつきみ山編終了です!
やっと新しい子が登場します*
ところで、貴方がたはこれからどうするのですか?ホウエンに戻るのですか?
ナイトがソルロックに向かって訪ねると、ソルロックとルナトーンはしばらく考えた後言葉を紡いだ。
もうしばらく、こちらでお世話になると思います。奴らが来た事を考えれば、ピクシー殿達にも迷惑がかかるのでここから立ち去った方がいいのかもしれないですが...
あいにく、ゆくあてが無いもので...
ソルロックは少し寂しそうにそう呟いた。
あら、私達の事はお気になさらず。それに、今回のことであの人間達も私たちが場所を変えたと思うでしょうから。
灯台もと暗しってやつですわ
ソルロックの話しを聞いていたピクシーがウインクをしながら声をかけた
「私もジュンサーさんに今日の事を伝えて、見回りをお願いしますね。後、山向こうにある二ビシティのジムリーダーさんでタケシさんと言う人がいます。その方もいい人だから力になってくれると思います。」
「これくらいしか出来なくてごめんなさい...」
謝んなよ、お前は俺たちを庇おうとして戦ってくれた。そんな人間もいるって分かっただけで少しはマシな気分だ。それに、酷い事言って悪かったな
ルナトーンがそう言って謝ってくると、小夜は頭を勢いよく横にブンブンと振った。
「あっ、あの時は私こそ酷い言い方してごめんなさいっ!」
いや、お前がそいつらの事大切に思ってるって分かったよ。
お前ら幸せもんだな
そうソルロックがグレンとナイトを見ると、グレンは恥ずかしそうにそっぽを向いており、ナイトは誇らしげに頷いていた。
さて、皆さん、今日はもう夜も遅いですからお開きとしましょう。貴女方も今日はここで野宿をした方がいいですわ。夜の下山は命取りですわよ。
一段落した頃合を見計らったようにピクシーが声をかけると、それぞれ寝床へと帰って行った。小夜達はピクシーの言う通り、おつきみ山で1晩過ごし事にしたのだった。
次の日
朝日が顔を出す頃小夜は目を覚ました。
隣にはグレンが丸まって寝ており、昨日のことが夢ではなかったかと錯覚する程、穏やかな朝を迎えていた。
しばらくするとグレンやナイトも目を覚まし、続々とピクシーやピッピ、ソルロック達が集まってきた。
次に目指す場所を聞かれ、ハナダシティだと伝えればピクシー達が道を教えてくれた。そして、必ずジュンサーさん達に報告をするとソルロックとルナトーンに約束をすれば、“信じている”と言ってくれた事に小夜の胸はジーンと暖かな気持ちが広がっていた。
皆が見えなくなるまで手を振って別れた小夜にグレンが転ぶなよと軽く声をかけたのは言わずもがなであった。
ルナトーン達と別れた後、小夜達はハナダシティーへと向かうべく山を降りていた。
グレンのナビのお陰で順調に進み、もう少し下れば山を下りると言うところで は何か不思議な感覚を覚えた。
『なに...?誰かの声が聞こえる...』
だ、れっか
い たい
た すっけ て
『っ!助けを求めてる!』
小夜の様子がおかしいとこに気づいたグレンが声をかけようとした時、小夜は走り出した。
おいっ!どこ行くんだ!!
「助けてっ!声が聞こえたの!」
走りながらグレンにそう伝え、声を感じた方へ草を掻き分けながら進むと、川の流れている開けた場所に出た。
そして、川の横には大きな岩があり、その岩に寄り掛かるようにして倒れていたのは人型の緑色をした傷だらけのポケモンだった。
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おつきみ山編終了です!
やっと新しい子が登場します*