ふたご島編
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120.月光の中で
雪山での日々を過ごしていた小夜達は今日も特訓や技の腕に磨きをかけていた。
そんな中、特訓に飽きたコアがグレンに雪玉を作って当てた事で、雪のかけあいと言うなの遊びが始まり全員で雪遊びを楽しんでいた。
そして、夜ご飯も食べみんなが寝静まった頃ミズキは空に浮かぶ大きな月を見ていた。
(小夜と出会ってたくさんのことがあったな...こんな風に誰かと旅をしたり仲間が出来たり...)
「ミズキ...?」
小夜...こんな時間にどうしたんですか?
「うん...なんだ眠れなくて。ミズキは月を見てたの?」
はい...それにこれまでの事を考えていました
「今までのこと?」
私は今まで自分に自信がありませんでした。釣り人やトレーナー達には見向きもされないし、仲間達からも体が小さいとバカにされてきた...そんな自分をいつのまにか自分で諦めていたんです
でも...小夜と出会ってこんな自分を認めてくれる人がいるのだと知りました。そして、みんなと出会って旅をして、いつしか強くなりたいと思いました
「強く?」
はい。私を認めて受け入れてくれた小夜を守れるように強くなりたい。他のみんなもそう思っているように、私も小夜を守りたい。
そう言うミズキは小夜を真剣な眼差しで見ていた。
「ミズキ...」
こんな私を受け入れてくれた。そして、ここまで連れて来てくれた...そんな小夜に恩返しがしたいのです
「そんな、恩返しなんていいよ。私が来たくてここに来た。それに私は今のミズキも好きだよ。どんな姿だってミズキに変わりはないと思うの。だから、わたしはどんなミズキも大好きだよ」
小夜...
小夜の言葉を聞いていたミズキは心の中で決意した。
自分を受け入れてくれた小夜を守れるようになろうと。そして、ミロカロスに進化したときはどんなミロカロスよりも美しくなって小夜の側に胸を張っていられる自分になろうと。
そう強く思った時ミズキの体を淡い光が包みこんだ。
「っ!これって...!」
光は強さを増しパッと弾けたと思った次の瞬間、そこにいたのはとても美しいポケモンだった。
「...ミズキ?」
小夜...私、どうなってますか...?
「とっても綺麗だよ」
小夜はそう言いながら水面に視線を移した。ミズキも小夜の視線を追うように水面を見ると、そこにはクリーム色の体を持ち、美しいコーラル色の触覚とターコイズブルーの混じった尾をもった自分の姿だった。そして、月の光を浴びてその姿はより一層神々しくも見えた。
これが...わたし...?
「とっても素敵だね」
ありがとうございます...ほんとに、ありがとう...
ミズキは涙を浮かべながら小夜にお礼を言っていた。
「これからもよろしくね、ミズキ」
はい...!よろしくお願いします!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミズキが進化しました!
ミロカロスって綺麗ですよね~*
雪山での日々を過ごしていた小夜達は今日も特訓や技の腕に磨きをかけていた。
そんな中、特訓に飽きたコアがグレンに雪玉を作って当てた事で、雪のかけあいと言うなの遊びが始まり全員で雪遊びを楽しんでいた。
そして、夜ご飯も食べみんなが寝静まった頃ミズキは空に浮かぶ大きな月を見ていた。
(小夜と出会ってたくさんのことがあったな...こんな風に誰かと旅をしたり仲間が出来たり...)
「ミズキ...?」
小夜...こんな時間にどうしたんですか?
「うん...なんだ眠れなくて。ミズキは月を見てたの?」
はい...それにこれまでの事を考えていました
「今までのこと?」
私は今まで自分に自信がありませんでした。釣り人やトレーナー達には見向きもされないし、仲間達からも体が小さいとバカにされてきた...そんな自分をいつのまにか自分で諦めていたんです
でも...小夜と出会ってこんな自分を認めてくれる人がいるのだと知りました。そして、みんなと出会って旅をして、いつしか強くなりたいと思いました
「強く?」
はい。私を認めて受け入れてくれた小夜を守れるように強くなりたい。他のみんなもそう思っているように、私も小夜を守りたい。
そう言うミズキは小夜を真剣な眼差しで見ていた。
「ミズキ...」
こんな私を受け入れてくれた。そして、ここまで連れて来てくれた...そんな小夜に恩返しがしたいのです
「そんな、恩返しなんていいよ。私が来たくてここに来た。それに私は今のミズキも好きだよ。どんな姿だってミズキに変わりはないと思うの。だから、わたしはどんなミズキも大好きだよ」
小夜...
小夜の言葉を聞いていたミズキは心の中で決意した。
自分を受け入れてくれた小夜を守れるようになろうと。そして、ミロカロスに進化したときはどんなミロカロスよりも美しくなって小夜の側に胸を張っていられる自分になろうと。
そう強く思った時ミズキの体を淡い光が包みこんだ。
「っ!これって...!」
光は強さを増しパッと弾けたと思った次の瞬間、そこにいたのはとても美しいポケモンだった。
「...ミズキ?」
小夜...私、どうなってますか...?
「とっても綺麗だよ」
小夜はそう言いながら水面に視線を移した。ミズキも小夜の視線を追うように水面を見ると、そこにはクリーム色の体を持ち、美しいコーラル色の触覚とターコイズブルーの混じった尾をもった自分の姿だった。そして、月の光を浴びてその姿はより一層神々しくも見えた。
これが...わたし...?
「とっても素敵だね」
ありがとうございます...ほんとに、ありがとう...
ミズキは涙を浮かべながら小夜にお礼を言っていた。
「これからもよろしくね、ミズキ」
はい...!よろしくお願いします!
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ミズキが進化しました!
ミロカロスって綺麗ですよね~*