故郷とクチバシティ編

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146.クチバジム2


「また、電気タイプに弱いタイプのポケモンか。しかも、水タイプだと?クレイジーなのか?」


「負けませんよ」


「容赦はしないぞ!エレブー、かみなり!」


「ミズキ、ひかりのかべを回りながら出して!」


エレブーの繰り出したかみなりはミズキに向かってきたが、回転しながら繰り出したひかりのかべによって四方へと分散されていった


「いい回避方法だな!だが、それでも少しは体に攻撃が効いてるダロ!」


「ミズキ、大丈夫⁈」


えぇ、大丈夫です!


「アクアリングで回復しながらスピードスター!」


「こっちもスピードスター!」


スピードスター同士が相殺されたことで土煙が立つ中、小夜はミズキに聞こえる程度の声で声をかけた


「ミズキ、エレブーがどこにいるか分かる?」


....はい!気配がわかります!


「OK!土煙が消える前にエレブーに向かってマッドショットよ!」



はい!



小夜の話を聞いたミズキは指示通り土煙が消える前に精神を集中し、エレブーがいる場所に向けてマッドショットを繰り出した



「なに⁈ この煙の中で当てる気か?!」


マチスの動揺とは裏腹に土煙が消えると戦闘不能となったエレブーが倒れていた




「エレブー戦闘不能‼」



「これで最後か...まさか、ここまで追いつめられるとはな...しかし!俺たちは決して下を向かない!そうだろ?Let’s ライチュー!」



「最後はライチュウね...グレン、いける?」


当たり前だ


では、最後お願いしますね


お前、ナイトのやつパクっただろ?


人聞きの悪いこと言わないでくださいよ。あれはナイトに頼んで相手の気配を感じる方法を教えてもらったんです。私はまだまだ弱い...姫の役に立てるように私ももっと強くなろうと思ったんですよ


...まぁ、悪くなかったんじゃねぇか?勝てたんだし


グレン、正直によくやったと褒めてやってはどうですか?ミズキは頑張って特訓したんですから


うっせーな! おい、ミズキ。オレの戦いもよく見とけよ


はい。グレンの戦い、見させてもらいます




「ライチュウ!最初から全力で行くぞ! 10まんボルト!」


「かえんほうしゃで相殺よ!」


「これはどうだ!きあいパンチ!」


「こうそくいどうで避けて!」


「ライチュウ!逃がすなよ!」


「受けて立ちます!グレン!こうそくいどうからのかえんぐるま!」


炎に身を包んだグレンとライチュウがぶつかり合い、煙が上がる中どちらも闘志はそのままににらみ合っていた


「今度はこちらからいきます!グレン、にほんばれ!」


「ほのおの技を上げる気だな?! そうはさせない!次の一発が来る前the endだ!ライチュウ!最大パワーでかみなりだ!」


「グレン!あなをほるで回避して!」


「what?! だが穴の中に逃げてもダメージは食らうぞ!」


「グレンはそんなやわじゃないのでご心配なく!こっちもこれで決めさせてもらいます!ライチュウめがけて穴をほる!」


「ライチュウ避けろ!」


穴から飛び出してきたグレンの攻撃を間一髪のところで交わしたライチュウを見ながら2人の声は揃って言った


「「準備OK!」」


「グレン!オーバーヒート!」







「ライチュウ、戦闘不能! よって勝者 小夜!」



「...まさか、この俺が負けるとはな...。しかし、それだけユー達が強かったということだ。最後のオーバーヒートはいい作戦だった。にほんばれで技の威力を上げただけではなく、太陽の光でライチュウは目が眩んでいたようだからな」


「自然を味方につける...マチスさんが大切にしていることだと聞きました」


「あぁ、オレは軍人だったころ自然の中でポケモンたちと協力していくつもの試練を乗り越えてきた。そうだ!ベイビー、君もいい軍人になれるぞ!このオレと一緒に特訓しようではないか!」


「いや...あ、あの...」


「マチス少佐! いい加減にしてください!」


「ソ、Sorry...。では、改めてクチバジムに勝ったことを証明するこのバッチを進呈するとしよう」


「ありがとうございます!」


「また、いつでも挑戦しに来てくれ!それまでに俺たちもさらに強くなっていよう!」


「はい!」


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やっぱりジム戦を書くのは難しいです...。少しでも分かりやすく書けるよう頑張ります!
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