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15.準備
窓から差し込んだ光が暖かくて目が覚めた小夜は、着替えて部屋から出るとナナミと出くわした
「おはよ~、さぁ、今日はやることがいっぱいあるわよ~!」
そう元気に話すナナミはたくさんの段ボールを運んでいた
「ナナミさん、それなんですか?」
そう小夜が尋ねるとナナミは少し悪い顔をしたように笑って小夜を見た。なんだか嫌な予感がするのを小夜は感じた
「ナナミさん.....。もういいですか....?」
そう力なく尋ねると「まだまだ~次はこれよ!」
そう言って次の洋服を取り出し、小夜に着せていった
ナナミの持っていた段ボールは昔ナナミが使っていた洋服や旅に持って行っていた道具が入っていたらしく、現在、着せ替え人形のように洋服を選んでいる最中なのだ
小夜はされるがままだが、ナナミは「きゃ~!もう天使するぎるわ!」「キュン死にする~!」など言いながら服を合わせている。
それから数時間後・・・・
ナナミの着せ替え人形になり小夜はダウン寸前であった。ナナミはまだやり足りないようであったが、オーキド博士からお叱りを受けて、渋々服をリュックに詰めてくれていた
服の量は段ボール1つ分位あったので、そんなに入らないだろうと思っていたが、なんとこのリュックに全て吸い込まれるように入ってしまった
『どういう仕組みなんだろ....。』そう思ったが聞いても分からないと思い尋ねるのは止めにした
それからナナミはある程度の調理器具や寝袋、傷薬などを詰めてくれた。そして、「ブリーダーとしてのプレゼント」と言って“ポロック”という物を作れるきのみブレンダーときのみを育てる事が出来るきのみプランターをくれた
「ブリーダーとしての私と一緒に生活したことも忘れないでね」
少し寂しそうにナナミは小夜に声を掛けた
「さて、ある程度準備は出来たかの?」
「OKだよ~あとはパートナーのポケモンを決めるだけね」
そう言いながらナナミはガーディを見た
オーキド博士もなんだかソワソワしてガーディを見ている
『?』
「お、おぉ~ それなんじゃがの、小夜は誰か連れていきたいポケモンなどおらんのか?」
そう急に聞かれて彼を見ると目が合った
『でも、私なんかと来たいって思ってるはずないよね....』
「いえ、特には」
「そうかの? じゃあ~この子を連れて行ってくれんか」
そう言って博士がモンスターボールを出そうとした時、ガーディが吠えた。正確には吠えたと感じているのは2人で、私には声が聞こえた。
なんで俺って言わないんだよ!
そう彼は私に向かって怒っていた
ガーディと向き合っていた私にナナミさんが声を掛けた
「ねぇ、小夜ちゃん、この子をパートナーとして一緒に旅に連れて行ってくれない?」
「えっ?」
「きっとね、この子もそう望んでると思うの」
そう言われてガーディを見ると真っすぐ私の事を見ていた。
「私なんかでいいの.....?」
一緒にいってやるよ
その様子を見ていたオーキド博士は口を開いた
「どうやら決まったようじゃな。小夜、これを」
そう言って差し出してきたのはさっき私に差し出そうとしたモンスターボールだった
「それって、ポケモンが入ってるんじゃ....」
「今はまだ入っとらん。じゃが、パートナーにするにはモンスターボールがいるじゃろ?」
博士は優しく笑っていた
「っ、本当にいいんですか?」
「その子をよろしく頼むぞ」
博士からボールを受け取ると、私はガーディと向き合った。
「本当に私でいいの? 私なんかでいいの?」
グダグダ言うなよ、俺がついて来るって言ってんだから!
「っ、よろしくね」
そう言うとガーディはボールに触れて中に入ってくれた
“カチャ”という音が響いていた
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ついにガーディ君がパートナーに!
よかった~
窓から差し込んだ光が暖かくて目が覚めた小夜は、着替えて部屋から出るとナナミと出くわした
「おはよ~、さぁ、今日はやることがいっぱいあるわよ~!」
そう元気に話すナナミはたくさんの段ボールを運んでいた
「ナナミさん、それなんですか?」
そう小夜が尋ねるとナナミは少し悪い顔をしたように笑って小夜を見た。なんだか嫌な予感がするのを小夜は感じた
「ナナミさん.....。もういいですか....?」
そう力なく尋ねると「まだまだ~次はこれよ!」
そう言って次の洋服を取り出し、小夜に着せていった
ナナミの持っていた段ボールは昔ナナミが使っていた洋服や旅に持って行っていた道具が入っていたらしく、現在、着せ替え人形のように洋服を選んでいる最中なのだ
小夜はされるがままだが、ナナミは「きゃ~!もう天使するぎるわ!」「キュン死にする~!」など言いながら服を合わせている。
それから数時間後・・・・
ナナミの着せ替え人形になり小夜はダウン寸前であった。ナナミはまだやり足りないようであったが、オーキド博士からお叱りを受けて、渋々服をリュックに詰めてくれていた
服の量は段ボール1つ分位あったので、そんなに入らないだろうと思っていたが、なんとこのリュックに全て吸い込まれるように入ってしまった
『どういう仕組みなんだろ....。』そう思ったが聞いても分からないと思い尋ねるのは止めにした
それからナナミはある程度の調理器具や寝袋、傷薬などを詰めてくれた。そして、「ブリーダーとしてのプレゼント」と言って“ポロック”という物を作れるきのみブレンダーときのみを育てる事が出来るきのみプランターをくれた
「ブリーダーとしての私と一緒に生活したことも忘れないでね」
少し寂しそうにナナミは小夜に声を掛けた
「さて、ある程度準備は出来たかの?」
「OKだよ~あとはパートナーのポケモンを決めるだけね」
そう言いながらナナミはガーディを見た
オーキド博士もなんだかソワソワしてガーディを見ている
『?』
「お、おぉ~ それなんじゃがの、小夜は誰か連れていきたいポケモンなどおらんのか?」
そう急に聞かれて彼を見ると目が合った
『でも、私なんかと来たいって思ってるはずないよね....』
「いえ、特には」
「そうかの? じゃあ~この子を連れて行ってくれんか」
そう言って博士がモンスターボールを出そうとした時、ガーディが吠えた。正確には吠えたと感じているのは2人で、私には声が聞こえた。
なんで俺って言わないんだよ!
そう彼は私に向かって怒っていた
ガーディと向き合っていた私にナナミさんが声を掛けた
「ねぇ、小夜ちゃん、この子をパートナーとして一緒に旅に連れて行ってくれない?」
「えっ?」
「きっとね、この子もそう望んでると思うの」
そう言われてガーディを見ると真っすぐ私の事を見ていた。
「私なんかでいいの.....?」
一緒にいってやるよ
その様子を見ていたオーキド博士は口を開いた
「どうやら決まったようじゃな。小夜、これを」
そう言って差し出してきたのはさっき私に差し出そうとしたモンスターボールだった
「それって、ポケモンが入ってるんじゃ....」
「今はまだ入っとらん。じゃが、パートナーにするにはモンスターボールがいるじゃろ?」
博士は優しく笑っていた
「っ、本当にいいんですか?」
「その子をよろしく頼むぞ」
博士からボールを受け取ると、私はガーディと向き合った。
「本当に私でいいの? 私なんかでいいの?」
グダグダ言うなよ、俺がついて来るって言ってんだから!
「っ、よろしくね」
そう言うとガーディはボールに触れて中に入ってくれた
“カチャ”という音が響いていた
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ついにガーディ君がパートナーに!
よかった~