ふたご島編
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122,天空の散歩
気づいた時には時すでに遅しとはこの事だろう。
きのみを取ろうとした小夜の足場は嫌な音を立てて崩れていた。
『落ちるっ...!』
小夜は体にかかる浮遊感を感じながらギュッと目を閉じた。しかし、体を包んでいた浮遊感はなくなり、その代わりに背中が見えた。
「あなた...ジン?」
小夜、あんまり心配させないでくれ
「えっ?あっ...ごめんね。でも、なんでここに?」
小夜がいないことに気づいて全員で探してたんだ。やっと見つけたと思ったら崖が崩れて落ちていく小夜を見つけたんだ
「そうだったんだ...。それより、ボーマンダに進化したんだね」
小夜はそう言いながらジンの姿を改めて見ていた。
ドラゴンの様な姿をしておりどっしりとした青の体格に赤の翼を生やしているその姿はとてもかっこよかった。そして、眼光や牙は鋭いがその瞳にはジンの優しさを宿していた。
「かっこいいね」
そ、そうか?(照)
「うん。あれ?でも、タツベイの次はコモルーに進化するんじゃ...」
あぁ、元々ボーマンダに進化出来る状態だったけど進化しなかったからな。小夜が落ちる姿を見て焦った
「ごめんね..まだ進化したくなかったんじゃない?」
いや...小夜に抱かれるのも好きだったが、一緒に空を飛べるのも悪くないな...。怖くないか?
「うん。怖くない、ジンと一緒だから怖くないよ」
そうか...、小夜は空を飛びたかったのか?
「えっ?」
いや、船の上でそんなこと言ってたなと思ってな。空が好きなのか?
「...空を飛べたら自由になれるかなって...思ったの」
自由に?
「うん...暗い場所から出たかった。1人は悲しくて..空を飛べたらどこへでも行けるでしょ?あそこから自由になりたかった...」
(あそこって...?)
「でもね、今はそんなことなないよ」
えっ?
「今はジンやみんながいる。それだけで...幸せなの」
小夜...
「いつも一緒にいてくれてありがとね」
ジンは小夜の温もりを感じながらこの小さな温かさを護りたいと強く思った。
小夜、オレたちはいつでも小夜と一緒にいる。そして必ず小夜を護ると誓おう。だから、大丈夫だ
「えっ...?」
小夜は1人じゃない。この旅でグレン達だけではなく小夜だって強くなってる。オレたちはみんなで強くなる。だから、1人で背負わなくていいんだ。
「ジン...」
それにこれからはいつだって空を飛べる。
一緒にどこへでも行ける。小夜の望む場所へ一緒に行こう
「...っ、ジン、ありがとう」
それに空だと小夜と2人になれるしな
そう言ったジンは少し悪い顔をして笑っていた。
「ふふ、そうだね」
さぁ、もう少し空を散歩して帰ろう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これで全員進化しました!
気づいた時には時すでに遅しとはこの事だろう。
きのみを取ろうとした小夜の足場は嫌な音を立てて崩れていた。
『落ちるっ...!』
小夜は体にかかる浮遊感を感じながらギュッと目を閉じた。しかし、体を包んでいた浮遊感はなくなり、その代わりに背中が見えた。
「あなた...ジン?」
小夜、あんまり心配させないでくれ
「えっ?あっ...ごめんね。でも、なんでここに?」
小夜がいないことに気づいて全員で探してたんだ。やっと見つけたと思ったら崖が崩れて落ちていく小夜を見つけたんだ
「そうだったんだ...。それより、ボーマンダに進化したんだね」
小夜はそう言いながらジンの姿を改めて見ていた。
ドラゴンの様な姿をしておりどっしりとした青の体格に赤の翼を生やしているその姿はとてもかっこよかった。そして、眼光や牙は鋭いがその瞳にはジンの優しさを宿していた。
「かっこいいね」
そ、そうか?(照)
「うん。あれ?でも、タツベイの次はコモルーに進化するんじゃ...」
あぁ、元々ボーマンダに進化出来る状態だったけど進化しなかったからな。小夜が落ちる姿を見て焦った
「ごめんね..まだ進化したくなかったんじゃない?」
いや...小夜に抱かれるのも好きだったが、一緒に空を飛べるのも悪くないな...。怖くないか?
「うん。怖くない、ジンと一緒だから怖くないよ」
そうか...、小夜は空を飛びたかったのか?
「えっ?」
いや、船の上でそんなこと言ってたなと思ってな。空が好きなのか?
「...空を飛べたら自由になれるかなって...思ったの」
自由に?
「うん...暗い場所から出たかった。1人は悲しくて..空を飛べたらどこへでも行けるでしょ?あそこから自由になりたかった...」
(あそこって...?)
「でもね、今はそんなことなないよ」
えっ?
「今はジンやみんながいる。それだけで...幸せなの」
小夜...
「いつも一緒にいてくれてありがとね」
ジンは小夜の温もりを感じながらこの小さな温かさを護りたいと強く思った。
小夜、オレたちはいつでも小夜と一緒にいる。そして必ず小夜を護ると誓おう。だから、大丈夫だ
「えっ...?」
小夜は1人じゃない。この旅でグレン達だけではなく小夜だって強くなってる。オレたちはみんなで強くなる。だから、1人で背負わなくていいんだ。
「ジン...」
それにこれからはいつだって空を飛べる。
一緒にどこへでも行ける。小夜の望む場所へ一緒に行こう
「...っ、ジン、ありがとう」
それに空だと小夜と2人になれるしな
そう言ったジンは少し悪い顔をして笑っていた。
「ふふ、そうだね」
さぁ、もう少し空を散歩して帰ろう
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これで全員進化しました!